浮島智子 (公明党)

2025年3月14日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 41 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 49 発言)

是非とも大臣のお力を発揮していただくようによろしくお願い申し上げます。

次に、マイスターへの道を志す若者についての支援をお伺いさせていただきたいと思います。

九九%、みんなが学校に行くという中で、マイスターに進む子供たちもたくさんいます。今回の無償化の対象は、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校となっているところであります。

これらの学校で学ぶ若者を支援することは大変大事ですけれども、他方で、中学校や高校を卒業した後に宮大工など物づくりのマイスターへの道、また、伝統文化を守るために修行されたり、私も京都博物館に何度も伺わせていただきましたけれども、装こう師連盟の皆様に、いろいろな大仏やいろいろな絵を修復する、その作業も見学をさせていただきました、視察をさせていただきました。その中で、将来日本の伝統文化を守っていこうという人たちが、みんな修行をされているんです。専門学校とかに行くのではなくて、そこで修行をする。私には絶対できないなと思ったんですけれども、一本の線を引くのに一年間、これだけを一生懸命、朝九時から五時までやっている。ぶれずに線を引く、この修行をしっかりして絶対にぶれない線を引けるようにならなければ、修復をすることができないと言われておりました。

こういう、日本の伝統文化、そういうものをしっかりと守っていきたいといって修行される方々、この方々がいるということは決して忘れてはいけないことだと思います。

公明党は、昨年の七月に、私が本部長を当時務めていた教育改革推進本部として、当時の岸田総理に対して、質の高い公教育の、全ての人に学びの機会を確保する社会へ、人と未来をつくる文部科学予算の拡充ということで提言をさせていただきました。岸田総理の方からは、できるだけ具体化できるよう努力したいと応じていただいたところであります。大学など高等教育では、授業料などの減免と給付型奨学金を組み合わせて負担軽減を図る修学支援新制度の拡充、そして貸与型奨学金の返還の支援、これを求めるとともに、大学などに進学せずに専門職に就く若者への支援、これも総理に強調をさせていただいたところでもありました。

これからは、事務職、また文系、ホワイトカラーの需要は急速に減少していくと思っております。取りあえず普通科、数学が苦手だから文系、女子は文系といったバイアスの下、普通科から偏差値の高い文系の大学に行けば安心といった時代は、過去のものになると思います。

今回の高校無償化についても、公立専門高校の徹底的なてこ入れをしまして、間違っても無償化が文系、ホワイトカラーの養成コース、これを強化するようなことのないよう、公明党としてもしっかりと政策を示していきたいと思っております。

そして、このことは、中学校や高校を卒業した後にマイスターへの道、ここを志す若者にこそ支援が必要だと思っております。

そこで、大臣にお伺いをさせていただきたいと思いますけれども、物づくりや文化芸術の高みを目指して大学や専門学校以外のマイスターの道へ行く若者に対する支援も極めて重要だと思っております。大学や高校がこれからマイスターを目指すためのコースを正規の教育課程に位置づけることも重要な方策だと思います。同時に、大学などに進学せずにマイスター、専門職に就く若者に対しての支援も本腰を入れるべきだと思いますけれども、大臣のお考えをお聞かせください。

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