山崎正恭 (公明党)

2025年2月4日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 326 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 370 発言)

総理、ありがとうございました。

そういった分野の本当に連携も非常に重要であると思いますし、今、実は、かなりよい事例も出てきているというふうに思います。ただ、やはりどうしても校長先生の経営手腕に頼っているところもありまして、特に地方、郡部ほど校長先生の異動も早かったり三年スパンだったりしますので、そういった個人の手腕だけじゃなくて、やはり基礎自治体なんかと、いかにして高校とともに地域が活性化していくのか、もう一段の取組を是非強力に推し進めていただけたらというふうに思います。

次に、今、全国の教育現場が教員不足で悲鳴を上げています。第二次ベビーブームにより全国で学校が新設されたときに大量に採用された教員が定年を迎えたこともあって、全国的に教員を多く採用していますが、志願者が少なく、教員の確保に苦戦しています。

そのことは、教員が病休、産休、育休を取ったときに代わりに勤務してもらう臨時教員も同じ状況であり、教員が休んでも、臨時教員がいなくて来ないため、私の地元では、小学校においては、教頭先生がクラスの担任をするのは当たり前、最近では、ついに校長先生がやむを得ず緊急的に授業を受け持つといった状況や、代わりの先生がいないので、緊急的に一つの教室に六十人を超える子供を入れて、二クラス合同で授業を行うなどの状況も出てきています。職場に休職者が出ても補充されないというか、できないため、現状の教員でその仕事を補うしかなく、一人が二人役、三人役を担わざるを得ない状況になっています。

文科省も様々な働き方改革の施策を行っていますが、職場を助けようと、予算を取って定数以上の加配教員を配置したくても、マンパワーの不足により行うことができないため、施策の効果が上がりにくい状況となっています。

我々公明党も、例えば、子供たちのために、今まで小学校三十五人学級を段階的に拡充してまいりました。そして、今のこの大変な状況を救っていくために、やはり教員の定数改善も必要であると考えますが、今すぐに強力にそれをやり過ぎてしまいますと、更なる教員不足に陥る可能性もある。先ほどの臨時教員のように、加配配置をしても、改善したくても人がいないという負のスパイラルに陥っています。

そんな中、教員という仕事を少しでも魅力あるものに、また、今現場で奮闘している教員の皆様のために処遇改善をということで、具体的には、教職調整額を現在の四%から一〇%まで段階的に引き上げていく、また、学級担任への手当の新設をしていくことなどが今国会で審議されていきます。それにより、教員になりたいという人を増やしていったり、現職教員の方に専門職としての誇りを持ってもらえるような処遇にしていくことは、人を増やしていくという点について大変重要であります。

ただ、働き方改革につきましては、この現状では、今すぐできることとして、教師の仕事の三分類、教師にしかできない仕事、どちらでもいい仕事、やらなくてもいい仕事の徹底が重要だと考えますが、文部科学大臣の認識をお伺いします。

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