川村和夫明治ホールディングス株式会社代表取締役社長CEO/一般財団法人食品産業センター副会長

2025年5月8日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 68 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 102 発言)

大変難しい御質問でございまして、なかなかお答えしにくいわけでありますけれども、まず一つ目の、新しい需要の流れ、あるいはこれからの日本にとって必要な食品という意味では、やはり私は、ニュートリション、いわゆる栄養的な価値をしっかり商品に込めていくということが極めて大事なことになるのではないかなと思います。

もちろん、おいしさであるとかフレッシュさであるとか、そういう食品の持っている機能もあります。ただ、高齢化が進んでいく社会であるということについてはもう間違いのない事実でありますので、そういった意味で、例えばフレイルであるとか様々な新しい病態が高齢化によって生まれているという実態に対して貢献できるような、食で貢献できる、もちろん薬や器具や様々な貢献の方法はあるんだろうと思いますが、私は、日本人はやはり、食べることで健康になるという考え方を小さいときから植え付けられてきたのではないかなというふうに思います。

そういった意味で、栄養的な価値をしっかりそれぞれの商品に込めていくということは、基本的な機能として極めて重要ではないかなというふうに思います。

それから、二つ目の御質問は、食品産業については、もちろん大手と中小と様々な役割分担があるわけでありますけれども、私は常に、じゃ、大手はずっと大手であり続けるのかといったらそんなことはないわけですね。中堅、中小の皆さんもやはり新しい市場をつくることによって大きなメーカーになっていったり、新陳代謝というのは日本の中でもしっかり起こっております。

そういう意味で、そうした新しい食品あるいは新しい健康価値を持った商品というのはこれからも恐らく日本のマーケットの中には生まれてくる、また、それを生み出せるような努力を我々食品事業者は行っていかなければならないというふうに考えております。

以上です。

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