澤田稔上智大学総合人間科学部教授/教職・学芸員課程センター長

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

御質問ありがとうございます。

そういった生成AIというような、こちらの方でも使い方に関する明確な答えを持っているわけではないことであるとすると、今、堀田先生もおっしゃいましたけれども、まずは、教員が教えるというよりは、一緒に考えるとか一緒に使って課題を整理して、そして教員は専門家の方と一緒に使ってというような、そういう循環を続けていくしかないのかなというふうに思っております。

うちの学生でもまだまだそういった意味で課題を感じている学生が多いんですけれども、それでも、やはりそういった生成AIを一緒に使っていくと、例えば、学生とやったときの経験ですけれども、意外と、日本語でそれって本当に正しいんですかみたいなことをチャットGPTに聞くと、チャットGPT、結構謝るんですね、日本語だと。済みません、間違っていましたみたいなですね。英語だとそうでもないんですね。

うちの学校、大学は英語が得意な学生もいますので、英語と日本語で反応を見ると、文化バイアスがそういう形で見えてくるというか、やはり日本には日本のカスタマーに合う回答が返ってくるんだみたいなことを学生が気づいて、そういう話を学生同士がして、チャットGPTとか生成AIの特徴を把握したりということもありますので。

そういった意味で、そこでの気づきを一緒に取り上げながら、しかし、教員だけでは分からないところは専門家の方とも検証を重ねながらということで、何かこちらが指示、指導するという文化からちょっと離れて、一緒に考えていって、それを循環的にということしかないのかな、そんなイメージしか持っておりませんけれども、私の方の見方としては以上となります。

ありがとうございました。

前後のやりとり

51の発言を見る

59の発言を見る