お答え申し上げます。
委員から御指摘をいただきましたとおり、中小企業も極めて重要なプレーヤーです。サプライチェーンを通じて、大企業が対策を取っていたとしても、様々な形で情報交換、データの交換をする中で、中小企業が実際に踏み台になって大企業のシステムの中に入り込む入口になってしまって被害が出る、若しくは、そういったサイバー的な連続的な関係じゃなくても、取引先の供給、中小企業の活動が止まってしまうことで、大企業自体も生産活動が一時ちょっと止まらないといけなくなるというようなことも現に起きています。そういった意味で、サイバーセキュリティーの取組というのは、企業規模に関係なく重要なものであるというふうに認識しています。
特に悩ましいのは、中小企業の方々、セキュリティーに取り組む人材というのはかなり高度な専門知識を持つ人たちになるわけですけれども、当然そういう人たちを十分に雇うことができるわけではない中で、きめ細やかに中小企業の方々に支援をしていかないといけないというふうに考えています。
このため、経済産業省の方では、まず最初にセキュリティーに取り組みましょうという旗を振って、セキュリティアクションということで、ガイドライン、中小企業向けのガイドラインを作った上で、私はこれをやっていますよということを自己宣言してもらって、星を付けてもらう。この取組をしたところは、例えばサイバー保険、保険会社さん付き合ってもらって、割引するような取組をやっていたわけですけれども、ただ、先ほども申し上げましたとおり、実際自分のところに専門人材とかなかなか雇えないというときに、きちっと誰かサポートしてほしいというのが実態としてある中で、二〇一九年度から二〇二〇年度の二年間にかけて、実際に中小企業の方に支援を行う、何かあったときには保険も出ていくというような、そういった事業形態が成り立ち得るかどうかというのを確認するプロジェクトを回しまして、今それが実際に事業化されて、二〇二一年からなんですけれども、いわゆる異常監視、監視をする、初動、何かあったときには初動対応、オンライン、更に言うと駆け付け、発生した問題に対して保険を適用すると、このサービスを一括してワンパッケージにまとめたサイバーセキュリティお助け隊サービスというのを開始しています。
初めは余り認知が進んでいなかったんですけれども、昨年の九月末の時点で七千ぐらい利用していただけるようになってきまして、実際に効果もあったというような声も上がってきていると。このような形で、中小企業の皆様の、ある意味寄り添い型で支援をできるような環境の整備なども進めてきています。
引き続き、更にこうした取組を強化していきたいということで、サプライチェーンによっては一定以上の取組をしていないと不安ですと、中小企業の皆さん、不安ですよというような声がある中で、どういう対策をやっていますと、私ここまでやっていますというのを、先ほどは自己適合でやっていたんですけど、さらにほかの人にも確認してもらって、ああ、ここはちゃんとやっているじゃないかということを客観的に認識してもらうような、可視化するような仕組みをつくれないかとか、あと、専門家を常時雇えなくても、例えば登録セキスペ、セキュリティースペシャリストという国家資格のようなものがあるわけですけれども、そういった人たちとマッチングしてサポートしてもらえるような機会がないかということで、マッチングさせる事業、こんなようなこともやっていけないだろうかというようなことでちょっと検討を進めています。
産業界と、そしてこれは非常に広い面的な取組が必要になりますので、関係省庁ともしっかり連携しながら、中小企業がセキュリティー対策を実際できる環境、実践できる環境というのを実現していきたいというふうに考えています。
176
石川博崇(公明)
今おっしゃっていただいたこの秋頃に策定するガイドライン、この策定に向けて半導体メーカーなどに聞き取りも行っていらっしゃると伺っております。
日々状況が変化するサイバーリスク、あるいはそれに対する対策、どのような各関連産業からお声や要望が上がっているのか、御紹介いただけますでしょうか。
この発言のページ
177奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
昨年の半導体の関連事業者の集まりの、いわゆる大きな展示会みたいなところでセキュリティーについての講演を行ったときも、かなり多くの方々が、思っていたよりも多くの事業者さん、関係者の人たちがばあっと集まって、熱心にいろいろ聞かれました。
そういった中で、検討会においても、当然のことながら、半導体メーカーの方々、さらに半導体製造装置メーカーの方々、こういった方々を代表する構成員から御意見をいただいている中で、やはり、業界が自ら積極的に取り組む必要があるなということを認識深めているという声、また、国際標準のような形になっているものとしっ…
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178
石川博崇(公明)
あわせて、やっぱり中小企業に対する支援もこのサイバーセキュリティー対策では非常に重要だと思っております。特に、今後策定されるガイドラインでサプライチェーン全体を、このセキュリティー対策のレベルを上げていくということを要件にするのであればなおさら、半導体産業の中小企業にも大きく関わってくる話だというふうに思っております。
今年二月に経産省が公表した中小企業等におけるサイバーセキュリティ対策に関する実態調査の結果を見させていただくと、約七割の中小企業において組織的なセキュリティー体制が整備されていないという実態が明らかになりました。
半導体産業がこのサイ…
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- (上の発言)
179奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
