間隆一郎厚生労働省年金局長

2025年6月12日・第217回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 255 発言)

お答えいたします。

ただいま委員御紹介いただきました簡易型DCは、残念ながら実績がない、企業ニーズにマッチしなかったということでございますが、一方で、その手続の簡素化のニーズはあるということでございますので、今回の法案では、一部添付書類の省略など、簡易型DCで簡素化した手続の一部を企業型DCにも反映するということで、中小企業でもより取り組みやすい環境を整えたいと思っています。これが一点でございます。

また、iDeCoでございますけれども、iDeCo+でございますが、iDeCo+については、企業年金を実施していない従業員三百人以下の事業主が従業員の老後の所得保障に向けた支援を行うことができるよう、iDeCoに加入する従業員の掛金に追加的に拠出するものでございますが、二〇二五年三月末時点で八千八百四十七事業主が実施されておりまして、対象者の方は五万六千二十四人ということでございます。

このiDeCo+につきましては、関係団体から、福利厚生を充実させる余力が低い中小企業に対しては、これが、iDeCo+が非常に有用だということで、そのiDeCo+の拠出限度額を企業年金と同水準に引上げしてほしいといった要望もいただいていたところでございます。つまり、拠出限度額が低いと追加拠出する余地が低いという意味だと思っています。

このため、企業年金がない方のiDeCoの拠出限度額については、令和七年度税制改正におきまして、月額二・三万円から六・二万円への引上げの方針が決定されたところでございます。この拠出限度額はiDeCo+においても同様に活用ができるものでございます。

こうした内容も含めまして、iDeCo+の更なる普及に向けた広報が重要と考えておりますので、商工会議所、中小企業団体等と連携した説明会、セミナーの開催、パンフレットの作成、配布などに引き続きしっかり取り組んでいきたいと、このように考えております。

前後のやりとり

68の発言を見る

76の発言を見る