大臣、ありがとうございます。
今、働き方改革とおっしゃっていただきました。とてもいい言葉だと思います。もちろんそこの中には、賃金とか待遇、今、いわゆる働き放題とかブラック企業などと言われているそんな状態の中では、働き改革と言われる以前の問題だと思っております。
ただ、私も教員になりたい方とか学生ともたくさんお会いしたんですけれども、今働いている教員の先生、いろいろ聞くと、実は、給料だけではないんだ、むしろ二の次だという方もいらっしゃる。何かというと、一日の時間の中で働く時間が余りに多過ぎて、家でも仕事、学校でも仕事、もう自分の人生何なのということです。同級生がちょうど就職活動のときに民間企業に行くと、もう十万ぐらい給料が高いんですね、用意ドンが。なおかつ、向こうは残業手当がつく、こちらは残業手当がつかない。まあ、元々教員になりたい夢があって教師になったから、そこはいいんでしょうけれども。
さきの質疑で、実は私の息子も、亡くなる前、学校の教員になりたいという夢があって大学に進学しました。社会学の教員になりたいという夢があって、社会のことをいっぱい勉強していたんですけれども、残念に、ちょっと駄目で、その後、私が教員になる夢を少し引き継いで、実は私、五十歳を過ぎてから大学に行って、それから大学院を卒業して、母校の教員になったんですけれども、実務家教員というのは、大学とか大学院では教えられるんですけれども、義務教育では教えられないんですよ。
そこで、今の特別免許状について、もう少し大臣、発揮していただけないかなと。前回の質疑のときにも、大臣が、統合問題について、統廃合のときに、ハイブリッドもありだという言葉を言っていただいて、多くの地方からたくさんお便りがあって、あべ大臣、やるじゃん、そのリーダーシップをもっと発揮してほしいと。どこを向いて政治決断されるかというと、やはり子供とか教員の立場になって、その方たちのために発揮していただく、そういったことを私は望んでおります。
そして、今、例えばアメリカのテキサス州、公立学校は週四日なんですね。フロリダ州では、学士号を持っていない、教員の免許もない、そういった退役軍人が教壇に立っているということが、これが決定しました。さらに、アリゾナでは、フィリピンの教員を輸入するとか、そういったことで、各国、教育の在り方、また教員になるプロセスをどんどん精査して変えているということなんですよ。
実は、日本は、大学を卒業して、教職課程を経て、教員になる。教育実習を受けて、長たらしいプロセスがあって、これはこれまでの歴史の中にあった制度なんでしょうけれども、例えば、魚屋さんのおやじさんが実は社会学にすごく詳しくて、さらに教えるのがうまい、又は、ラーメン屋さんの店主が数学、算数がとっても得意で、なおかつ教えることがうまいと。御商売をやっているので、教える能力はすごくあるんですね。でも、実は中学しか出ていないので、当然教員にはなれないということなんですけれども、ここの教員の資格ですね、もう少し緩和できないかなと。
私も、大学とか大学院では教えられるんですけれども、小学校、中学校で教えられないじゃないですか、教員免許がないから。大学で教えているんですよ。でも、中学校で教えられない。では、専門性はないかというと、専門性はあります。でも、教えられない。
そういうところを、今回、あべ大臣のリーダーシップで壁を破壊して、前に進めていただけないかなと考えているんですよ。やはり、あべ大臣の大臣任期中に、歴史を残していただきたい、改革をしていただきたい。
今回の、ハイブリッドもありというその発言が、全国の地方のお父さん、お母さん、子育て支援の親御さんから、あべ大臣、すごい、よく言っていただいたと。そんなの、普通、大臣は、ハイブリッドなんて言えない。なぜか。小学校、中学校の教員というのは対面式が大原則。大原則にもかかわらず、あべ大臣の個人発言で、私はハイブリッドありだということを言っていただいたことが、すごく反響があって、全国のお父さん、お母さん、喜んでいるんですよ。
今、教員不足ということであれば、例えば一例で言うと、私は、TEEPという進化型実務家教員養成プログラムを修了しているんですね。もちろん専門性もありますし、シラバスを作ったり、大学生を教えたり、いろいろなことをやっているんですよ。でも、私たちは、教員として小学校、中学校で教えられないんですよね。専門性はないかといったら、あると言っている、これまでそういう例えば名古屋市立大学を卒業したTEEPの修了生はたくさんいらっしゃるんですけれども、そういうTEEPだけではなく、魚屋さんとかお肉屋さんとかラーメン屋さんとか、本当にすごく能力を持っている方がいらっしゃる。
