赤澤亮正 (自由民主党)内閣府特命担当大臣(経済財政政策)

2025年2月5日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 228 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 454 発言)

まず、実質賃金についてよく四か月連続マイナスという御指摘を受けるんですが、実は、速報ではマイナスだったんですけれども、確報ではプラスになっています。ということで、四か月連続ということでないことはちょっと一応、事実関係で指摘をさせていただきたいと思います。(北神委員「実質賃金ね」と呼ぶ)実質賃金。

それで、私がやはり指摘をしておきたいこと、今日の御議論をいただいて、非常に大事だと思うのはデフレマインドの払拭だと思うんです。よく分岐点、分岐点ということを言って、今成長型経済への移行の分岐点で、うまくやらないとデフレに逆戻りするぞという、今非常に大事なタイミングであるということを言い、そのために、きちっと成長型経済に移行するのに本当に大事なことはデフレマインドで。

物価も賃金も、そして成長もほぼないという状態をずっと三十年間経験しているものだから、日本で物価が上昇し始めると何が起こるかというと、またどうせ下がるだろうと思って買い控えすると。欧米だと、物価が上がると、更に上がる前に買おうというので消費が増えるというような全く正反対のことが起きて、それぞれ悪循環と好循環に行くわけです。

要は、物価が上がれば消費が増えて、結果、また景気もよくなるから更に賃金が上がってという好循環と、一方で、要は、物価が上がると消費を減らすので買い控えて、また賃金、企業の業績が悪くなるから下がってという、それを抜けなきゃいけないので。

我々が二〇二〇年代に最低賃金千五百円とか、かなり高い目標を無理に頑張って言っているのは、政府が中長期的に賃金が上がっていくことにコミットしてみせることで何とかデフレマインドが払拭できないかということを一生懸命トライしているということについて、まず理解いただきたいのと。

あともう一つは、実は先ほどまさにおっしゃったことが、賃上げは、だから、高齢者の方のためにも今の制度の下では大事で、要は、物価に合わせて上がらないんだけれども、じゃ、何に合わせて上げているかというと、賃金を上げて年金を調整していっているわけですよ、賃金の上昇率に。そうなると、やはり高齢者の皆さんのためにも賃上げをするのは今非常に大事だというのは、もう制度的にもそういうことになっているというのも御理解いただきたいと思います。

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