今、幾つかの国々のお話ありましたけれども、同じ働きかけをしたかどうかということです。
十六の方に書いていますが、プーチンの戦争における意図は何だったのでしょうか、それはゼレンスキーに中立交渉を迫るためでした、そして、それは侵攻開始から七日以内に起こりました。その後、十九の方に書いていますが、開戦直後、トルコの仲介でロシアとウクライナの和平交渉がほぼまとまっていたこと、しかし、イギリスのジョンソン首相がゼレンスキーにストップを掛け、ウクライナ側が和平交渉から撤退したことが書かれています。そうやって戦争が継続され、両国で、特にウクライナ側で多くの人命が失われた。ウクライナが失う領土も、開戦直後に和平が成った場合と比べ、ずっと大きくなる可能性が高いです。
この状況においてアメリカの政治家は何を言っているか。これは十一ページの二十の方、あるいは六ページの方にもあります。想像できる限り最も意地悪で、ひねくれて、腐敗したアメリカの議員たちは、アメリカ人が死んでいないのだから、これは我々の金のすばらしい使い道だと言っています、私の近くにいたブルーメンソールという上院議員の一人がこれをはっきりと口にしました、ミット・ロムニーははっきりとこう言っています、アメリカが費やすことのできる最高の支出だ、アメリカ人は誰も死んでいない。
アメリカの友人となり、代理戦争の駒として利用され、国民も国土も悲惨な状況に追い込まれ、アメリカ議員に、アメリカ人が死なないでロシア軍を消耗させることができるのでアメリカ予算の良い使い方だなどと言われるウクライナ。アメリカの友人となることは致命的だを体現してしまったわけです。
そして、ウクライナ戦争からアメリカに代理戦争の駒とされてはいけないという正しい教訓を学ぶのではなく、侵略されないためにアメリカとの軍事的結び付きを強化するという正反対の方向に進んでしまった日本も、アメリカ人が死なず日本人が中国と戦ってくれるのだからいいアメリカ予算の使い方だと言われ、アメリカの友人であることは致命的を体現しかねません。
実際、最近、中谷・ヘグセス会談で、ヘグセス国防長官は、日本は西太平洋で起こり得るいかなる不測の事態においても最前線に立つと言っています。これに対し中国は、米国は中国を脅威と呼び、それを口実にイデオロギー対立をあおり、分裂と対立をあおり、さらには一部の国を米国の覇権主義の餌食にするよう扇動していると痛烈に批判しました。一部の国はどこでしょう。
中谷大臣、このヘグセス国防長官と中国側の発言について御見解をお願いいたします。
131
岩屋毅(自民)外務大臣
委員御指摘のヘンリー・キッシンジャー氏の発言とされる言葉については報道等を通じて承知しておりますけれども、他国要人によるものとされるその過去の発言の一々について、その当時の時代背景とか文脈から切り離して自分がこれを論評することはなかなか難しいなと思っているところでございます。
この発言のページ
132
高良鉄美政府参考人など
重要な御指摘も含まれていたと思います。これ、過去の歴史も見ないといけないと、時代背景を見るということですので、その資料の十二ページに飛んでしまいますが、二十一の、私は、ウクライナ人に、命を守り、主権を守り、領土を守り、中立を保ちなさい、アメリカ人の言うことを聞いてはならないと助言しました、私は彼らに、ヘンリー・キッシンジャーの有名な格言を繰り返し伝えました、アメリカ合衆国の敵になることは危険だが、米国の友人になることは致命的だと。
そして、九ページの十三に行きますけれども、ドンバス地方では、ウクライナによる砲撃で数千人の死者が出ました、そこに停戦合意で…
この発言のページ
133北北川克郎外務省欧州局長
お答え申し上げます。
三年前ですけれども、ロシアによるウクライナ侵略に至るまでの中で、どのような平和的解決に向けた各国の働きかけがあったかという御質問ですが、例えば、アメリカ、それからイタリア、イギリス、フランス、ドイツといった欧州諸国、さらにはトルコといった国々が平和的解決に向けて首脳レベルでのロシアへの働きかけを当時は行っておりました。そのように切れ目ない外交努力が行われておりました。
我が国につきましても、令和四年二月十七日に行われた日ロ首脳電話会談におきまして、当時の岸田総理からプーチン大統領に対し、力による一方的な現状変更ではなく、外交交渉…
この発言のページ
- (上の発言)
134
高良鉄美政府参考人など