では、そこにおいて、学校、都道府県の自治体で面接をして、あなたは学歴はないけれども、どんな能力があるんですかと。又はペーパー試験を課してもらってもいいですよ。それでもしクリアしたら、大学を卒業しなくたって教員になれるじゃないですかという、新しい歴史をあべ大臣に築いていただきたいと私は思うんですが、どうでしょう。
147望望月禎文部科学省初等中等教育局長
眞野先生御指摘の時間外勤務手当についてでございますけれども、時間外勤務手当は、御承知のとおり、労働基準法上、使用者の指揮命令下に置かれている時間外労働時間に対して支払われるものでございまして、教師に時間外勤務手当化した場合には、勤務時間外の業務について管理職の指揮命令下に置かれているということが必要となるわけでございます。その意味では、専門職としての教師の裁量あるいは創意工夫というのが発揮をすることがしにくくなるのではないかと考えてございます。
例えば、教師については、子供たちを日々目の前にしまして、子供たちの成長につながるように、個々の子供たちの状況…
この発言のページ
148
眞野哲(立憲)
ありがとうございます。
給特法の廃止ではなく改正となった理由が聞きたいんです。
そもそも、労働基準法では強行規定であり、当事者同士の合意があっても変更することが許されません。教員が労働基準法の対象外となったのは給特法や人確法の優遇措置があったからと考えるのが自然で、一般の公務員よりも優遇することによって教員の優れた人材を確保し、義務教育水準の維持向上を図ることが目的ではないんでしょうか。優遇措置のない今、この給特法を維持することは違法状態を放置するように思えますが、大臣、いかがでしょう。
この発言のページ
149
あべ俊子(自民)文部科学大臣
委員にお答えさせていただきます。
教育活動でございますが、日々子供たちと接している教師の創意工夫が重要だというふうに私ども考えておりまして、給特法に関しましては、労働基準法また地方公務員法の特別法といたしまして、逐一管理職の職務命令によるのではなく、教師が専門性を発揮して業務を遂行し、教師としての裁量を確保する仕組みとしまして、給与その他のいわゆる勤務条件につきまして特例を定めたものでございます。
給特法におきましては、こうした職務の特殊性を踏まえまして、また、時間外勤務手当はない、勤務時間の内外を包括的に評価するものとして、教職の調整額を支給するも…
この発言のページ
- (上の発言)
150
眞野哲(立憲)
大臣、ありがとうございます。
今、働き方改革とおっしゃっていただきました。とてもいい言葉だと思います。もちろんそこの中には、賃金とか待遇、今、いわゆる働き放題とかブラック企業などと言われているそんな状態の中では、働き改革と言われる以前の問題だと思っております。
ただ、私も教員になりたい方とか学生ともたくさんお会いしたんですけれども、今働いている教員の先生、いろいろ聞くと、実は、給料だけではないんだ、むしろ二の次だという方もいらっしゃる。何かというと、一日の時間の中で働く時間が余りに多過ぎて、家でも仕事、学校でも仕事、もう自分の人生何なのということです。同級生がちょうど就職活動のときに民間企業に行くと、もう十万ぐらい給料が高いんですね、用意ドンが。なおかつ、向こうは残業手当がつく、こちらは残業手当がつかない。まあ、元々教員になりたい夢があって教師になったから、そこはいいんでしょうけれども。
さきの質疑で、実は私の息子も、亡くなる前、学校の教員になりたいという夢があって大学に進学しました。社会学の教員になりたいという夢があって、社会のことをいっぱい勉強していたんですけれども、残念に、ちょっと駄目で、その後、私が教員になる夢を少し引き継いで、実は私、五十歳を過ぎてから大学に行って、それから大学院を卒業して、母校の教員になったんですけれども、実務家教員というのは、大学とか大学院では教えられるんですけれども、義務教育では教えられないんですよ。
そこで、今の特別免許状について、もう少し大臣、発揮していただけないかなと。前回の質疑のときにも、大臣が、統合問題について、統廃合のときに、ハイブリッドもありだという言葉を言っていただいて、多くの地方からたくさんお便りがあって、あべ大臣、やるじゃん、そのリーダーシップをもっと発揮してほしいと。どこを向いて政治決断されるかというと、やはり子供とか教員の立場になって、その方たちのために発揮していただく、そういったことを私は望んでおります。
そして、今、例えばアメリカのテキサス州、公立学校は週四日なんですね。フロリダ州では、学士号を持っていない、教員の免許もない、そういった退役軍人が教壇に立っているということが、これが決定しました。さらに、アリゾナでは、フィリピンの教員を輸入するとか、そういったことで、各国、教育の在り方、また教員になるプロセスをどんどん精査して変えているということなんですよ。
