岡本あき子 (立憲民主党)

2025年2月26日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 115 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 382 発言)

全く納得いきません。不公平そのものですよ。

先ほど、過渡期だと、過渡期というか新しい制度の間で多少あるんだと。過去で、例えば、お一人当たりプラス一万円ぐらいの差でいくとかいうんだったらまだ過渡期と分かります。ただ、今の御説明だと、毎月四万四千四百円で済む方と、毎月十万円。例えば十三万八千円の治療だったら、毎月十三万八千円までは払わせる制度ですよね。そうすると、倍どころか三倍、同じ収入、同じ治療、でも負担額は三倍の差をずっと続けることになるんです。

今、乳癌学会からも緊急の声明が出ました。このグラフを見ていただけるとおり、特に女性の方、がんは三十代から五十代で発症する方が多いんです。今は、治療と仕事そして家庭を両立をさせている、長く治療をされる、医学の進歩で、ありがたいことにそういう方が増えていらっしゃるんです。乳癌学会の方も、これで治療を諦める現役の方が増えるんじゃないか。そして、治療を諦めるということは、現役にとっては、本当に、経済的な困窮から治療を諦める、命につながるというものになります。

今申し上げましたとおり、毎月四万四千四百円だったら何とか頑張れる方に、今後は、同じ収入、同じ治療ですよ、毎月十三万八千円までは必ず負担してください。三倍差が発生するのがずっと続くんです。

これは、総理、制度として、患者さんに、仕事と家庭と治療を頑張っている、特に私からすると、乳がんや子宮がん、女性は三十代、四十代で、子供を持ちながら、あるいは子供を持ちたいと思って闘っていらっしゃるんです。この方々に、二年前に発症したから、あなたは四万円でいいです、今発症したから、悪いけれどもあなたは十三万八千円までは払ってくださいね。同じ収入、同じ治療方法ですよ。現役の世代の方です。不妊治療だって、今、高額医療は上限があるから不妊治療にチャレンジしている方々がいらっしゃるんです。

これは全くフェアではないと思いますし、少子化にも逆行する高額医療の上限の引上げ。要は、八万円を十三万円まで上げるなんて、こんな高い率の引上げ、過去にやったことはないですよね。そこにみんな戸惑っていますし、皆さん凍結をと求めているんです。

改めて、少子化にも逆行するんじゃないか。やはり、格差というか二重の、ダブルスタンダードを設ける、このことには大きな問題があると思います。少子化に逆行するかどうか、この点は総理、お答えいただけませんか。

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