望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 147 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 253 発言)

眞野先生御指摘の時間外勤務手当についてでございますけれども、時間外勤務手当は、御承知のとおり、労働基準法上、使用者の指揮命令下に置かれている時間外労働時間に対して支払われるものでございまして、教師に時間外勤務手当化した場合には、勤務時間外の業務について管理職の指揮命令下に置かれているということが必要となるわけでございます。その意味では、専門職としての教師の裁量あるいは創意工夫というのが発揮をすることがしにくくなるのではないかと考えてございます。

例えば、教師については、子供たちを日々目の前にしまして、子供たちの成長につながるように、個々の子供たちの状況に合わせて、どのような子供たちに対処をするか、あるいは相談を行うか、支援を行うかということを、それぞれの状況に応じてきめ細かく対応しているわけでございます。

そうした教師の教育的見地からの判断に委ねている部分というのがこれは大きくございまして、そこが民間の、今民間の労働時間の観点のお話もいただいたわけでございますけれども、教師のそうした高度な専門職という観点での職務の特殊性という観点におきましては、時間外勤務手当という形ではなく、勤務時間の内外を問わず包括的に評価している教職調整額というものを本給相当としてこれを上乗せし、それをしっかり処遇として高めていくということを今回の法案で提出をさせていただいたところでございまして、そうした教師の職務の在り方を踏まえた形でのこうした処遇の改善が必要であるというふうに考えているところでございます。

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