江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年5月13日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 125 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 150 発言)

まさに今この時代は何があるかは分かりません。本当に、例えば、海外に食料を余り依存すると、日本に入ってくる物資の九九%は、海ですから、船によって輸送されていますので、海上封鎖をされたら大変なことになりかねない、国民が飢えるというような状況も起こらないとは限らない、そういう時代に突入したと思っています。

そういう意味では、やはり、緊急事態に備える、大凶作や連続する不作、その他災害に備えて、備蓄米を百万トン水準で持っておくということは、私は意義深いことだと思っております。

しかし、現在も三十万トン放出をして、もう残り六十万しかありません。これからあと三回予定しておりますので、仮に十万ずつ出したとすれば残り三十万トンしかありませんので、それについて委員がそれでいいのかという問題意識を持つことはごもっともだと思います。

その場合は、何度か御答弁させていただきましたが、ミニマムアクセス米を流用するということも考えますけれども、しかし、現在においては、毎年買い入れている二十万トン、今はその分の買入れもできておりませんので、これについては、できるだけ早めにその水準を回復させるという意味で、一年以内の買戻しということを原則としてつけておりますが、しかし、これにこだわるつもりは私は全くありません。価格は高いのに市場から米を吸い上げるということはあるはずがないのであって。しかし、それが明文上残っているということが影響を与えているということはあるのかなということも自覚をいたしております。

これから先、ようやく一つの、これが転換点になってくれればいいんですが、ただ、店舗を私は週に二回は回るようにしています。そうすると、五キロの米ではなくて、二キロの米が売れるようになっています。そして、二キロの米を計算すると、その一キロ当たりの単価は逆に上がってしまっているんですよ。

消費者の方々にとっては、二キロでないとなかなか手が伸ばせないという御要望もあって、これは小売を責めているわけではありません、そういうニーズがあるから二キロの袋にしているということではあるかもしれませんが、そういうのも考えると、思い切り下がってほしいなという気持ちはすごくあるんですが、なかなか難しいですけれども、この備蓄の本来の責務、何のための備蓄なのかということを忘れずに、今回限りにこういった事態は最後にしたいという思いを込めて、今後も努力していきたいと考えております。

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