ありがとうございます。
中間評価もされているということなんですけれども、これまでどおりの評価、検証ではなくて、本当にいい、すごく磨かれたきれいなプロジェクトをつくって、それを展開していくということを是非力強く進めていただきたいなというふうに思っているところでございます。
ただ、GX、カーボンニュートラルに関しては、やはりまだまだ盛り上がりが足りていないなというところが認識でございます。何か燃えたぎるような熱量でしたり熱狂というのを、このGXの分野でつくっていきたいというような思いでございます。
やはりまだまだ実ビジネスとしてGXが確立されていないことだったりとか、マネタイズできていないということが、どうしても、ちょっとふわふわしたGXになりつつある。仕方ないことだとは思います。水素、アンモニアでしたりCCUSみたいな、重厚長大産業の技術開発が着目されがちなんですけれども、やはり長期的な取組であるために、足下においてなかなか現実味が湧きにくいというところがあると思います。
そうした中で、GXの機運を高めるためにも、足下においてクライメートテックの領域の成功事例をつくっていくことが大事ではないでしょうか。
例えば、熱中症予防のウェアラブル端末という事例がございまして、カナリアという製品がございます。これは腕時計型のデバイスでございまして、体の深部体温を測ることによって、熱中症のリスクが高まったときに警告音を出してくれるというようなサービスでございます。
これは様々な業界で実は活用されていて、例えば建設現場であったりとか、あと、熱中症のリスクの高い電力業界であったりとか製油所、こうした現場で使われているところでございます。また、官公庁、自治体でも広がっていて、自衛隊でしたり、消防隊員、また学校の部活動でもこうした熱中症のウェアラブル端末というのが広がっているところでございます。海外展開も実は進んでいて、スペインの警察であったりフランスの航空会社にも輸出されていて、こうした足下において広がっている取組というのもGXにおいてはあるところでございます。
そこで質問ですけれども、こうした事例のように、足下での気候変動関連ビジネスの成功事例、海外展開事例がある中で、長期的なGXの足がけとして、足下におけるクライメートテック領域の成功事例をつくっていくことこそが、GXへの機運、投資意欲が高まっていくというふうに考えております。長期的な視点だけではなくて、足下でのビジネス展開にも政府として着目、注力すべきだと考えますが、大臣の御見解をお伺いいたします。
159山山本和徳中小企業庁事業環境部長
お答えいたします。
委員からお尋ねのございました複数年度契約における労務費の転嫁の状況等につきましては、先ほど委員から御紹介がありましたとおり、先般、浅野議員に対して答弁申し上げた調査がございます。
それ以降の調査は今行っておりませんけれども、足下、先ほど大臣からも申し上げました中小企業庁の調査、価格交渉促進月間における官公需における価格転嫁の実態、これは初めて調査をさせていただきましたけれども、公表させていただいた内容は、コスト上昇分に対する価格転嫁率は五五・八%ということで、更なる取組が必要な状況と認識してございます。
この発言のページ
160
森ようすけ(国民)
御答弁いただき、ありがとうございます。
こうして指針の改定も行ったわけですから、しっかりフォローアップも行って、政府として価格転嫁がどれだけ進んでいるかということを積極的に示すことで民間企業の賃上げを後押ししていく、こうした取組を是非期待させていただければと思います。ありがとうございます。
ここまで賃上げについて触れさせていただきましたが、社会全体の賃上げの実現のためには、価格転嫁の促進だけではなくて、足腰の強い経済をつくっていくことも必要だと思います。そのためには、生産性の向上はもちろんですけれども、日本経済のドライバーになるような、外貨を稼いでく…
この発言のページ
161
浅尾慶一郎(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
森ようすけ委員にお答えいたします。
委員におかれましては、環境省にも勤務され、環境行政に大変熟知されておりまして、御質問ありがとうございます。
御質問の脱炭素先行地域は、これまで八十一提案を選定し、伴走支援をしております。その評価、検証については、有識者による評価委員会において、毎年度、二酸化炭素削減状況などの取組の進捗状況についてフォローアップを行うとともに、今年度からは、地方創生にも留意した中間評価を実施しております。
これらの取組を通じて、例えば、北海道の石狩市では、洋上風力発電等の導入による再エネ一〇〇%の産業団地を整備し、データセンター等…
この発言のページ
- (上の発言)
162
森ようすけ(国民)
ありがとうございます。
