御質問ありがとうございます。
まさにおっしゃるとおり、本当にたくさん経済界も問題がございます。これだけに時間を費やしている暇はございません。数々ある問題も全て解決していかなくちゃいけません。ですが、だからといって、この問題をまたたなざらし、これは違うかというふうに考えております。
そこの重要性に関しましては冒頭の私の発言で御説明をさせてはいただきましたが、少しここで、実際に経済界が考えている不都合、我々みたいな働く女性が今もなお抱えている不都合というのを少しだけシェアをさせてください。
もちろん、この数年で通称使用の拡大は大幅に広がりました。でも、基本は、今はまだ通称の併記という形なんですね。これではやはり、法的なものではございませんので、数々の問題はございます。
ただ、どこも小さなものなんです。例えば、ミッションで海外に行きます。確かに、併記であることについて、今は括弧書きであったり、どうにか交渉すればそこをくぐり抜けることはできます。空港もできます。そして、セキュリティーも通ることもできます。でも、みんな必ず一度は止められるんです。もちろんスルーできるような国もございますけれども、中には、英語圏でないがために、この意味は何だというような足止めというのを食らうことは、もう本当に多くございます。
小さなことです。関係ない方から見ればそんなことと思うかもしれませんが、そういう小さな積み重ねが私たちの毎日なんですね。集団行動でいなくちゃいけない、クライアントと出かけなくちゃいけない、上司と移動しなくちゃいけない、その際の二、三分の足止めというのは、これは本人にすれば大きいことなんですね。
我々が申しております不都合というのは、いわゆるそういうことです。全て解決しただろうというふうにおっしゃるかもしれませんけれども、一生懸命交渉すればどうにか解決は大抵できるものかもしれませんが、まだまだそのような小さな不便というのは多くあります。
それが小さく小さく積み重なった、その女性たちの集団というのが今の経済界なんですね。そういう意味で、経団連も、企業としてもその不都合というのをきちんと改善をしていく必要があるというふうに考えております。
また、先ほども冒頭でもお話ししましたが、実際に企業としては、名寄せの問題も含めて、プライバシーの情報管理も含めて、決して今の状況というのは労務としては簡単なものではございません。そこを解消するためにも選択的夫婦別姓ということを提言させていただいたというのが背景でございます。
よろしくお願いします。
64石石井智恵(国民)
ありがとうございました。
先ほども、竹田参考人からも、また日本維新の会の方からも旧姓の使用拡大というお話がありましたけれども、やはりそれでは、私のように戸籍名を変えて結婚することができない人たちにとってみれば、婚姻ができない、こういったお困り事はあるわけですね。そうやって事実婚を選ばなければならない方々というのは何十万人というふうに今既にあるわけです。
その上で、やはり今後、今までは女性が改姓をしてきたということがありました。これは社会風潮の中で、女性が当たり前のように名前を変えなければならないというような社会風潮があったわけでありますが、これからの…
この発言のページ
65小小原成朗日本労働組合総連合会総合政策推進局長
ありがとうございます。
これも先ほどの発言と繰り返しになってしまって恐縮なんですけれども、今の御指摘のとおり、二十代男性の約五人に一人が今の制度は婚姻の妨げになるというふうに発言してございまして、特に、若い世代の婚姻率の低さ、低下が少子化の要因になっていくというのは否定できないというふうに考えてございますので、解消すべきであるというふうに考えてございます。
この発言のページ
66石石井智恵(国民)
ありがとうございます。
選択的夫婦別姓を私が賛成したいというふうに申しますと、今論じるべきではない、そういったことも言われてきました。もっともっと時間をかけるべきだ、慎重であるべきだということも、ずっと言われ続けてきました。
しかしながら、これは本当にゆゆしき事態だと、やはり、少子化の問題にしてもそうですけれども、経済界からも労働界からもこうやって声が上がっているということは非常に重く受け止めていかなければならないというふうに思っております。
