少年院におきましては、在院者の特性に応じまして体系的、組織的な矯正教育を行うものとされておりまして、在院者の年齢、心身の障害の状況及び犯罪的傾向の程度、在院者が社会生活に適応するために必要な能力その他の事情に照らしまして、一定の共通する特性を有する在院者の類型ごとに、矯正教育の重点的な内容及び標準的な期間を定めました矯正教育課程というものを定めてございます。
この矯正教育課程は複数ございまして、その中には、御指摘のように、支援教育課程というのがございます。これは、障害等その特性に応じた、社会生活に必要となる基本的な生活習慣を身につけるための指導や、社会生活に適応するための生活態度及び対人関係を築くことができるようになるための指導の一つとして、資質や情緒等の課題の変容を支援するための治療的指導等を重点的に実施しております。この支援教育課程も、犯罪的傾向の進度や障害の程度に応じまして、更に五つに細分をされております。
この支援教育課程が指定されている少年院でも、他の少年院と同様、生活指導、職業指導、教科指導、体育指導及び特別活動指導の五つの分野にわたって指導が行われております。
その上で、障害を有するといった在院者の特性に応じまして、例えば、生活指導といたしまして、在院者に対して、学習の土台となります認知機能の強化を図るため、覚える、写す、見つける、数える、想像するといった五つのトレーニングから構成されます認知機能強化トレーニングや、身体的な不器用さを改善するため、実際に体を動かしてコントロールをする認知作業トレーニング、主に眼球運動を中心とした視覚機能を補正することで視覚による情報の取り入れを円滑に行うことができるようにするビジョントレーニングといったものに取り組んでおるところでございます。
111
金村龍那(維新)
デジタル化の波はもう大きな波になっておりますので、しっかりそこで日本にとっても、そして国民にとっても有益な法律となるようにしっかりしていただきたいと思います。
その上で、最後に、幾つか前回の質疑でもさせていただきました再犯防止について少しお伺いさせてください。
再犯防止で少年犯罪をいろいろ勉強させていただくと、少年院の中のカリキュラムが非常に充実しているというところを前回質疑させていただきましたが、その中で少し気になった点をまずお伺いさせてください。
少年院に在院している少年のうち、いわゆる障害、知的障害や発達障害を含むこういった障害があると思われ…
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112小小山定明法務省矯正局長
少年矯正統計というのがございますけれども、これによりますと、令和五年の少年院新収容者数が千六百三十二名でございます。このうち知的障害、人格障害、神経症性障害、発達障害、その他の精神障害として診断をされた者、これには疑いというものも含みますが、これが四百八十四名、約三割でございます。
また、委員御指摘の境界知能につきましては、直接的にこれを示す数値は統計上ございませんが、同じく少年矯正統計におきまして、知能指数が七九未満といった者は六百五十二名、約四割でございます。
なお、いずれにも該当する者は、それぞれにおいて計上されているということでございます。
…
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113
金村龍那(維新)
少年院にいる少年のうち、三割は障害が疑われていて、四割程度の少年がいわゆる境界知能と言われる帯域にある。これは、大いに想像できるのが、気づいたら犯罪に巻き込まれている、誰かの例えば指示や、巻き込まれて、それが当たり前化して、普通に犯罪を犯すようになってしまう、まあ慣れみたいなものもあるのかもしれませんが。
罪を犯した者が再起を期すところを社会全体で支援していくというのは必要だと思いますし、また、こういった知能指数が高くない人たちが今犯罪の現場に多く携わっていることは、もう既にこの統計で明らかだと思いますので、より少年院における支援のカリキュラムが必要に…
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- (上の発言)
114小小山定明法務省矯正局長
少年院におきましては、在院者の特性に応じまして体系的、組織的な矯正教育を行うものとされておりまして、在院者の年齢、心身の障害の状況及び犯罪的傾向の程度、在院者が社会生活に適応するために必要な能力その他の事情に照らしまして、一定の共通する特性を有する在院者の類型ごとに、矯正教育の重点的な内容及び標準的な期間を定めました矯正教育課程というものを定めてございます。
この矯正教育課程は複数ございまして、その中には、御指摘のように、支援教育課程というのがございます。これは、障害等その特性に応じた、社会生活に必要となる基本的な生活習慣を身につけるための指導や、社会生活に適応するための生活態度及び対人関係を築くことができるようになるための指導の一つとして、資質や情緒等の課題の変容を支援するための治療的指導等を重点的に実施しております。この支援教育課程も、犯罪的傾向の進度や障害の程度に応じまして、更に五つに細分をされております。
この支援教育課程が指定されている少年院でも、他の少年院と同様、生活指導、職業指導、教科指導、体育指導及び特別活動指導の五つの分野にわたって指導が行われております。
その上で、障害を有するといった在院者の特性に応じまして、例えば、生活指導といたしまして、在院者に対して、学習の土台となります認知機能の強化を図るため、覚える、写す、見つける、数える、想像するといった五つのトレーニングから構成されます認知機能強化トレーニングや、身体的な不器用さを改善するため、実際に体を動かしてコントロールをする認知作業トレーニング、主に眼球運動を中心とした視覚機能を補正することで視覚による情報の取り入れを円滑に行うことができるようにするビジョントレーニングといったものに取り組んでおるところでございます。
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西村智奈美(立憲)
金村さん、時間ですので、御協力お願いします。
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116
金村龍那(維新)
たっぷり支援していることが分かりましたので、納得できました。
これからも、就労支援だけではなくて、課程を、働ける人になるための支援を力を入れていただきたいと思います。
ありがとうございました。
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西村智奈美(立憲)
次に、円より子さん。
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