御答弁ありがとうございます。
具体的に、今日は資料二にありますUNRWAを国際機関の一つの例として、評価について御質問させていただきたいと思っております。
この資料にもありますように、皆さん御存じのとおり、一九五〇年から活動を開始し、七十五年続いて、約十一億ドルという額の拠出が日本政府からガザに七十五年続いてしまっている。援助がいつまでも続いている、援助を受けた世代が七十五歳の世代までずっと続いている、そのような国際機関になっているわけです。
その中で、二三年の十月に、御存じのとおり、テロ攻撃によって人質がとらわれた。昨日一人解放されたそうですが、いまだに五十八人の人質の方々が二年近く拘束されている。即時解放を求めると同時に、恒久的な停戦が速やかに行われ、恒久的な和平、そして二国家解決という我が国の外交方針が速やかに実現すること、そしてそのために我が国の援助が有効に用いられることを是非実現していただきたいと思っております。
二〇二四年一月に、このテロ攻撃にUNRWAの職員が関わった、関与したんではないかという疑惑が起こって、国際社会が一遍にUNRWAに対する資金提供を止めた、我が国も止めました。それに対して我が国は、その後、四月に資金提供を再開したわけなんですね。
そのような経緯もあってか、令和五年のときのUNRWAの国際評価シート、ごめんなさい、評価シートはAマイナス、令和六年、最新はBプラスということで評価が下がっています。ただ、評価は下がっているんですけれども支出額は増えているという、そのような状況で、先ほど大鶴官房長からもありましたように、そのタイムラグがある、だから今は上がっているように見えるんだということだと思うんですが、大臣、来年は、じゃ、下がるんでしょうか。
135
岩屋毅(自民)外務大臣
民間といいますか、市民社会との協力というのは非常に大切だと思いますけれども、委員がおっしゃるように、民間へのアウトソーシングをしてチェックだけをするということでありますと、国民の税金を原資とするODAの実施に当たりましては、政府としての説明責任ということがしっかり果たされなければならないというふうに思っているところでございます。
外交ツールとしてODAを活用する観点からも、案件の形成や実施の各段階において、やはり在外公館が一定のしかるべき役割を担うことが必要不可欠なのではないかと考えているところでございますが、委員の御示唆も参考にしながら、在外公館の業…
この発言のページ
136金金子道仁(維新)
ありがとうございます。
政府の説明責任はそのとおりだと思います。是非、政府は関与しながら、ただ、案件形成とかそのフォローであるとか、非常に手間の掛かるところ、丁寧にやるべきところは民間にアウトソーシングするというのは非常に、前回の答弁でアウトソーシングという言葉をいただきましたので、是非その辺り、御検討を続けて、重ねていただいて、このような連携不足によって会計検査院の指摘がずっと同じようなものが続いていくことのないように、是非改善を図っていただきたいと思っております。
次のテーマに移ります。
国際機関への拠出金に係る透明性向上の必要性について御質問…
この発言のページ
137大大鶴哲也外務省大臣官房長
お答え申し上げます。
ただいま御指摘いただきました、評価の下がったものと予算との関係、若干、済みません、これまで御説明させていただいたところに足らざるところあったかと思いますけれども、先ほど御指摘ありました二十三機関、確かに外務省から八月の段階で予算要求をさせていただいたときには多少増額をして要求をしておりましたけれども、最終的には、令和六年度の拠出額との比較におきまして、二十二機関、二十三のうち二十二機関で減額査定という結果になっております。
これは、なぜそういうことになっているかと申し上げますと、時間的なずれといいましょうか、評価ができてそれを予…
この発言のページ
- (上の発言)
138金金子道仁(維新)
御答弁ありがとうございます。
具体的に、今日は資料二にありますUNRWAを国際機関の一つの例として、評価について御質問させていただきたいと思っております。
この資料にもありますように、皆さん御存じのとおり、一九五〇年から活動を開始し、七十五年続いて、約十一億ドルという額の拠出が日本政府からガザに七十五年続いてしまっている。援助がいつまでも続いている、援助を受けた世代が七十五歳の世代までずっと続いている、そのような国際機関になっているわけです。
その中で、二三年の十月に、御存じのとおり、テロ攻撃によって人質がとらわれた。昨日一人解放されたそうですが、いまだに五十八人の人質の方々が二年近く拘束されている。即時解放を求めると同時に、恒久的な停戦が速やかに行われ、恒久的な和平、そして二国家解決という我が国の外交方針が速やかに実現すること、そしてそのために我が国の援助が有効に用いられることを是非実現していただきたいと思っております。
二〇二四年一月に、このテロ攻撃にUNRWAの職員が関わった、関与したんではないかという疑惑が起こって、国際社会が一遍にUNRWAに対する資金提供を止めた、我が国も止めました。それに対して我が国は、その後、四月に資金提供を再開したわけなんですね。
そのような経緯もあってか、令和五年のときのUNRWAの国際評価シート、ごめんなさい、評価シートはAマイナス、令和六年、最新はBプラスということで評価が下がっています。ただ、評価は下がっているんですけれども支出額は増えているという、そのような状況で、先ほど大鶴官房長からもありましたように、そのタイムラグがある、だから今は上がっているように見えるんだということだと思うんですが、大臣、来年は、じゃ、下がるんでしょうか。
139長長徳英晶外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
先ほど答弁にもありましたように、国際機関のその評価と予算にはタイムラグございまして、前年度に行った国際機関評価を参考として使用して当初予算の要求をしております。
その予算と国際機関評価が機械的に連動することではないんですけれども、御指摘がありました令和六年度の国際機関評価、UNRWAに対する評価はこれBプラスということで、その前の年度からは下がっているところでございます。ただ、様々な考慮の結果、これを踏まえて、令和七年度、つまり翌年度の当初予算は前年度から減額をしたということになります。これは、機械的、まあ機械的に連動するわけで…
この発言のページ
140金金子道仁(維新)
評価に応じて拠出をしっかり考えていくというのは、我が国として国際機関の運営をしっかり見ているよというメッセージになりますので、是非そのような、評価が下がれば拠出を下げるという形は取っていただきたいと思っております。
資料の三に、これ何度か使わせていただいていますが、UNRWAが運営しているパレスチナの学校でハマスのテロリストを称賛するような内容が教えられている。このことを昨年、予算委員会また決算委員会で当時の上川大臣に御説明させていただいて、その点について、上川大臣、当時の大臣から、教育の中立性についてUNRWAにしっかりと申し入れてくださったというこ…
この発言のページ
141長長徳英晶外務省大臣官房審議官
お答えいたします。
委員御指摘のとおり、昨年四月に資金拠出を再開したわけでございますけれども、それに際しましてUNRWA側より、ガバナンス改善のためのUNRWAの取組として、全ドナー向けのアクションプラン、改革のためのプランでございます、これが説明されました。並びに、日本との間の追加的な措置として、日本・UNRWAプロジェクト管理・モニタリングメカニズムを設置をして、日本によるその拠出がきちんと使われているか、ちゃんとモニターしていくという方針が示されたところでございます。
これを踏まえまして、昨年四月二日、我が国の支援によるプロジェクトの適正性の確…
この発言のページ