小池淳義Rapidus株式会社代表取締役社長兼CEO

2025年4月17日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 44 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 221 発言)

石川先生、ありがとうございます。

これも私も物すごく重要な問題だと思っておりまして、実は先ほど今井先生がおっしゃった、いわゆるシンギュラリティーですね、AIあるいはロボットが人間を超えるという時代が来ると。これは御存じのように、レイ・カーツワイルが、二〇四五年にシンギュラリティーが来る、人間を超えるという時代が来るというふうに言われておりました。もう彼が本を書いたのが二〇〇四年か五年ぐらいですからかなり前にはなるんですけれども、私はあの本に衝撃を受けまして、自分自身も八年ぐらい前にシンギュラリティーの本を書きました。やはり、これは、今の半導体のスピード、あるいは今のこの技術のAIのスピードをもってすれば、二〇四五年どころか二〇三〇年代の後半には必ず来ると思います。極めて重要な問題です。ですから、機械が、あるいはロボットが人間を超えてしまう、AIが人間を超えてしまう時代がもう目前に迫っているわけです。

ですから、先生がおっしゃったように、あらゆる規制であるとかあらゆるものは、これはEUを始めとして、あるいはアメリカでも議論は始まっております。私も是非、これは日本、真剣に考えるべき課題だと考えております。

これは、いろんな考え方があるんですけれども、結局よく詰めていきますと、果たして我々の倫理観であるとか一般的な概念が進化したロボットに通用するかどうかという極めて重要な問題になってきます。ですから、今まさにこの問題を議論する必要がありまして、しかも、これは科学的に証明して、議論をして、そのある程度の制約、教育をAIにもしていかないと、とんでもないことになるというふうに考えております。

ですから、やっぱりこれをしていくための体制と、あるいはそれを研究する部隊が科学的にやることが必要であって、欧米で異論のあるときには、その哲学とか倫理とか宗教といった問題に必ずこれはいろんな影響を受けるわけでありますけれども、日本においてはこれを超えたような形で、有識者の方であるとかいろんな研究者を集めて議論を今すぐ始めないと非常に危険な状態になるというふうに私は思っておりますので、是非そこを含めて、もちろん我々AIあるいは半導体の人間も参加させていただきたいと思っておりますが、強力に進めていただきたいというふうに考えております。

前後のやりとり

40の発言を見る

48の発言を見る