石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年2月28日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 43 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 282 発言)

恐縮です。

政府部内でよく検討をさせていただきました。正確を期すために原稿読み上げみたいな形になりますが、御容赦を賜りたいと思っております。

セーフティーネットを次の世代にも持続可能なものとするため、高額療養費制度の見直し自体は実施させていただきたいというふうに今でも思っておるところでございます。

ただ、患者団体の皆様方から引き続いて御意見を頂戴いたしておりまして、国会でも引き続き御指摘をいただいているところでございます。そうした状況も踏まえまして、政府・与党におきまして、患者の皆様、そして被保険者の皆様双方のお声を改めて真摯に勘案をし、検討いたしました。

御指摘のありました、現在多数回該当に当てはまっている方と今後新たに病気になり長期で療養される方で、負担に大きな差が生ずるのではないかという御指摘をいただいておるところでございます。この点につきましては、今後新たに病気になられる方につきましても、令和八年度以降の所得区分の細分化に伴う限度額の引上げに伴い多数回該当から外れることがないよう、新たに多数回該当の判定基準を設けることとしたいと考えております。

そして、経済、物価動向に対応した令和七年度の定率改定を行うこと、また、高齢者の外来特例の見直しは予定どおり令和八年度に実施することといたしました上で、一旦立ち止まりまして、新たに設ける多数回該当の判定基準を含め、令和八年度以降に実施する所得区分の細分化につきましては、本年秋までに、政府として、患者団体の皆様方を含みます関係者の御意見を十分に承った上で、増大する高額療養費を能力に応じてどのように分かち合うかという観点から、改めて方針を検討し、決定することといたしたいと思っております。

高額療養費の総額が医療費全体の倍のスピードで伸びておりますことは常に申し上げておるところでございまして、これは国費二百億円の問題ではございませんで、今後もこのペースで増加し続けました場合に、この制度の持続可能性は維持できるのか、そしてまた現役世代の方々の保険料負担はどうなるのかということは、野田代表も御理解をいただいているとおりでございます。

今後とも、セーフティーネットとしてこの制度が機能し続けるとともに、支え手であります被保険者の保険料負担の増加にも配慮した持続可能性のある制度とすべく、改めて関係者の皆様方のお声を丁寧に承り、結論を出してまいりたいと考えております。(発言する者あり)

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