お尋ねの拘禁刑でございますけれども、先ほど大臣からも御答弁がございましたように、令和七年、本年の六月一日に導入されることとなってございます。
これまでの懲役刑では作業の実施が前提とされておりましたけれども、拘禁刑導入後は、そうした前提がなくなりまして、今御指摘のありましたように、個々の受刑者の特性に応じて、作業と指導を柔軟に組み合わせた処遇を実施するということで、より効果的な改善更生を図ることが期待されるものと受け止めてございます。
こうした拘禁刑の導入の趣旨を踏まえまして、これまでの、犯罪傾向の進度のみに基づく受刑者の集団編成というものがございましたけれども、これを見直しまして、一定の共通する特性等を踏まえて類型化した矯正処遇課程というものを新設する予定でございます。この課程ごとに、処遇の目標、それから作業と指導の組合せ方、処遇上配慮すべき事項などを決めまして、これに基づいて集団を編成しつつ、一人一人の個々の事情にも考慮して処遇を行うこととしております。
既に、昨年の、令和六年の一月から、矯正処遇課程のモデル庁となる施設を指定いたしまして、同課程による処遇の実施に取り組んでおるところでございますが、この実施結果なども踏まえながら、各課程の対象者や処遇の内容を検討するなどして、拘禁刑導入に向けた準備を行っているところでございます。
さらに、拘禁刑の趣旨に沿った、受刑者の特性等に応じた矯正処遇等の実施策といたしまして、例えばでございますけれども、社会人として求められるコミュニケーション能力や課題解決能力を向上させるような作業を導入すること、暴力事犯の者等に対します指導プログラムの改定など改善指導の一層の充実を図ること、多職種連携によりますチーム処遇を通じました柔軟な社会復帰支援の実施、こういったことに取り組むとともに、矯正処遇等に当たります職員の意識改革などにも鋭意今進めているところでございます。
185
若山慎司(自民)
ありがとうございました。
今、保護司のお話もいただきました。後ほどまた、保護司のお話も聞かせていただきます。
それと、一応、この後の質問自体は、事務の方の、政府の参考人の方への答弁ということではお願いをしておりますので、もしよろしければ、今日、明日と続かれることだと思いますので、御自身のタイミングでと思いますが、御退席いただいて大丈夫ですので。
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186
稲田朋美(自民)
大臣、退席、お願いいたします。
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187
若山慎司(自民)
恐れ入ります。ありがとうございました。
そういう中で、今、再犯に向けた大臣からの取組の姿勢といいますか、決意もいただいたところではございますけれども、この再犯率も着目すべきところではありますが、刑事施設への再入所率といいますか、要は、帰ってきてしまうということにもやはり目を向けていかなければいけません。私の承知しておりますデータはいささか古いものかもしれませんが、こちらも比較的高い水準で推移していたのではないかというふうに記憶をしております。
そうした中で、これまで禁錮刑、懲役刑というような形でありました刑罰の体系が拘禁刑という形になり、個々の受刑者…
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- (上の発言)
188小小山定明法務省矯正局長
お尋ねの拘禁刑でございますけれども、先ほど大臣からも御答弁がございましたように、令和七年、本年の六月一日に導入されることとなってございます。
これまでの懲役刑では作業の実施が前提とされておりましたけれども、拘禁刑導入後は、そうした前提がなくなりまして、今御指摘のありましたように、個々の受刑者の特性に応じて、作業と指導を柔軟に組み合わせた処遇を実施するということで、より効果的な改善更生を図ることが期待されるものと受け止めてございます。
こうした拘禁刑の導入の趣旨を踏まえまして、これまでの、犯罪傾向の進度のみに基づく受刑者の集団編成というものがございましたけれども、これを見直しまして、一定の共通する特性等を踏まえて類型化した矯正処遇課程というものを新設する予定でございます。この課程ごとに、処遇の目標、それから作業と指導の組合せ方、処遇上配慮すべき事項などを決めまして、これに基づいて集団を編成しつつ、一人一人の個々の事情にも考慮して処遇を行うこととしております。
既に、昨年の、令和六年の一月から、矯正処遇課程のモデル庁となる施設を指定いたしまして、同課程による処遇の実施に取り組んでおるところでございますが、この実施結果なども踏まえながら、各課程の対象者や処遇の内容を検討するなどして、拘禁刑導入に向けた準備を行っているところでございます。
さらに、拘禁刑の趣旨に沿った、受刑者の特性等に応じた矯正処遇等の実施策といたしまして、例えばでございますけれども、社会人として求められるコミュニケーション能力や課題解決能力を向上させるような作業を導入すること、暴力事犯の者等に対します指導プログラムの改定など改善指導の一層の充実を図ること、多職種連携によりますチーム処遇を通じました柔軟な社会復帰支援の実施、こういったことに取り組むとともに、矯正処遇等に当たります職員の意識改革などにも鋭意今進めているところでございます。
189
若山慎司(自民)
ありがとうございました。
様々な、元々私、学生時代に少し法律をかじっておりましたときに、教育刑論の考え方というのはまさにそこに通ずるものなんだと思っております。長い時間をかけてといって、これは時代の流れにもよってというところがあるかと思います。今の時代に、やはりそういう形で社会復帰を促していくということが重要であるという中で、こういう仕組みに変わっていったということは非常に重要なことだと思っております。
また、先日、実は、法務省で特別矯正監をお務めであります杉良太郎さん、以前から御縁はあったんですけれども、その御関係の方とちょっとお話をしておりました…
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190小小山定明法務省矯正局長
刑事施設におけます犬の育成といたしましては、島根あさひ社会復帰促進センターにおきまして、外部団体の協力を得て、受刑者が、生後四か月頃から一歳程度まで、盲導犬訓練の子犬であるパピーを育成し、基本的な社会化訓練を実施いたします盲導犬パピー育成プログラムというのを実施しているところでございます。
先ほどから御指摘のございます拘禁刑が新たに導入されることを踏まえまして、これに加えて、松江刑務所及び広島刑務所尾道刑務支所の二つの施設におきましては、今御紹介のありました保護犬を対象とするものとして初めてとなります一般改善指導の保護犬育成プログラムを、NPO法人の御…
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若山慎司(自民)
ありがとうございました。
保護犬と触れ合うことによって、また、いろいろな受刑者の方があると思いますけれども、命の大切さ、関わりというところでの意味合いもあることだと思いますし、何より、この後また保護司のお話もさせていただきますけれども、社会復帰したときに孤独にさせない、孤独になったことによってまた再犯をというようなことも伺う中で、何か守るべきものをつくっていくという点では、保護犬もそうですし、社会復帰した後、動物との触れ合いの中で、こういった方々に再犯という道へ進まないようにしていく取組としても、これは一つ重要な意味があるのではないかなというふうに感じ…
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