藤巻浩之国土交通省水管理・国土保全局長

2025年4月17日・第217回国会 参議院 国土交通委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 101 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

お答えいたします。

青島委員に御指摘いただきました首都圏外郭放水路、これは中川流域の洪水を防ぐために地底約五十メートルのところに建設された地下放水路でございます。御指摘のとおり、中川の本川、加えて倉松川などの中川の四つの支川、合計五つの河川の洪水を最大で毎秒約二百二十立方メートル、この地下放水路の中に流し込みまして一時的に貯留して、最後には江戸川に安全に排水する治水施設でございます。

この放水路は、平成十四年に部分運用を開始いたしました。それ以降、現在までに合計百四十八回、中川などの洪水を貯留いたしまして周辺の浸水被害の軽減に効果を発揮してきたところでございます。

例えばの例を申し上げますと、中川、綾瀬川流域で約三万戸が浸水いたしました昭和五十七年九月の洪水、そういった大洪水があったわけでございますが、その際と同じぐらいの豪雨に見舞われたのが令和元年の東日本台風のときでございます。このときには、先ほど申し上げました五つの河川からこの地下放水路に合計で約一千二百万立方メートルの洪水を一時的に流し込み、貯留いたしまして、その後、江戸川に安全に排水することができました。これを三郷排水機場などの施設と相まって、先ほど申し上げた昭和五十七年九月の洪水の際は三万戸つかったわけでございますが、その浸水戸数を約九割軽減することができたところでございます。

以上でございます。

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