これらシナリオは、委員御指摘のとおり、IPCCで使われた、要するに将来のCO2の状況とか地球温暖化をもたらす、そのいろんな排出ガスの状況がこうなるというシナリオですね、前提として与えられるものでございます。
我々、日本の気候変動については、文部科学省と共同で取りまとめた報告書、日本の気候変動二〇二五という報告書をこの三月に公表しておりますけれども、ここで扱われている将来予測としては、二つのシナリオを設定しております。一つは、パリ協定の目標が達成されるような世界になるという状況の二度上昇シナリオ、それからもう一つは、追加的なグリーンハウスガスを減らす対策、緩和策を取られなかった場合、これを四度上昇シナリオと呼んでおりますけれども、それぞれ二つのシナリオに基づいた予測をしているというところでございます。
その結果でございますけれども、二十世紀を基準に今世紀末の状況を見ますと、日本全体の年平均気温は、二度上昇シナリオにおいては約一・四度の上昇に抑えられますけれども、四度上昇シナリオにおいては約四・五度上昇してしまうという予測となっております。また、雨に関しまして、一時間当たり五十ミリ以上の非常に激しい雨が降る頻度に関しましては、二度上昇シナリオでは約一・八倍に増加するとなっておりますけど、四度上昇シナリオで進むと約三・〇倍に増加してしまうという結果となっております。このように、気候変動の進行に伴いまして、大雨や高温などの極端な気象現象の発生頻度や強度が増加すると予測されているところでございます。
気象庁といたしましては、気候変動の監視や予測を充実強化するとともに、このような日本の気候変動二〇二五のような報告書を用いて情報発信に努めてまいりたいと思います。
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青島健太(維新)
去年の夏に、気象庁、虎ノ門にお邪魔させていただきまして、最新のいろいろなものを見せていただきました。大分秘密というか、どこでも写真撮っていいというわけではなかった場所でしたので持ち帰ってはいないんですが、今お話出たスーパーコンピューター等々で以前よりは格段に予測の確率といいますか上がっているというところを伺ったんですが、でも、今の数字を聞きますと、まだまだ、もっともっと頑張っていただかなきゃならないという数字のようにも思います。
さて、今度は大雨、集中豪雨、ゲリラ豪雨等に対しての備えの部分なんですが、資料をちょっと用意させていただきましたけれども、御覧…
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101藤藤巻浩之国土交通省水管理・国土保全局長
お答えいたします。
青島委員に御指摘いただきました首都圏外郭放水路、これは中川流域の洪水を防ぐために地底約五十メートルのところに建設された地下放水路でございます。御指摘のとおり、中川の本川、加えて倉松川などの中川の四つの支川、合計五つの河川の洪水を最大で毎秒約二百二十立方メートル、この地下放水路の中に流し込みまして一時的に貯留して、最後には江戸川に安全に排水する治水施設でございます。
この放水路は、平成十四年に部分運用を開始いたしました。それ以降、現在までに合計百四十八回、中川などの洪水を貯留いたしまして周辺の浸水被害の軽減に効果を発揮してきたところ…
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青島健太(維新)
こうしたものがあれば、洪水も大分避けることができると。ただ、どこでもこれ造ればいい、あるいはそういうスケールのものじゃありませんので、ただ、工夫次第ではいろいろな対応ができるというまさに象徴だというふうに受け止めております。
さて、ずっといろんな気象現象、大急ぎでちょっと紹介させていただきましたけれども、でも、そもそものいろんな現象の根幹にあるのはこういうことなんだろうという核心の質問をちょっとさせていただこうと思います。
将来の気候を予測する際によく使われております二度上昇シナリオというのと四度上昇シナリオというのがございます。これ、IPCC、政府…
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- (上の発言)
103野野村竜一気象庁長官
これらシナリオは、委員御指摘のとおり、IPCCで使われた、要するに将来のCO2の状況とか地球温暖化をもたらす、そのいろんな排出ガスの状況がこうなるというシナリオですね、前提として与えられるものでございます。
我々、日本の気候変動については、文部科学省と共同で取りまとめた報告書、日本の気候変動二〇二五という報告書をこの三月に公表しておりますけれども、ここで扱われている将来予測としては、二つのシナリオを設定しております。一つは、パリ協定の目標が達成されるような世界になるという状況の二度上昇シナリオ、それからもう一つは、追加的なグリーンハウスガスを減らす対策、緩和策を取られなかった場合、これを四度上昇シナリオと呼んでおりますけれども、それぞれ二つのシナリオに基づいた予測をしているというところでございます。
その結果でございますけれども、二十世紀を基準に今世紀末の状況を見ますと、日本全体の年平均気温は、二度上昇シナリオにおいては約一・四度の上昇に抑えられますけれども、四度上昇シナリオにおいては約四・五度上昇してしまうという予測となっております。また、雨に関しまして、一時間当たり五十ミリ以上の非常に激しい雨が降る頻度に関しましては、二度上昇シナリオでは約一・八倍に増加するとなっておりますけど、四度上昇シナリオで進むと約三・〇倍に増加してしまうという結果となっております。このように、気候変動の進行に伴いまして、大雨や高温などの極端な気象現象の発生頻度や強度が増加すると予測されているところでございます。
気象庁といたしましては、気候変動の監視や予測を充実強化するとともに、このような日本の気候変動二〇二五のような報告書を用いて情報発信に努めてまいりたいと思います。
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青島健太(維新)
こちらも資料を用意させていただきました。二枚目になります。
今長官からもお話もありましたが、将来の予測まとめというところでございますが、まあこの絵は、イラストもかわいらしくて、どんだけ深刻なことが起こるんだというのと比べますと、随分かわいらし過ぎるような気が私はしてしまいます。
今お話あったところ、例えば激しい雨が増えるというところ、黄色が二度上昇で、赤が四度上昇でありますけれども、大雨が降る、まあざっくり言うと、可能性は、四度上昇ですと今よりも更に二七%ぐらいも増えるというところでございます。台風も増えれば、沿岸の海面の水位も上がる。一番ショッキン…
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105野野村竜一気象庁長官
気象庁では、顕著な被害が生じ始める最大震度五弱以上が予想された場合に緊急地震速報の警報を発表しますが、その対象地域については、予測震度の誤差を考慮した上で、震度四以上が予想される地域に対して緊急地震速報の警報を発表しております。
また、高層ビルなどに影響を及ぼすゆっくりした揺れの大きさの指標である長周期地震動階級三以上が予想された場合にも緊急地震速報の警報を発表しているところでございます。
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青島健太(維新)
今、野村長官からお話ありましたが、この長周期地震動というものです。私も余り使う言葉ではありませんが。
先般、ミャンマーで大きな地震がございました。遠く離れた、千キロぐらい離れているんでしょうか、バンコク、タイで建設中のビルが倒れるという地震の被害がございました。これは、まさにその長周期地震動なんでしょうか。あるいは、加えて、こうしたことは、日本で地震が起こっても遠隔のところでこういう被害があり得るんでしょうか。
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