日本共産党の岩渕友です。挽参考人、よろしくお願いいたします。
初めに、防衛省がアメリカ政府から防衛装備品を購入する有償軍事援助、FMSについてお伺いをいたします。
このFMSについて、昨年度の支出を会計検査院が調べたところ、為替レートの変動で当初の想定よりも一千二百三十九億円負担が増えたと、七千九百二十八億円だったということが分かったということです。FMSは、安保三文書に基づいて大軍拡が進められているこの三年間で見ると、一兆円前後で高止まりをしているという状況になっています。
前回、二〇二三年二月の質疑で我が党の議員がFMSについて参考人に質問をしたんです。そのときに、アメリカに都合のいい契約方法が問題になってきたということを指摘をして、米国政府の手数料であるとか管理費等も加算されるなど、なぜこうした費用を日本国民の税金で払わなければならないのかと、メスを入れる必要があるんじゃないかというふうに質問をしたのに対して、参考人が、防衛装備品等の調達は適切なものになっているのか、原価計算の専門家としての視点で検査をしていきたいというような答弁があったんですね。
そのことを踏まえて質問をするんですけれども、実際に検査をしてみて、その調達が適切なものになっているというふうに考えていらっしゃるのかということと、FMSについてしっかりメスを入れる必要があるというふうに思うんですけれども、参考人、どのようにお考えでしょうか。
80
浜野喜史(国民)
これで最後の質問にいたしますけれども、原価の価格への適切な転嫁が経済にとっても重要だというようなお話もいただきました。
その原価の販売価格への転嫁は、消費者の理解も必要であるというふうに考えております。販売価格の上昇が企業の売上げ、業績につながり、更なる賃上げにつながって、それが消費の拡大、更なる経済の発展につながっていくという成長モデルについて国民の理解を高める必要があるというふうに考えておりますけれども、どのような説明が適切というふうにお考えか、お願いしたいと思います。
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81挽挽文子検査官候補者/検査官
政策や事業を進める立場の者がその内容を国民の皆様に分かりやすく説明する方法についての御質問と認識してお答えいたします。
私は、長年研究活動に従事してまいりましたが、研究発表を行う際には、まず最初に当該研究を行うことにした問題意識と意義について丁寧に説明することを意識してまいりました。
特に、フィールドリサーチという方法を用いた経験的な研究に力を入れて取り組んでまいりましたので、研究対象となる様々な企業、非営利組織の経理部門や事業部門などに所属する方々にヒアリングするほか、時には職員の方々が利用する食堂にも赴いて多くの対話を交わすことで、様々な視点から…
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82
浜野喜史(国民)
終わります。
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- (上の発言)
83
岩渕友(共産)
日本共産党の岩渕友です。挽参考人、よろしくお願いいたします。
初めに、防衛省がアメリカ政府から防衛装備品を購入する有償軍事援助、FMSについてお伺いをいたします。
このFMSについて、昨年度の支出を会計検査院が調べたところ、為替レートの変動で当初の想定よりも一千二百三十九億円負担が増えたと、七千九百二十八億円だったということが分かったということです。FMSは、安保三文書に基づいて大軍拡が進められているこの三年間で見ると、一兆円前後で高止まりをしているという状況になっています。
前回、二〇二三年二月の質疑で我が党の議員がFMSについて参考人に質問をしたんです。そのときに、アメリカに都合のいい契約方法が問題になってきたということを指摘をして、米国政府の手数料であるとか管理費等も加算されるなど、なぜこうした費用を日本国民の税金で払わなければならないのかと、メスを入れる必要があるんじゃないかというふうに質問をしたのに対して、参考人が、防衛装備品等の調達は適切なものになっているのか、原価計算の専門家としての視点で検査をしていきたいというような答弁があったんですね。
そのことを踏まえて質問をするんですけれども、実際に検査をしてみて、その調達が適切なものになっているというふうに考えていらっしゃるのかということと、FMSについてしっかりメスを入れる必要があるというふうに思うんですけれども、参考人、どのようにお考えでしょうか。
84挽挽文子検査官候補者/検査官
御質問いただき、ありがとうございます。
FMSについては、会計検査院はこれまでも重点を置いて検査をしてきており、装備品等の納入が大幅に遅延している事態や未精算額が多額に上っている事態、日本に返還可能となっている資金の返済請求が適切に行われていない事態などについて、意見表示事項や処置要求事項などとして複数回検査報告に掲記したり、平成三十年六月に参議院から国会法の規定に基づく検査の御要請をいただき、その結果を令和元年十月に御報告したりしております。
しかし、これらはいずれも私が検査官に就任する前に報告したものです。私が検査官に就任した後については、令和六…
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85
岩渕友(共産)
ありがとうございます。
FMSに加えて、会計検査院が、防衛装備品などの購入契約について、後年度負担の額が二三年度末時点で九兆四千五百五十八億円に上っていると、二〇一九年度末に比べておよそ二倍になっているということも指摘をして、適切に管理をし、より適切な情報の開示を行うことを防衛省にも求めています。
この異次元の大軍拡というような状況になる中で、禁じ手である建設国債の発行についても、来年度予算案で七千百四十八億円が発行対象となっていて、二三年度以降で総額二兆九百四十億円に達しているということも分かっています。
先ほどのFMSも含めてなんですけれども、…
この発言のページ
86挽挽文子検査官候補者/検査官
政府は、防衛力を強化するため、防衛力整備計画において、令和五年度から九年度までの五年間で必要な防衛力整備の水準に係る金額を四十三兆円程度とすることなどとしていると承知しています。
そして、防衛予算の財源をどのように確保するかという点につきましては、まさに政府で検討して国会で御議論するものであることから、候補者として見解を申し上げることは控えさせていただきたいと存じますが、会計検査院においても、防衛予算及びその決算はどのような状況となっているかなどに着目して検査し、令和五年度決算検査報告において、特定検査対象に関する検査状況として報告したところであります…
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