お答えいたします。
青島委員に御指摘いただきました首都圏外郭放水路、これは中川流域の洪水を防ぐために地底約五十メートルのところに建設された地下放水路でございます。御指摘のとおり、中川の本川、加えて倉松川などの中川の四つの支川、合計五つの河川の洪水を最大で毎秒約二百二十立方メートル、この地下放水路の中に流し込みまして一時的に貯留して、最後には江戸川に安全に排水する治水施設でございます。
この放水路は、平成十四年に部分運用を開始いたしました。それ以降、現在までに合計百四十八回、中川などの洪水を貯留いたしまして周辺の浸水被害の軽減に効果を発揮してきたところでございます。
例えばの例を申し上げますと、中川、綾瀬川流域で約三万戸が浸水いたしました昭和五十七年九月の洪水、そういった大洪水があったわけでございますが、その際と同じぐらいの豪雨に見舞われたのが令和元年の東日本台風のときでございます。このときには、先ほど申し上げました五つの河川からこの地下放水路に合計で約一千二百万立方メートルの洪水を一時的に流し込み、貯留いたしまして、その後、江戸川に安全に排水することができました。これを三郷排水機場などの施設と相まって、先ほど申し上げた昭和五十七年九月の洪水の際は三万戸つかったわけでございますが、その浸水戸数を約九割軽減することができたところでございます。
以上でございます。
98
青島健太(維新)
燃えたのはもちろん山にある木ですから、これは木材でもありますし、大変な財産というか価値も失われるわけでありまして、ただ、皆さんもお感じになっていると思いますが、一旦山に火が付くともうなかなか止められない。海外でもよく映像で見るシーンでありますけれども、本当に大きな被害が出ます。この山火事も、一つにはやはり雨が少なかったというお話がありました。裏を返すと、非常に乾燥していたという状態。これはまた昨今の気象変動のまた一つの影響なのかどうか、これ私が判断するわけにはいきませんけれども、そういう影響がありそうだということで、ここ一つ、ちょっとそれはとどめさせてい…
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99野野村竜一気象庁長官
委員御指摘のとおり、短時間の大雨に対しまして、気象庁では、令和四年度より、線状降水帯による大雨の可能性が高いことが予想された場合、半日程度前からその呼びかけを行っているところでございます。
その精度でございますけれども、令和六年、昨年の出水期、雨の時期の実績は、線状降水帯の呼びかけをしたうち実際に発生した割合というのは八十一回中八回で、残念ながら一〇%ということでございます。一方、同じ呼びかけをしたうち三時間降水量が百ミリ以上の大雨となった場合、線状降水帯となった場合、ならない場合、どっちにしても、三時間で百ミリ以上の大雨となった回数はこの八回を含めて…
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100
青島健太(維新)
去年の夏に、気象庁、虎ノ門にお邪魔させていただきまして、最新のいろいろなものを見せていただきました。大分秘密というか、どこでも写真撮っていいというわけではなかった場所でしたので持ち帰ってはいないんですが、今お話出たスーパーコンピューター等々で以前よりは格段に予測の確率といいますか上がっているというところを伺ったんですが、でも、今の数字を聞きますと、まだまだ、もっともっと頑張っていただかなきゃならないという数字のようにも思います。
さて、今度は大雨、集中豪雨、ゲリラ豪雨等に対しての備えの部分なんですが、資料をちょっと用意させていただきましたけれども、御覧…
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- (上の発言)
101藤藤巻浩之国土交通省水管理・国土保全局長
お答えいたします。
青島委員に御指摘いただきました首都圏外郭放水路、これは中川流域の洪水を防ぐために地底約五十メートルのところに建設された地下放水路でございます。御指摘のとおり、中川の本川、加えて倉松川などの中川の四つの支川、合計五つの河川の洪水を最大で毎秒約二百二十立方メートル、この地下放水路の中に流し込みまして一時的に貯留して、最後には江戸川に安全に排水する治水施設でございます。
この放水路は、平成十四年に部分運用を開始いたしました。それ以降、現在までに合計百四十八回、中川などの洪水を貯留いたしまして周辺の浸水被害の軽減に効果を発揮してきたところでございます。
例えばの例を申し上げますと、中川、綾瀬川流域で約三万戸が浸水いたしました昭和五十七年九月の洪水、そういった大洪水があったわけでございますが、その際と同じぐらいの豪雨に見舞われたのが令和元年の東日本台風のときでございます。このときには、先ほど申し上げました五つの河川からこの地下放水路に合計で約一千二百万立方メートルの洪水を一時的に流し込み、貯留いたしまして、その後、江戸川に安全に排水することができました。これを三郷排水機場などの施設と相まって、先ほど申し上げた昭和五十七年九月の洪水の際は三万戸つかったわけでございますが、その浸水戸数を約九割軽減することができたところでございます。
以上でございます。
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青島健太(維新)
こうしたものがあれば、洪水も大分避けることができると。ただ、どこでもこれ造ればいい、あるいはそういうスケールのものじゃありませんので、ただ、工夫次第ではいろいろな対応ができるというまさに象徴だというふうに受け止めております。
さて、ずっといろんな気象現象、大急ぎでちょっと紹介させていただきましたけれども、でも、そもそものいろんな現象の根幹にあるのはこういうことなんだろうという核心の質問をちょっとさせていただこうと思います。
将来の気候を予測する際によく使われております二度上昇シナリオというのと四度上昇シナリオというのがございます。これ、IPCC、政府…
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103野野村竜一気象庁長官
これらシナリオは、委員御指摘のとおり、IPCCで使われた、要するに将来のCO2の状況とか地球温暖化をもたらす、そのいろんな排出ガスの状況がこうなるというシナリオですね、前提として与えられるものでございます。
我々、日本の気候変動については、文部科学省と共同で取りまとめた報告書、日本の気候変動二〇二五という報告書をこの三月に公表しておりますけれども、ここで扱われている将来予測としては、二つのシナリオを設定しております。一つは、パリ協定の目標が達成されるような世界になるという状況の二度上昇シナリオ、それからもう一つは、追加的なグリーンハウスガスを減らす対策…
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青島健太(維新)
こちらも資料を用意させていただきました。二枚目になります。
今長官からもお話もありましたが、将来の予測まとめというところでございますが、まあこの絵は、イラストもかわいらしくて、どんだけ深刻なことが起こるんだというのと比べますと、随分かわいらし過ぎるような気が私はしてしまいます。
今お話あったところ、例えば激しい雨が増えるというところ、黄色が二度上昇で、赤が四度上昇でありますけれども、大雨が降る、まあざっくり言うと、可能性は、四度上昇ですと今よりも更に二七%ぐらいも増えるというところでございます。台風も増えれば、沿岸の海面の水位も上がる。一番ショッキン…
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