江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月25日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 137 発言)

まず、有機農業推進事業について、使い勝手が悪いというのは大変よくないと思いますので、是非、具体的に聞き取りをさせていただきたいと思います。よかれと思ってつくったものが現場では余り有効でないということは間々あることでありまして、それについては、聞き取りをした上で、直すべきところがあればしっかり対応したいと思っております。

やはりこれから、環境負荷が少ない。そして、日本は、この間、ロシアの侵略が起こったときには、カリが全く入ってこなくなって、カリのほとんどの輸入をロシアに頼っておりましたから、それからカナダに輸入先を変えて、かなり高コストになりました。こういうことを考えると、やはり有機で農作物を作るということは、環境配慮の上でも有効ですし、いわゆるコストを下げるという意味でも有効ですし、それから商品の付加価値を上げるという意味でも有効でありますので、百万ヘクタールという大きな目標でありますが、何としてもみどり食料システム戦略の中でこれは実現したいと思っております。

そして、先生も御指摘いただきましたオーガニックビレッジも、各地、大変よくやっていただけていると思います。ただ、これも、二年目までしかないということについていろいろ御意見があります。三年目以降はどうしてくれるんだという話もありますので、これはまた検討課題の一つだろうというふうに思っております。

そして、今後は、九年度に向けて、また水田政策を見直すということに併せて、新たな環境直接支払いの交付金、これを創設をしまして、非常に手間もかかる、それから収量も事によっては落ちてしまう、そしてなかなか売り先も見つからないということに対して、やはり交付金で応援するということが大事だと思っています。

私の地元でも、一生懸命やっている青年はいるんですけれども、一生懸命ネットで調べたり、事によっては遠いところまで、旅費を使って指導を仰ぎに行ったり、いろいろ苦労しています。ですから、特にJAなんかには、有機をまだ経験していない、営農指導員がいないというのが現実でありますので、こういった相談先、それから、先進的な有機に対する指導ができるような知見を持った人間の育成、こういったものに農林水産省としていかに取り組んでいけるのか、これもしっかり検討してまいりたいと思っております。

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