実は、日本は、大学を卒業して、教職課程を経て、教員になる。教育実習を受けて、長たらしいプロセスがあって、これはこれまでの歴史の中にあった制度なんでしょうけれども、例えば、魚屋さんのおやじさんが実は社会学にすごく詳しくて、さらに教えるのがうまい、又は、ラーメン屋さんの店主が数学、算数がとっても得意で、なおかつ教えることがうまいと。御商売をやっているので、教える能力はすごくあるんですね。でも、実は中学しか出ていないので、当然教員にはなれないということなんですけれども、ここの教員の資格ですね、もう少し緩和できないかなと。
私も、大学とか大学院では教えられるんですけれども、小学校、中学校で教えられないじゃないですか、教員免許がないから。大学で教えているんですよ。でも、中学校で教えられない。では、専門性はないかというと、専門性はあります。でも、教えられない。
そういうところを、今回、あべ大臣のリーダーシップで壁を破壊して、前に進めていただけないかなと考えているんですよ。やはり、あべ大臣の大臣任期中に、歴史を残していただきたい、改革をしていただきたい。
今回の、ハイブリッドもありというその発言が、全国の地方のお父さん、お母さん、子育て支援の親御さんから、あべ大臣、すごい、よく言っていただいたと。そんなの、普通、大臣は、ハイブリッドなんて言えない。なぜか。小学校、中学校の教員というのは対面式が大原則。大原則にもかかわらず、あべ大臣の個人発言で、私はハイブリッドありだということを言っていただいたことが、すごく反響があって、全国のお父さん、お母さん、喜んでいるんですよ。
今、教員不足ということであれば、例えば一例で言うと、私は、TEEPという進化型実務家教員養成プログラムを修了しているんですね。もちろん専門性もありますし、シラバスを作ったり、大学生を教えたり、いろいろなことをやっているんですよ。でも、私たちは、教員として小学校、中学校で教えられないんですよね。専門性はないかといったら、あると言っている、これまでそういう例えば名古屋市立大学を卒業したTEEPの修了生はたくさんいらっしゃるんですけれども、そういうTEEPだけではなく、魚屋さんとかお肉屋さんとかラーメン屋さんとか、本当にすごく能力を持っている方がいらっしゃる。
では、そこにおいて、学校、都道府県の自治体で面接をして、あなたは学歴はないけれども、どんな能力があるんですかと。又はペーパー試験を課してもらってもいいですよ。それでもしクリアしたら、大学を卒業しなくたって教員になれるじゃないですかという、新しい歴史をあべ大臣に築いていただきたいと私は思うんですが、どうでしょう。
151
あべ俊子(自民)文部科学大臣
文部科学行政に関しては、やはり地方の教育委員会が、特に小中なども、高校も含めた形で、どう考えていくかに関して、文科省として対応をいつも取らせていただく、地方自治がまさに優先するところでございます。
そうした中にありまして、教員、特に教職課程を終えた新卒の教員だけではなく、やはり、私は、子供に対して、しっかり、次の次世代を背負う子たちを育てるんだという、その意気込みを持った方々が教員になるということはまさに重要であります。
いわゆる知識があるということと教えることが上手な方はちょっと違っていると私は思っておりまして、逆に、知っているからこそ教えることが…
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152
眞野哲(立憲)
ありがとうございます。
大臣、TEEP修了者の私たちに、特別免許状、是非下さい。
そして、先ほど大臣がおっしゃったように、知識がたくさんあっても教える能力が少なかったら、これだけの知識があってもこれだけしか伝えられなかったら、余り意味はないんですね。でも、例えば、七割ぐらいの知識の方でも、くまなく伝えることができた能力がある方がいれば、そちらの方が教員としてはいいんですよ。そこに、例えば大学を出なければいけないとか、教職課程を経なければいけない、そういったことも取っ払って、学歴関係なく教員になれるような、そういう窓口も、是非、あべ大臣、任期中につくっ…
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153
中村裕之(自民)
午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。
正午休憩
――――◇―――――
午後一時開議
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