上田清司 (国民民主党)

2025年3月24日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 66 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 297 発言)

大臣が言われたとおりでありますが、特に個別事例で、海外交通・都市開発事業支援機構、JOINと言われるものでありますが、この累積損失の大きさからして、その役割や在り方、経営改善等に関する有識者委員会というものが開かれて、ある意味では廃止も含めて議論をされた経過があって、概要を私も読ませていただきました。

そういう中でJOINを見ていきますと、基本的には国際協力銀行やJR東海、三菱重工業、日立製作所、NEC等々も参加して非常に有力な企業も入ってはいるんですが、アメリカのテキサス州のダラス―ヒューストン、三百八十五キロの鉄道事業を起こそうということでありますが、肝腎のテキサス・セントラル社というのが鉄道事業をやったこと一度もないと。で、現地企業出資が全く集まらずに、二〇一七年の間でも着工できなかったと。そして、現地企業の社債も二〇二二年の段階でもう不履行に陥ってしまったと。事業開始から九年、何にも進まなかったと。二〇二四年にもう既に出資金四百十七億が損失計上までされていたと。にもかかわらず、ずるずるとやって、結果的には二〇二四年に九百五十五億の損失を計上してしまったと。

この間の事象を見ると、どこも、何というんでしょうか、一つ一つ丁寧に改善をされたというふうなものが見えない、こんなふうに思いますし、こちらの経営改善委員会、有識者委員会ですね、ここでもやはりそうした御指摘をされているわけであります。順番が異なっていますよと、民間企業よりも先にJOINが出資しておって、民間企業が資金拠出をしない中で出資や三億ドル強の社債引受けをしていると、おかしな順番でもあったと。

先ほど私も申し上げたとおり、同じようなことが言ってあるわけでありますけれども、こうした点について、所轄の国交省としてどのように、この都市開発支援機構、経営改善等に関する有識者委員会などの答申を受け止められたのか、この点についてお伺いしたいと思います。

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