委員から御指摘をいただきましたとおり、中小企業も極めて重要なプレーヤーです。サプライチェーンを通じて、大企業が対策を取っていたとしても、様々な形で情報交換、データの交換をする中で、中小企業が実際に踏み台になって大企業のシステムの中に入り込む入口になってしまって被害が出る、若しくは、そういったサイバー的な連続的な関係じゃなくても、取引先の供給、中小企業の活動が止まってしまうことで、大企業自体も生産活動が一時ちょっと止まらないといけなくなるというようなことも現に起きています。そういった意味で、サイバーセキュリティーの取組というのは、企業規模に関係なく重要なものであるというふうに認識しています。
特に悩ましいのは、中小企業の方々、セキュリティーに取り組む人材というのはかなり高度な専門知識を持つ人たちになるわけですけれども、当然そういう人たちを十分に雇うことができるわけではない中で、きめ細やかに中小企業の方々に支援をしていかないといけないというふうに考えています。
このため、経済産業省の方では、まず最初にセキュリティーに取り組みましょうという旗を振って、セキュリティアクションということで、ガイドライン、中小企業向けのガイドラインを作った上で、私はこれをやっていますよということを自己宣言してもらって、星を付けてもらう。この取組をしたところは、例えばサイバー保険、保険会社さん付き合ってもらって、割引するような取組をやっていたわけですけれども、ただ、先ほども申し上げましたとおり、実際自分のところに専門人材とかなかなか雇えないというときに、きちっと誰かサポートしてほしいというのが実態としてある中で、二〇一九年度から二〇二〇年度の二年間にかけて、実際に中小企業の方に支援を行う、何かあったときには保険も出ていくというような、そういった事業形態が成り立ち得るかどうかというのを確認するプロジェクトを回しまして、今それが実際に事業化されて、二〇二一年からなんですけれども、いわゆる異常監視、監視をする、初動、何かあったときには初動対応、オンライン、更に言うと駆け付け、発生した問題に対して保険を適用すると、このサービスを一括してワンパッケージにまとめたサイバーセキュリティお助け隊サービスというのを開始しています。
初めは余り認知が進んでいなかったんですけれども、昨年の九月末の時点で七千ぐらい利用していただけるようになってきまして、実際に効果もあったというような声も上がってきていると。このような形で、中小企業の皆様の、ある意味寄り添い型で支援をできるような環境の整備なども進めてきています。
引き続き、更にこうした取組を強化していきたいということで、サプライチェーンによっては一定以上の取組をしていないと不安ですと、中小企業の皆さん、不安ですよというような声がある中で、どういう対策をやっていますと、私ここまでやっていますというのを、先ほどは自己適合でやっていたんですけど、さらにほかの人にも確認してもらって、ああ、ここはちゃんとやっているじゃないかということを客観的に認識してもらうような、可視化するような仕組みをつくれないかとか、あと、専門家を常時雇えなくても、例えば登録セキスペ、セキュリティースペシャリストという国家資格のようなものがあるわけですけれども、そういった人たちとマッチングしてサポートしてもらえるような機会がないかということで、マッチングさせる事業、こんなようなこともやっていけないだろうかというようなことでちょっと検討を進めています。
産業界と、そしてこれは非常に広い面的な取組が必要になりますので、関係省庁ともしっかり連携しながら、中小企業がセキュリティー対策を実際できる環境、実践できる環境というのを実現していきたいというふうに考えています。
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石川博崇(公明)
非常に複雑なサプライチェーンの業態であるこの半導体業界の中小企業のサイバーセキュリティー対策、非常に大事だというふうに思いますので、是非お力添え、また進めていただきたいと思います。
その上で、これは念のための質問なんですけれども、ラピダスのサイバーセキュリティー対策がどうなっているのか。当然、これから世界のどこも実現したことがない最先端半導体を作っていこうということですので、万全の対策を取っていなければならないというふうに思いますけれども、どのような体制で対策を進めているのか、可能な範囲で、手のうちをさらす必要はありませんけれども、教えていただけますで…
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181奥奥家敏和経済産業省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
ラピダスですけれども、国内外のセキュリティー会社と連携しながら、国際基準に適合したセキュリティーシステムや、まさにシステムのセキュリティーをしっかりと守っていく体制、これを構築していると承知をしています。
また、データの管理につきましては、アクセス管理を実施するとともに、外部から隔離されたネットワーク内で機微情報を管理、利用する、すなわち、ネットワーク越しに侵入してそこのデータに、サーバー触られるということを避けるためにサーバーをオフラインにして機微情報を管理するような取組をしているということを聞いております。
ただ、サイバー…
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石川博崇(公明)
これだけ巨額の公的支援をやっているラピダスが、その機微情報がサイバー攻撃で盗まれたなんてことはもう話になりませんので、是非ともしっかりとした対策を組んでいただきますようお願い申し上げたいと思います。
ちょっと話は変わりまして、この法案では、半導体産業だけではなくて、大規模なサーバー等の導入についても支援が規定されております。具体的には、大量の情報につき高速度での処理を行うことができる性能を有する設備を経産省令で定めた上で、情報処理サービス業を営む会社がその導入を行うための債務保証などを行うという内容になっております。
支援の対象が、どういった設備が対…
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