今、幾つかの国々のお話ありましたけれども、同じ働きかけをしたかどうかということです。
十六の方に書いていますが、プーチンの戦争における意図は何だったのでしょうか、それはゼレンスキーに中立交渉を迫るためでした、そして、それは侵攻開始から七日以内に起こりました。その後、十九の方に書いていますが、開戦直後、トルコの仲介でロシアとウクライナの和平交渉がほぼまとまっていたこと、しかし、イギリスのジョンソン首相がゼレンスキーにストップを掛け、ウクライナ側が和平交渉から撤退したことが書かれています。そうやって戦争が継続され、両国で、特にウクライナ側で多くの人命が失われた。ウクライナが失う領土も、開戦直後に和平が成った場合と比べ、ずっと大きくなる可能性が高いです。
この状況においてアメリカの政治家は何を言っているか。これは十一ページの二十の方、あるいは六ページの方にもあります。想像できる限り最も意地悪で、ひねくれて、腐敗したアメリカの議員たちは、アメリカ人が死んでいないのだから、これは我々の金のすばらしい使い道だと言っています、私の近くにいたブルーメンソールという上院議員の一人がこれをはっきりと口にしました、ミット・ロムニーははっきりとこう言っています、アメリカが費やすことのできる最高の支出だ、アメリカ人は誰も死んでいない。
アメリカの友人となり、代理戦争の駒として利用され、国民も国土も悲惨な状況に追い込まれ、アメリカ議員に、アメリカ人が死なないでロシア軍を消耗させることができるのでアメリカ予算の良い使い方だなどと言われるウクライナ。アメリカの友人となることは致命的だを体現してしまったわけです。
そして、ウクライナ戦争からアメリカに代理戦争の駒とされてはいけないという正しい教訓を学ぶのではなく、侵略されないためにアメリカとの軍事的結び付きを強化するという正反対の方向に進んでしまった日本も、アメリカ人が死なず日本人が中国と戦ってくれるのだからいいアメリカ予算の使い方だと言われ、アメリカの友人であることは致命的を体現しかねません。
実際、最近、中谷・ヘグセス会談で、ヘグセス国防長官は、日本は西太平洋で起こり得るいかなる不測の事態においても最前線に立つと言っています。これに対し中国は、米国は中国を脅威と呼び、それを口実にイデオロギー対立をあおり、分裂と対立をあおり、さらには一部の国を米国の覇権主義の餌食にするよう扇動していると痛烈に批判しました。一部の国はどこでしょう。
中谷大臣、このヘグセス国防長官と中国側の発言について御見解をお願いいたします。
135
中谷元(自民)防衛大臣
ヘグセス長官の発言につきましては、日本は西太平洋で我々が直面するかもしれない有事の最前線にいるということ、また、そのような状況において、何といっても日米同盟がインド太平洋地域における平和と安全の中核であること、そして日米が共に日米の安全保障と繁栄を拡大をしていくという強いメッセージが示されたというものだと思います。
日米の防衛相会談を行いましたけれども、その会談でも一層厳しく複雑な安全保障環境、関する認識を共有をしました。そして、その中で、日米同盟が並外れた力を持ち、インド太平洋の平和と安定を維持するという共通の認識に至りました。まさに、こうした認識を…
この発言のページ
136
高良鉄美政府参考人など
中国との比較は難しいということでしたけれども、最前線に立つという意味をもう少し考えていただきたいと思います。国民は納得しているんですかということですよ。こんな話は聞いたことないということになったら大変になります。
アメリカが選挙で正当に選ばれたウクライナ政権を転覆工作で倒し、親米政権を立てた経緯が、十一、これ七ページですけれども、以降で語られています。
御存じのように、ビクトル・ヤヌコビッチは、二〇一〇年に中立の立場を掲げてウクライナの大統領に当選しました、ロシアはウクライナに領土的利害や意図を全く持っていませんでした、私は、その当時、数年間、そこに…
この発言のページ
137濱濱本幸也外務省大臣官房審議官
一概にお答えすることが難しい御質問をいただきましたが、一般論としてということでございますので、一般論として申し上げますが、委員が御指摘するような状況が、国家が自由に処理し得るとされている事項に立ち入って強制的にその国を自国の意思に従わせようとする命令的な介入になる場合には、一般的に国際法上禁止されている干渉になると考えております。
この発言のページ