野村竜一気象庁長官

2025年4月17日・第217回国会 参議院 国土交通委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 99 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)

委員御指摘のとおり、短時間の大雨に対しまして、気象庁では、令和四年度より、線状降水帯による大雨の可能性が高いことが予想された場合、半日程度前からその呼びかけを行っているところでございます。

その精度でございますけれども、令和六年、昨年の出水期、雨の時期の実績は、線状降水帯の呼びかけをしたうち実際に発生した割合というのは八十一回中八回で、残念ながら一〇%ということでございます。一方、同じ呼びかけをしたうち三時間降水量が百ミリ以上の大雨となった場合、線状降水帯となった場合、ならない場合、どっちにしても、三時間で百ミリ以上の大雨となった回数はこの八回を含めて三十五回で、割合としては四三%行っております。

そういう意味で、短時間で狭い範囲で降る雨の精度というのはなかなか厳しいものがございますけれども、線状降水帯そのものについては厳しい結果となっておりますけれども、やはり線状降水帯が予測されるような場合は、短時間の大雨、線状降水帯にならなくてもなっておりますので、この情報を気を付けて聞いていただければと思うところでございます。

ただ、気象庁といたしましては、この精度で満足せず、更に高める必要があると考えておりますので、次の静止気象衛星「ひまわり」等による観測機能の強化や、それからスーパーコンピューター等を活用した予測技術の高度化を進めてまいりたいと考えております。

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