野原諭経済産業省商務情報政策局長

2025年4月24日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 33 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 300 発言)

ラピダスは、そういう意味では後発で参入を図っていくわけでございますので、そういう意味で、先発、先行されている既存の事業者の方々の提供されているビジネスモデルによる顧客価値とは違った顧客価値をやはりアピールして、ラピダスでないと顧客の方は活用できない何か新しい価値があるということで、ラピダスを試してみようというふうに考えていただく必要がございます。

そういった観点で、最先端の半導体になればなるほど、お客さんの方で、設計、それを開発して実装するまでにすごく時間が掛かる、長期化しているというのが現在の問題でございまして、もっと短期間で、自分のビジネスを展開したいので、早く発注したら早く作ってほしいというのが顧客のニーズとしてあります。

そこに応えるために、既存の先行している三社のビジネスモデルとは全く違う生産ラインを構えて、一枚作りの製造ラインを構えて、発注から納品までの間を、期間を非常に大胆に短縮するというビジネスモデルを訴えているわけでございます。顧客候補の会社の方々とお話をされていると、非常に魅力があるビジネスモデルであると、それが実行できるのであれば非常に価値があるというふうな反応をいただいています。

そういう意味で、今ラピダスが目指しているビジネスモデルをしっかり、今年、今立ち上げているテストラインで、そういう言っているようなビジネスモデルがちゃんと実行できるんだよというのを示すことで、具体的な商談をまとめていく必要がございます。

これまでも、IBMがAI半導体の製造委託先にラピダスを活用すると公表したり、北米の新興企業テンストレントさんとの連携が進んでいたり、国内でも、ラピダス、プリファードネットワークスとかさくらインターネットがデータセンターでやっておられますけれども、提携を発表されたりしております。昨日も、AWS、世界一のクラウド事業者であるアマゾンウェブサービスのCEOのマット・ガーマンさんが石破総理に面会されたときに、ラピダスとの連携についても協議しているというふうなことをプレスの前でお話をされていました。

そういう意味で、いろいろなラピダスの顧客獲得に向けた動きがそれぞれ進展が見られるところでございます。今月からの千歳パイロットライン立ち上げに基づいて、今後の試作結果を踏まえて顧客獲得の動きというのがより本格化していくというふうに期待しております。

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