お答え申し上げます。
まず、委員から今言及のございました一千億ドルという数字ですが、これはこの三年間のIDAの支援予定額、規模でございます。この一千億ドルというものは、全額全てドナー国の貢献に頼っているものではございませんで、IDAは債券市場からも資金調達をいたしますし、また、借入国から過去の貸付けに伴う返済金、こういったものもございますので、そうしたものも最大限活用しまして、ドナー国からの貢献額は一千億ドルのうち二百三十七億ドル、これを予定しているところであります。
IDAのドナーによる貢献額でございますけれども、それはそれぞれの国で、判断で決定するものでございます。
日本の事情でございますけれども、日本は今回のIDAに対する貢献シェアは、ドル建てで見ますと前回の一三・八%から一〇・五%へ低下しているというのは委員の御指摘のとおりでございます。この背景でございますけれども、我が国の厳しい財政事情や前回の増資時と比べて対ドルレートが大幅に円安となっていることを踏まえたものでありますけれども、主要ドナーとして一〇%台のシェアを維持することで日本の貢献努力、低所得国支援に対する日本の変わらぬ姿勢を示したいということでこの一〇%というものを維持したというふうに考えてございます。あくまでも日本の判断ということであります。
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勝部賢志(立憲)
それは非常に分かりやすく説明いただきましたけど、結局、集まったお金でやるしかないという話ですよね。そうすると、アメリカがもし抜けるという話になると、その援助を受けるはずだった、予定をしていた国が援助を受けれないということが起こり得るということですよね。アメリカのこの比率というんでしょうかね、シェアというのは非常に高いと思います。IDAでいうと多分一番ということになりますよね。ですから、非常に影響大きいというふうに思うんですけど。
ちょっとここで、一般的な話で結構なんですが、このシェアというのはどのようにして決まっているのかなと。
あわせて、そのシェア…
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16土土谷晃浩財務省国際局長
IDAを含めます国際開発金融機関における投票権シェアでございますが、これはまさに委員御指摘のとおり、おおむね出資シェアをベースに決まるものでございます。したがいまして、出資が多ければ基本的に投票権シェアが大きくなるということで、国連のような一国一票とは違う制度となっております。
その上でですが、出資シェアの決定につきまして、IDAについて申し上げますと、IDAは三年に一度増資をしておりますが、その都度、まずドナー国と支援対象国との間でIDA支援の全体規模とそのために必要となるドナー全体の貢献目標額に合意します。その上で、各ドナー国がIDAを通じた低所得…
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勝部賢志(立憲)
併せてお伺いしたいんですけれども、今、日本の今回のシェアは一〇・五%とおっしゃいましたが、前回は一三・八%だったと承知をしています。そして、全体の額でいうと千億ドル増資というか増えていると。そういう状況の中で日本のパーセントが、シェアのパーセントが下がっているということは、分母が増えたので、額が変わらないからなのかなと思ってみたり、あるいは何か別な要因があって出資する国が増えたりとか、他が増えたので日本が割合として下がったものなのか、その辺の理由というんでしょうかね、その辺をちょっと教えていただけたらと思います。
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- (上の発言)
18土土谷晃浩財務省国際局長
お答え申し上げます。
まず、委員から今言及のございました一千億ドルという数字ですが、これはこの三年間のIDAの支援予定額、規模でございます。この一千億ドルというものは、全額全てドナー国の貢献に頼っているものではございませんで、IDAは債券市場からも資金調達をいたしますし、また、借入国から過去の貸付けに伴う返済金、こういったものもございますので、そうしたものも最大限活用しまして、ドナー国からの貢献額は一千億ドルのうち二百三十七億ドル、これを予定しているところであります。
IDAのドナーによる貢献額でございますけれども、それはそれぞれの国で、判断で決定するものでございます。
日本の事情でございますけれども、日本は今回のIDAに対する貢献シェアは、ドル建てで見ますと前回の一三・八%から一〇・五%へ低下しているというのは委員の御指摘のとおりでございます。この背景でございますけれども、我が国の厳しい財政事情や前回の増資時と比べて対ドルレートが大幅に円安となっていることを踏まえたものでありますけれども、主要ドナーとして一〇%台のシェアを維持することで日本の貢献努力、低所得国支援に対する日本の変わらぬ姿勢を示したいということでこの一〇%というものを維持したというふうに考えてございます。あくまでも日本の判断ということであります。
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勝部賢志(立憲)
そのシェアの割合というか、出資額を含めて判断はそれぞれの国がするということになって、その国々から集まってきた総額を出して、それを分母にした割合にしていくと、そういう理解でよろしいですか。
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20土土谷晃浩財務省国際局長
はい、まさにその理解で結構でございます。二百三十七億ドルがドナーから集まった金額でございまして、そのうち日本のシェア分があるという、そういう姿であります。
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勝部賢志(立憲)
繰り返しになりますけど、それはアメリカも含めてということですよね。そういうことですよね。分かりました。
それで、この出資の割合と併せて、言ってみればお金も出します、そして影響力を持って口も出します、そして併せて人も出しているということだと思うんですけれど、これも何回かこの委員会でも議論がありましたですが、やっぱりこの各機関に専門の職員を派遣をしていく、このことはそこに関わるドナー国としても責任ある対応として必要なんだという議論だったと思いますし、もっと言えば、日本人の専門職員の拡大の必要性ということは、これは附帯決議などにも書かれてきたことだというふう…
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