次に、次原参考人にお伺いしたいと思います。
今、やはり同じように、経済界からもこれは何とかしてほしいとい…
この発言のページ
- (上の発言)
67次次原悦子日本経済団体連合会審議員会副議長/ダイバーシティ推進委員長
御質問ありがとうございます。
まさにおっしゃるとおり、本当にたくさん経済界も問題がございます。これだけに時間を費やしている暇はございません。数々ある問題も全て解決していかなくちゃいけません。ですが、だからといって、この問題をまたたなざらし、これは違うかというふうに考えております。
そこの重要性に関しましては冒頭の私の発言で御説明をさせてはいただきましたが、少しここで、実際に経済界が考えている不都合、我々みたいな働く女性が今もなお抱えている不都合というのを少しだけシェアをさせてください。
もちろん、この数年で通称使用の拡大は大幅に広がりました。でも、基本は、今はまだ通称の併記という形なんですね。これではやはり、法的なものではございませんので、数々の問題はございます。
ただ、どこも小さなものなんです。例えば、ミッションで海外に行きます。確かに、併記であることについて、今は括弧書きであったり、どうにか交渉すればそこをくぐり抜けることはできます。空港もできます。そして、セキュリティーも通ることもできます。でも、みんな必ず一度は止められるんです。もちろんスルーできるような国もございますけれども、中には、英語圏でないがために、この意味は何だというような足止めというのを食らうことは、もう本当に多くございます。
小さなことです。関係ない方から見ればそんなことと思うかもしれませんが、そういう小さな積み重ねが私たちの毎日なんですね。集団行動でいなくちゃいけない、クライアントと出かけなくちゃいけない、上司と移動しなくちゃいけない、その際の二、三分の足止めというのは、これは本人にすれば大きいことなんですね。
我々が申しております不都合というのは、いわゆるそういうことです。全て解決しただろうというふうにおっしゃるかもしれませんけれども、一生懸命交渉すればどうにか解決は大抵できるものかもしれませんが、まだまだそのような小さな不便というのは多くあります。
それが小さく小さく積み重なった、その女性たちの集団というのが今の経済界なんですね。そういう意味で、経団連も、企業としてもその不都合というのをきちんと改善をしていく必要があるというふうに考えております。
また、先ほども冒頭でもお話ししましたが、実際に企業としては、名寄せの問題も含めて、プライバシーの情報管理も含めて、決して今の状況というのは労務としては簡単なものではございません。そこを解消するためにも選択的夫婦別姓ということを提言させていただいたというのが背景でございます。
よろしくお願いします。
68石石井智恵(国民)
ありがとうございました。
まさに、これが現場の声なんです。当事者の声なんです。この当事者の声がずっと排除されてきたということが、私はこれが日本の政治の大きな問題であるというふうに思っています。
女性が九五%改姓をし、その中で様々大変な思いをされてきました。言い換えれば、九五%の男性の方々はこの手続をした経験がないということになるわけです。こうやってこの国会という場で女性の声をしっかりと届けていく。
そして、今まさに、今ここにいらっしゃる皆さん、自分事と思って考えてみていただきたいんです。海外に行ったときに何度も何度も呼び止められる、離婚届を出さない…
この発言のページ
69布布柴靖枝文教大学人間科学部教授
大変パワフルなお言葉に聞き入っていましたので、ちょっと全く心の準備ができていませんでしたけれども。
私の資料にもありますけれども、今、男女の寿命というのは非常に延びてきています。そして、平均寿命ももちろん延びてきているんですが、最も亡くなりやすい死亡最頻値というのは、男性は八十八歳、そして女性は九十三歳といったデータが出ております。
となりますと、結婚は、もしかしたら離婚するかもしれない、あるいはパートナーに先立たれるかもしれない、あるいは自立した子供の方がもしかしたら先に亡くなってしまうかもしれない。本当に、まだ私たちが経験したことのないような老後…
この発言のページ
70
西村智奈美(立憲)
石井さん、時間ですので、御協力お願いします。
この発言のページ