離農をどうやって食い止めていくかという視点もありまして、その前に、御党の森山裕幹事長が中国に視察に行ったときに、大変なスマート農業の、ほとんど無人で生産しているところを視察をされたということで伺っておりまして、こういった他国の進んだ事例というのも大いに参考にしていく必要があろうかと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、今の農家さんが導入するというと、非常に設備投資の回収に不安、懸念があるというようなところもありますので、そうするとなかなか離農が止まっていかないというようなこともあろうかと思います。
ですので、先ほど大臣は、ちょっとなかなか収入あるいは所得の補償というところは難しいというお話がありましたけれども、私はやはり、ぼちぼちやっていける、少なくとも収入が減少はしていかない、一定程度、物価と同じぐらいの水準でいけるんじゃないか、こういう見通しを持つ上では、是非、やはり超党派で、所得補償やあるいは直接支払い、もう名前とかメンツとかそういったことはどうでもいいと思います。そして、手柄とかということもどうでもいいと思います。是非、超党派でこういったことを、それぞれの党が意見を持ち寄って御検討いただければと。財務省の方からの予算措置といったところが大きなハードルになろうかと思いますけれども、是非、与党の先生方にも御理解賜れれば幸いと思っております。
また、もう一つ、合理的価格形成もこの国会で審議をされるということになっておりますけれども、農家とパートナーシップを結ぶような流通業者にも更に政策的な支援をしていくということも、設備投資というところで考えれば必要なことではないかなと思っております。
今、笹川副大臣からお茶のことを触れていただきまして、ありがとうございます。例えばお茶なんかですと、今、抹茶とか、抹茶のもとになる碾茶生産なんかは非常にニーズがあって、ただ、抹茶の、碾茶なんかで碾茶炉なんてやっているのは、実は農家というよりも茶商なんですね。茶商の方になると、これは農家ではないものですから、近代化資金の対象にはならない。
だけれども、掛川市なんかでは、ちゃんと合理的価格形成に近づけるフェアトレードというものを結んだところは、これはやっていますよということで、茶商さんと農家さんと一緒に、フェアトレードで、適正価格でやっていますということを公表するようになって、金額も公表したらいいんじゃないかと思っているんですけれども、そこがまた基準になりますので。
そういう、例えばフェアトレードをやるような茶商さん、あるいは流通業者さんに対しても近代化資金の対象にしていくとか、こういったこと、農業の関連産業にももう少し応援をする。ただ、それは自分たちのためだけというのじゃなくて、それは経産省の範囲になるでしょうから、ちゃんと農家と合理的価格形成をできるというところに、条件にやっていくとか、そういったことも是非御検討いただければいかがかと思っております。
ところで、昨年の米の品薄、あるいは現在に至る米価格の高騰に至った原因について、これは様々なことが指摘をされております。
農水省さんは当初、二〇二四年の、去年秋のお米の収穫の後には収束に向かうんじゃないかという予測を示していて、私もそう思っていたんですけれども、なかなかそこが高止まっておりまして、流通の目詰まりということでアナウンスをされております。
ただ、今の米の価格が、一九九〇年代と比べるとそれほど、大体当時と同じぐらいであるとか、日本人の所得が減っているという事実も踏まえなければいけないということもあると思いますけれども、この流通の目詰まりの実態についてどのように把握をされていらっしゃいますでしょうか。
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江藤拓(自民)農林水産大臣
大変難しい課題だと思っています。ただ、収入の補償というところまで踏み込むと、これはなかなか政治の範疇を超えるんだろうと思います、補償ですから。
しかし、将来の収入の予見性、必ず、農業という職業を選択したら、自分は家族を持って、そして子供二人、三人はしっかり大学に行かすことができて、そして、同級生でそれなりの会社に勤めている、役場に勤めている仲間と比較して自分の生活水準は決して劣っているものではないというような未来が想像できるような農業の産業構造にしていくことが大事なんだろうと思っています。
私は、地元の若い人と話すときに、確かに基幹的農業従事者は減っ…
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小山展弘(立憲)
おっしゃるところも大変共感するところも多うございますし、多分、私がいろいろお話しする限りですと、先がとても夢があるとか、どんどん所得が上がっていくまでいかなくても、ぼちぼちやっていければいいと。でも、なかなかそれが、これから、大臣おっしゃったとおり、基幹的農業従事者の方が減っていって、食料も今価格も上がって、食料生産していただいていることが大変すばらしい役割を果たしているんだという評価がやはり出てくるようになれば、また変わってくるかと思いますけれども、ただ、足下のところではなかなかそこまでいっていない。
ちょっと余談で、これは話すつもりもなかったんです…
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笹川博義(自民)農林水産副大臣
私の選挙区も、群馬県で、私はどちらかといえば関東平野の一番とば口の平地なんですよ。中山間地も、ここはやはり豪雪地帯でもあり、私たちのところは雪は降りません。同じ群馬県でもそれぐらい条件が違うわけでありますので、確かに、スマート農業、AIと言われるものは、決して私は万能ではないというふうに思っておりますし、多分、委員の御地元も茶畑でございますよね。ですので、やはり、このスマート農業の話をしたときに、私自身も中山間地の県内の農業者と話をしても、なかなかぴんとこないよねという声は聞きます。
ということになると、やはり作目別にどう技術的なものを開発していくのか…
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- (上の発言)
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小山展弘(立憲)
