望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 168 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 253 発言)

お答え申し上げます。

学校の働き方改革に向けましては、標準の授業時数、これを各学校でも、国の示しております標準を踏まえて、各学校で教育課程の編成権がございますので、考えていただく必要があると考えてございます。

現在、標準授業時数を大幅に上回る教育課程を編成している学校が二〇%近くある。これはかなり、我々も二年に一遍調査していますけれども、減ってきたところはございますけれども、まだ二〇%近くある。また、そのうち、今二〇%のうちその二五%の学校は、標準を上回る部分の具体的な使い方を余り想定していないというような回答もいただいているところでございまして、私どもとしては、やはりそれは学校の指導体制に見合った教育課程の編成、つまり計画をしていただくよう求めていく必要があるかなというふうに考えているところでございます。

これまでも、教育委員会、学校にそうしたことを強く要請をしてきたところでございますけれども、特にこの働き方改革を進めていく中において、そこは一層、我々としても、なぜそういう状況なのかということに関して、自治体に対して丁寧にお聞きをしたりしてございます。依然として、都道府県間、学校でもちょっと大きな差があるところもありまして、あらゆる機会を捉えて改善をしてまいりたいと思ってございます。

その上で、中教審の次期学習指導要領の議論が今スタートしているところでございます。学習指導要領のみならず、学習指導要領の解説。実際、子供たち、保護者の方が見るのは教科書の方が圧倒的に機会が多いわけでございますけれども、教科書が近年どんどん厚くなっているというのが実際でございます。そうした教科書の在り方。それから、高校入試等の在り方。それから、教師用指導書。これは、教師が自分の指導を行うために参考として購入されるもの。それも、やはりかなり丁寧に、教科書とともに厚くなっているようなこともありまして。

そういう意味では、それを全部、全て教師がこなさなきゃいけないというのは、なかなかそれはやはり難しい。正直、無理がある部分もあると思ってございまして、学校の先ほどの指導体制にも見合った教育課程の編成を考えていただくとともに、授業づくりの全体を考えていただいて、いわゆるカリキュラムマネジメント的なことですけれども、過度な負担や、実際、負担や負担感が生じにくいような、そうした在り方の検討をお願いしたいと思ってございます。

実際、中教審においても、そういった観点も含めて、子供たちの学びを更に豊かにし、そして、子供たちの主体的な学びに資するような、その中でうまく効果的に時間を使っていくという観点からも議論をしているところでございます。

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