無藤隆白梅学園大学名誉教授

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 46 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

性教育という場合に、性行為といいますか、肉体的な性行為自体、またそれに伴って性器の名称や働き、その結果としての妊娠、出産等々を含めて、また、性をめぐって、社会的な意味ではジェンダーと呼んだりしますけれども、男性、女性、またそれ以外の、異性愛以外の在り方などなど、多数の問題があります。

それらについて、学校を通してどのように示していくか。これは既に、幼児期において、性教育とは呼びませんけれども、当然、男の子と女の子の違いというのは四歳ぐらいで認識し始めますので、それに応じて、普通の保育の中での言及はいたします。より積極的にというのは、小学校、中学校の主には保健の時間だと理解しておりますけれども、同時に、理科の生物の時間でもあるということであります。そういう意味で、客観的なしっかりとした情報は、それらで科学的な理解を伝えるということ。

しかし、同時に、それぞれが性的な行為に近づくのは、法律上は十五歳以上あるいは十八歳以上ですけれども、現実には中学生でも見られることですので、そのようなことに対して、現場の先生方がいわゆる生徒指導の中でいろいろと苦労されております。それらをサポートする意味で、それらに対してどこまで示していくか。

実を言えば、今やSNSを通してほとんどの子供がいろいろな、ある意味で、場合によっては間違っているかもしれない、半端な知識とでもいいましょうか、得ていますので、正しく、また倫理的、道徳的にまともな知見というものを伝える方法また在り方を是非中教審でも御議論いただきたいと願っております。

以上です。

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