中間評価もされているということなんですけれども、これまでどおりの評価、検証ではなくて、本当にいい、すごく磨かれたきれいなプロジェクトをつくって、それを展開していくということを是非力強く進めていただきたいなというふうに思っているところでございます。
ただ、GX、カーボンニュートラルに関しては、やはりまだまだ盛り上がりが足りていないなというところが認識でございます。何か燃えたぎるような熱量でしたり熱狂というのを、このGXの分野でつくっていきたいというような思いでございます。
やはりまだまだ実ビジネスとしてGXが確立されていないことだったりとか、マネタイズできていないということが、どうしても、ちょっとふわふわしたGXになりつつある。仕方ないことだとは思います。水素、アンモニアでしたりCCUSみたいな、重厚長大産業の技術開発が着目されがちなんですけれども、やはり長期的な取組であるために、足下においてなかなか現実味が湧きにくいというところがあると思います。
そうした中で、GXの機運を高めるためにも、足下においてクライメートテックの領域の成功事例をつくっていくことが大事ではないでしょうか。
例えば、熱中症予防のウェアラブル端末という事例がございまして、カナリアという製品がございます。これは腕時計型のデバイスでございまして、体の深部体温を測ることによって、熱中症のリスクが高まったときに警告音を出してくれるというようなサービスでございます。
これは様々な業界で実は活用されていて、例えば建設現場であったりとか、あと、熱中症のリスクの高い電力業界であったりとか製油所、こうした現場で使われているところでございます。また、官公庁、自治体でも広がっていて、自衛隊でしたり、消防隊員、また学校の部活動でもこうした熱中症のウェアラブル端末というのが広がっているところでございます。海外展開も実は進んでいて、スペインの警察であったりフランスの航空会社にも輸出されていて、こうした足下において広がっている取組というのもGXにおいてはあるところでございます。
そこで質問ですけれども、こうした事例のように、足下での気候変動関連ビジネスの成功事例、海外展開事例がある中で、長期的なGXの足がけとして、足下におけるクライメートテック領域の成功事例をつくっていくことこそが、GXへの機運、投資意欲が高まっていくというふうに考えております。長期的な視点だけではなくて、足下でのビジネス展開にも政府として着目、注力すべきだと考えますが、大臣の御見解をお伺いいたします。
163
浅尾慶一郎(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
御指摘のとおり、地球温暖化対策技術のビジネス展開を足下で現在進行形で進めて、できるだけ早期に排出削減を実現していくことは大変重要であるというふうに考えております。
環境省では、地球温暖化対策技術を有するスタートアップを含む事業者に対し、公募型の技術開発支援や、脱炭素化支援機構による資金の供給を行うなどの施策を取り組んでおります。例えば、環境省で技術開発を支援してきたAIスマート空調や、壁や窓と一体になった太陽光発電などが近年社会実装化されつつあります。
二〇五〇年ネットゼロの実現に向けて、引き続き、関係省庁と連携しながら、地球温暖化対策技術のビジネス…
この発言のページ
164
森ようすけ(国民)
御答弁いただき、ありがとうございます。
AIスマート空調でしたり、壁と一体となった太陽光パネルというのはすごく魅力的だと思うので、これをしっかり、国内だけに留めるのではなくて、しっかり海外に移して外貨を稼いでいく、こうした取組を是非期待したいと思います。
あと、スタートアップについては、私自身も、環境省を辞めた後、会社を立ち上げてスタートアップをした経験がございますので、しっかり力を入れて共に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に、ネイチャーポジティブについて取り上げたいと思います。
これはGXと比べるとまだまだ認知が…
この発言のページ
165
浅尾慶一郎(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
御指摘のとおり、ネイチャーポジティブの取組には、リスク対応の側面があります。他方、企業にとって、単なるコストアップだけではなくて、自社の企業価値向上につながるチャンスでもあると考えております。
環境省では、こうした考えに基づき、関係省庁と連携し、昨年三月、ネイチャーポジティブ経済移行戦略を策定して、その実現に向けて取組を進めております。
また、ネイチャーポジティブにおける事業開拓の事例としては、例えば、植物由来の飼料を活用した水質汚染等の環境負荷の小さい養殖技術、つまりは、植物由来のタブレットがあるので、魚の餌を配るよりは残渣がないという意味で水質汚…
この発言のページ