江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 178 発言)

大いに賛同するものであります。

私も地元を時間があれば一生懸命回っているわけでありますが、必ずもらいます、野菜やら果物やらですね。大体トランクがいっぱいになります。後部座席にも載せなきゃいけないぐらいもらうわけですが、そのときに、やはり農家の方は、出荷前の、例えばキュウリだったら真っすぐなやつをくれようとするんですよ。私は必ず、その横に箱があって曲がっているやつとかがあるので、こっちでいいですよと。どうせ切ったら変わらないので、キュウリなんか輪切りにしたら。いやいや、江藤君、いいからこっちを持っていきなさいと言われますが、なるべく出荷できないものをもらって帰るようにしています。それは、今委員がおっしゃったように、まさにもったいないという気持ちからです。

ただ、農家の気持ちとして多分あるのは、B級まではまだいいんですよ。宮崎の例を言うと、キュウリでいうとA品ですね、真っすぐのキュウリ、これは二百二十円から高いときで四百五十円ぐらいなんですね。サイズはMです。これが、ちょっと曲がっているB級になると、百六十七円から三百六十円になるんです。だから、急に五十円、九十円下がっちゃうんですよ。C級を出すとまさにもっと下がる。

ですから、これは難しいところで、例えばB級、C級を消費者が積極的に選ぶようになったら、販売価格が下がるじゃないですか。ただ、価格と量が農家の収入ですからね、P掛けるQが。ですから、そこはよく考えなきゃなりませんが、農家としては余り、B級、C級を減らしてA級を増やすことが農家の所得にはやはりつながるという側面があるんですよね。

私の地元では、本当に名人がいますから。全国から、売ってくれと玄関先、ハウスの前まで集荷に来るぐらいの人がいますよ、大名人が。そういう人はやはり絶対にB、Cは作らないということ。私も長くなって恐縮ですが。

ただ、言われることはよく分かります。そして、加工ということもありますから、今、国においては鉄のコンテナに対する支援をしています。ですから、しっかり集荷するには傷まないようにしなきゃなりませんが、例えば漬物にするのであれば、鉄のコンテナにばあんと入れて、輸送コストを減らすためにどおんと運ぶ。その鉄のコンテナの導入に対する支援であったり、様々なことをしたいと思っています。

そして、規格外の野菜を使った料理とか、そういうものについての発信をホームページでもいたしておりますが、これも強化をしたいなと今日の御質問をいただいて思いました。

それから、直販サイト、もったいない野菜というのもありますよね、これもなかなか人気があるようでありますから。それから、複数のJAでは、ふぞろいの野菜、「ふぞろいの林檎たち」というのが昔、若い人は知らないでしょうけれども、私たちはみんな見ているんですが、そういう名称をつけて、様々な取組が始まっておりますので。

やはり、せっかく作ったものを無駄にしない、そして、それにこだわらない人が、言われるように、これだけ物価が高くなって賃金の上昇が思わしくないと、一二・三%ですか、減っているかもしれませんので、こういった意識調査も随時行っていくことが必要だろうというふうに思っております。

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