望月禎文部科学省初等中等教育局長

2025年3月12日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 55 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 236 発言)

お答えいたします。

今、高橋委員の方から、文部科学省のCOCOLOプランのことを御紹介いただいたところでございます。COCOLOプランは、不登校児童生徒が増えているという状況の中で、学校の重要性、役割というのを再認識をしつつも、誰一人取り残されない学びの保障を社会全体で実現するためのプランとして策定したものでございまして、三つの柱がございます。

一つは、不登校の児童生徒全ての学びの場を確保し、学びたいと思ったときに学べる環境を整える。二つ目に、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で実現をする。三つ目に、学校の風土の見える化を通して、学校をみんなが安心して学べる場所にするという柱でございます。

今、不登校対策の効果測定という御質問をいただいたところでございますが、COCOLOプランの一つ目の観点につきましては、例えば、先ほど大臣から岡山のケースを御紹介申し上げましたけれども、COCOLOプランの中でも、学校に一歩、もう一度学びを、クラスには戻れないけれども、学びを継続したいという観点から、校内教育支援センターというのを設置を促進しているところでございます。

これは、令和六年七月現在で、小中学校の約四六%、ここはどんどん増えておりますけれども、一万二千七百十二校までその設置が広がってございまして、この校内教育支援センターの設置によりまして、設置をしているところに我々もいろいろ聞いてございますけれども、不登校の新規発生が抑えられたり、あるいは不登校の状況が改善されるケースなどの効果が出つつあるということでございます。

こうした観点から、今回の予算案の中でも、これを、自治体の伴走支援をしながら、しっかり補助を、ここの支援センターで支援する人、あるいは施設の整備、部屋の整備ということにつきまして、こうした成果を踏まえながら、伴走支援をする形で予算を組んでいるところでございます。

また、二つ目の、例えば、心の小さなSOSを見逃さず、チーム学校で支援するという観点では、一人一台端末、GIGAスクール構想の中で、心の健康観察という、アプリはたくさんありますけれども、いろいろな種類が、これを導入してございまして、現在、小学校で四六・五%、中学校で五五・二%となっており、導入が広がってございます。

その成果としても、不登校の新規発生が、学校でそうした情報を共有することで、前年度の同時期と比較して減少しているという効果も確認をしているというところでございまして、こうしたことも進めている。

それから、三つ目の、学校風土の見える化につきましては、アンケートツール等を活用して学校風土を把握した結果として、生徒の声や実態を踏まえた指導の実施が可能となるなどの効果も把握しているところでございます。

こうした自治体の状況もしっかり確認をしながら、取組を把握し、また好事例等については横展開をしながら、国、地方一体となって不登校対策に当たりたいというふうに考えているところでございます。

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