離農をどうやって食い止めていくかという視点もありまして、その前に、御党の森山裕幹事長が中国に視察に行ったときに、大変なスマート農業の、ほとんど無人で生産しているところを視察をされたということで伺っておりまして、こういった他国の進んだ事例というのも大いに参考にしていく必要があろうかと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、今の農家さんが導入するというと、非常に設備投資の回収に不安、懸念があるというようなところもありますので、そうするとなかなか離農が止まっていかないというようなこともあろうかと思います。
ですので、先ほど大臣は、ちょっとなかなか収入あるいは所得の補償というところは難しいというお話がありましたけれども、私はやはり、ぼちぼちやっていける、少なくとも収入が減少はしていかない、一定程度、物価と同じぐらいの水準でいけるんじゃないか、こういう見通しを持つ上では、是非、やはり超党派で、所得補償やあるいは直接支払い、もう名前とかメンツとかそういったことはどうでもいいと思います。そして、手柄とかということもどうでもいいと思います。是非、超党派でこういったことを、それぞれの党が意見を持ち寄って御検討いただければと。財務省の方からの予算措置といったところが大きなハードルになろうかと思いますけれども、是非、与党の先生方にも御理解賜れれば幸いと思っております。
また、もう一つ、合理的価格形成もこの国会で審議をされるということになっておりますけれども、農家とパートナーシップを結ぶような流通業者にも更に政策的な支援をしていくということも、設備投資というところで考えれば必要なことではないかなと思っております。
今、笹川副大臣からお茶のことを触れていただきまして、ありがとうございます。例えばお茶なんかですと、今、抹茶とか、抹茶のもとになる碾茶生産なんかは非常にニーズがあって、ただ、抹茶の、碾茶なんかで碾茶炉なんてやっているのは、実は農家というよりも茶商なんですね。茶商の方になると、これは農家ではないものですから、近代化資金の対象にはならない。
だけれども、掛川市なんかでは、ちゃんと合理的価格形成に近づけるフェアトレードというものを結んだところは、これはやっていますよということで、茶商さんと農家さんと一緒に、フェアトレードで、適正価格でやっていますということを公表するようになって、金額も公表したらいいんじゃないかと思っているんですけれども、そこがまた基準になりますので。
そういう、例えばフェアトレードをやるような茶商さん、あるいは流通業者さんに対しても近代化資金の対象にしていくとか、こういったこと、農業の関連産業にももう少し応援をする。ただ、それは自分たちのためだけというのじゃなくて、それは経産省の範囲になるでしょうから、ちゃんと農家と合理的価格形成をできるというところに、条件にやっていくとか、そういったことも是非御検討いただければいかがかと思っております。
ところで、昨年の米の品薄、あるいは現在に至る米価格の高騰に至った原因について、これは様々なことが指摘をされております。
農水省さんは当初、二〇二四年の、去年秋のお米の収穫の後には収束に向かうんじゃないかという予測を示していて、私もそう思っていたんですけれども、なかなかそこが高止まっておりまして、流通の目詰まりということでアナウンスをされております。
ただ、今の米の価格が、一九九〇年代と比べるとそれほど、大体当時と同じぐらいであるとか、日本人の所得が減っているという事実も踏まえなければいけないということもあると思いますけれども、この流通の目詰まりの実態についてどのように把握をされていらっしゃいますでしょうか。
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江藤拓(自民)農林水産大臣
この実態を正確に確保するということはなかなか難しいことであります。
七月以降の動きを見ると、もう何度も申し上げましたけれども、作況は一〇一、十八万トン多い生産、そして、需要量が六百七十四万トンに対して、在庫を合わせても八百三十二万トンですから、八百三十二対六百七十四、まあ六百七十四が甘かったという指摘はありますけれども、これを比較しても、足りなくなるはずがない。これはそうなんですね。
八千筆、全国で無作為に畑を選んで、その畑十アール当たり、三か所でしっかりサンプルを取って、作況も調べて、そして面積を掛けて数量を出しているわけですから、正確なはずなんで…
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小山展弘(立憲)
西日本新聞の記事だったと思いますが、建設会社さんの倉庫から六百キログラムの米が見つかったと。多分、こういうような動きとか、あるいは、去年も、お米をふだんは一袋しか買わないけれども、価格が上がるんじゃないかと思って何袋も買ったら虫が湧いちゃって、どうしたらいいですかという問合せがあったとか、まさにいろいろなところで多分買い込みといったものが起きているんだろうと思います。
また、去年の米の需要が七百五万トンで増えたというところの中には、お米が、この価格が上がる前、その時期には、パンとか麺とかに比べるとお米が割安というようなことで一定程度需要がちょっと下げ止…
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63松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
米の需要量につきましては、一人当たりの消費量の減少、また人口の減少ということで、トレンドといたしましては毎年十万トン程度の減少が続いてきたところでございます。そうした中で、令和五年七月から昨年の令和六年六月ですか、一年間の需要見通し、先ほど委員御指摘のあったようなことによって、当初の見通しを上回る七百五万トンということになったわけでございます。
それで、その後の令和六年七月から今年の令和七年六月までの需要見通しでございますけれども、これは昨年の十月あるいは今年の一月にも食糧部会で二回ほど御議論させていただきました。というのは、最新…
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