長坂康正 (自由民主党)

2025年2月6日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 290 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 502 発言)

現在は、毎年薬価調査を行い、それに基づいて薬価改定が行われるというルールになっていますが、年々薬価差が縮小しており、地域や医療機関によっては逆ざやの声も聞こえているのが現実です。薬価改定が財政的に重要な要素であることは承知をしておりますが、治療に必要な医薬品がきちんと提供されなければ元も子もありません。引き続き、安定的な医薬品供給が確保されるように努力をお願いをしたいと思います。

次に、現場人材のスキル評価制度の整備と技能五輪国際大会について質問をさせていただきます。

我が国の産業の根幹を支えているのは、就業人口の六割を占める、現場で働く方々だと思います。人材希少社会を迎える我が国におきまして、未来への基盤として、現場で働く一人一人の方がその能力を十分に発揮する環境を整備していくことが重要であります。

これに向けて、建設業や製造業などの様々な分野の現場において、スキルの向上を図り、生産性を高めていく必要があります。そのためには、まずは、スキルの向上に向けた支援が重要であります。しかし、それだけでなく、スキルを適正に評価し、賃金を始めとする処遇にしっかりとつなげていく社会的な取組が必要だと考えます。

我が国では、スキルを評価する仕組みが整備されていない産業もあり、このような職種では賃金が上がりにくいことが課題となっております。また、若い世代の方々に物づくりなどの分野に関心を持っていただくことも重要だと考えております。

折しも、二〇二八年の技能五輪国際大会が、二十一年ぶりに愛知県で開催されることが決定をいたしております。

技能五輪国際大会は、世界中から二十代の若者が一堂に会し、世界一の技能を競い合う技能オリンピックであります。昨今は、物づくりだけではなく情報通信やサービスなどの分野の競技も行われており、現場で働く方々の技能の魅力を、子供たちを含めた若い世代の方に強くアピールする絶好の機会になると考えております。こういった大会を契機に、人々が技を磨くこと、スキルを身につけることのすばらしさを感じ、技能を尊重する機運を高めていくことが大切であります。

厚生労働省として、現場人材のスキルを評価し処遇につなげる取組や、技能五輪国際大会を契機とした技能尊重に関する機運醸成の取組をどのように進めていくおつもりか、見解を伺いたいと思います。

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