そして、心配事は価格だけじゃないんですね。
パネルを御覧ください。
これは需要量と生産量のパネルなんですけれども、二〇二三年度米は、生産量六百六十一万トンに対して、令和の米騒動で需要が上がって七百五万トン。これは四十四万トン足りていないということです。米が不足しているのは明らかだと思います。しかし、二〇二四年度米の需要量の予測も六百七十四万トンと見通しております。
米農家を回っていたんですけれども、この夏も必ず米がなくなると思うよという農家さん、多かったんですよ。収穫している段階から完売が見えていたそうです。これはやはり見通しが甘いんじゃないんですかね。
民間在庫量のパネルも御覧いただきたいと思います。
二〇二四年度米の民間在庫量の見通しですが、二三年の十月時点では百七十七万トンなのが、一年後には二十四万トン下方修正している状況です。例えば、二月十四日付の日本農業新聞は、独自の試算で、この夏の在庫量が前年を大きく下回る可能性を指摘する報道をしているんです。この夏も米不足のおそれという警戒感が強まっているという報道が続いております。
さて、この民間在庫量の認識、どう思っていますか。この間、見通しが甘いという原因なんかも追求しておりますか。
185
石破茂(自民)内閣総理大臣
それは、私も農水大臣を務めておりましたが、何でもかんでも総理が決めるわけではございません。
農水大臣として、あるいは農水省として、関係法令に基づきまして、常に一番ベストな解決策、すなわち、今大臣がお答えいたしましたように、備蓄米制度というのは、米の値段が上がったから出していいというものではございません。そこは、江藤大臣始め農水当局が法制局と、本当にそれこそ寝ずにいろいろな議論をして、何とか買い戻すということで出している。これは今の法律を改正しない限り、これしかできないのです。そして、法制局との調整にそれだけの時間はかかりました。
しかし、実際問題とし…
この発言のページ
186
おおつき紅葉(立憲)
それでも、国民の実感は遅いということなんですよ。
今、例えば、大雨が降っていて、国民は傘も差せず、そこの土砂降りの中にいて、政治家だけが傘を持って、いつか大丈夫ですよと言っているようなものなんじゃないんですか。本当に、この瑞穂の国日本で、そんな状況でいいんですかと私自身は思います。(発言する者あり)
この発言のページ
187
安住淳(立憲)
静粛に。
この発言のページ
- (上の発言)
188
おおつき紅葉(立憲)
そして、心配事は価格だけじゃないんですね。
パネルを御覧ください。
これは需要量と生産量のパネルなんですけれども、二〇二三年度米は、生産量六百六十一万トンに対して、令和の米騒動で需要が上がって七百五万トン。これは四十四万トン足りていないということです。米が不足しているのは明らかだと思います。しかし、二〇二四年度米の需要量の予測も六百七十四万トンと見通しております。
米農家を回っていたんですけれども、この夏も必ず米がなくなると思うよという農家さん、多かったんですよ。収穫している段階から完売が見えていたそうです。これはやはり見通しが甘いんじゃないんですかね。
民間在庫量のパネルも御覧いただきたいと思います。
二〇二四年度米の民間在庫量の見通しですが、二三年の十月時点では百七十七万トンなのが、一年後には二十四万トン下方修正している状況です。例えば、二月十四日付の日本農業新聞は、独自の試算で、この夏の在庫量が前年を大きく下回る可能性を指摘する報道をしているんです。この夏も米不足のおそれという警戒感が強まっているという報道が続いております。
さて、この民間在庫量の認識、どう思っていますか。この間、見通しが甘いという原因なんかも追求しておりますか。
189松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
まず、配付資料をいただいております。この中で、例えば速報値とされている数字と予測値という数字がございます。速報値につきましては、毎月我々が調査しております、五百トン以上の集荷業者、四千トン以上の卸売業者という割と比較的大きい集荷業者、卸売業者の数字でございます。他方で、この予測値、百七十七万トンとございますけれども、これは生産者の在庫等を含めた広範囲な調査になってございますので、そこがまた一部違うというところがございます。
その上で、今年の需要見通しなりの御質問がございました。
まず、六年七月―七年六月ということで、今年の需要見…
この発言のページ
190
おおつき紅葉(立憲)
二十四万トンの下方修正というのは、かなりの数だと私は思います。そして、この見通しの甘さに関しては、この間減らされ続けている地方の出先機関の職員、これもしっかりと私は増やしていくべきなんじゃないかという考えを持っています。
また、去年のこの大事な大事な端境期、この国会では何が行われて、永田町では何が行われていたかというと、政治と金の問題で自民党さんが荒れておりまして、総裁選が行われ、もしかしてこの米政策に本気を出せていなかったんじゃないかなという懸念も、私、持っております。だからこそ、こんなに判断が遅いんじゃないかなと。政治の責任で生産者や消費者の皆さん…
この発言のページ
191
江藤拓(自民)農林水産大臣
将来の市場について私が断言するということは、それは適切ではないと思っております。
しかし、今年についても十八万トン、生産者の方々は多く作っていただいた。そして、どこに物が滞留しているか、大体分かり始めています。そして、確定ではありませんが、二十九の都府県が作付を主食用米に転換する方向で今動いています。私が聞いた方では、畜産農家ですけれども、自分のところで食べさせるために作っていた飼料用米の広大な畑、これも主食用米に全量回す、そういう話も聞きました。
ですから、将来的にこうなる、ああなるということは、それこそ生産者米価、いわゆる概算金や精算金に影響しま…
この発言のページ