この実態を正確に確保するということはなかなか難しいことであります。
七月以降の動きを見ると、もう何度も申し上げましたけれども、作況は一〇一、十八万トン多い生産、そして、需要量が六百七十四万トンに対して、在庫を合わせても八百三十二万トンですから、八百三十二対六百七十四、まあ六百七十四が甘かったという指摘はありますけれども、これを比較しても、足りなくなるはずがない。これはそうなんですね。
八千筆、全国で無作為に畑を選んで、その畑十アール当たり、三か所でしっかりサンプルを取って、作況も調べて、そして面積を掛けて数量を出しているわけですから、正確なはずなんですよ。今まで狂ったことはほぼありませんから。これは正確な数字であるはずなのに、昨年は、台風や、臨時情報等が出て、消費者の方々がたくさん買われた。一・五倍にまず価格は上がった。
その後、消費者の方が、テレビが、マスコミが悪いとまでは言いませんが、テレビでがんがんそれが流れたら、更にスーパーの店頭から米が消えた。今は違いますよね、スーパーの店頭には米はありますから。それを見て、やはり、新しいいわゆるプレーヤーが、米いけるんじゃない、米を扱えばもうかるんじゃないということでマーケットに参入してきたというのは、やはりこれまでにないエビデンスだったんだろうと思います。
ですから、米の流通実態の把握については、毎月、五千トン以上の人については、これは今までも、大規模集荷業者を中心に在庫調査をしておりましたけれども、さらに、生産者、それから小規模な集荷業者、そして卸業者についても、三百トン以上であればこれはちゃんと調査をしようということで、今、集計中であります。だんだん数字が集まってまいりました。三月下旬には公表ができるんじゃないかと思っておりますので、エビデンスに基づいてしかるべき対応をしていきたいと思っております。
58
小山展弘(立憲)
おっしゃるところも大変共感するところも多うございますし、多分、私がいろいろお話しする限りですと、先がとても夢があるとか、どんどん所得が上がっていくまでいかなくても、ぼちぼちやっていければいいと。でも、なかなかそれが、これから、大臣おっしゃったとおり、基幹的農業従事者の方が減っていって、食料も今価格も上がって、食料生産していただいていることが大変すばらしい役割を果たしているんだという評価がやはり出てくるようになれば、また変わってくるかと思いますけれども、ただ、足下のところではなかなかそこまでいっていない。
ちょっと余談で、これは話すつもりもなかったんです…
この発言のページ
59
笹川博義(自民)農林水産副大臣
私の選挙区も、群馬県で、私はどちらかといえば関東平野の一番とば口の平地なんですよ。中山間地も、ここはやはり豪雪地帯でもあり、私たちのところは雪は降りません。同じ群馬県でもそれぐらい条件が違うわけでありますので、確かに、スマート農業、AIと言われるものは、決して私は万能ではないというふうに思っておりますし、多分、委員の御地元も茶畑でございますよね。ですので、やはり、このスマート農業の話をしたときに、私自身も中山間地の県内の農業者と話をしても、なかなかぴんとこないよねという声は聞きます。
ということになると、やはり作目別にどう技術的なものを開発していくのか…
この発言のページ
60
小山展弘(立憲)
離農をどうやって食い止めていくかという視点もありまして、その前に、御党の森山裕幹事長が中国に視察に行ったときに、大変なスマート農業の、ほとんど無人で生産しているところを視察をされたということで伺っておりまして、こういった他国の進んだ事例というのも大いに参考にしていく必要があろうかと思いますけれども、先ほど申し上げたとおり、今の農家さんが導入するというと、非常に設備投資の回収に不安、懸念があるというようなところもありますので、そうするとなかなか離農が止まっていかないというようなこともあろうかと思います。
ですので、先ほど大臣は、ちょっとなかなか収入あるい…
この発言のページ
- (上の発言)
61
江藤拓(自民)農林水産大臣
この実態を正確に確保するということはなかなか難しいことであります。
七月以降の動きを見ると、もう何度も申し上げましたけれども、作況は一〇一、十八万トン多い生産、そして、需要量が六百七十四万トンに対して、在庫を合わせても八百三十二万トンですから、八百三十二対六百七十四、まあ六百七十四が甘かったという指摘はありますけれども、これを比較しても、足りなくなるはずがない。これはそうなんですね。
八千筆、全国で無作為に畑を選んで、その畑十アール当たり、三か所でしっかりサンプルを取って、作況も調べて、そして面積を掛けて数量を出しているわけですから、正確なはずなんですよ。今まで狂ったことはほぼありませんから。これは正確な数字であるはずなのに、昨年は、台風や、臨時情報等が出て、消費者の方々がたくさん買われた。一・五倍にまず価格は上がった。
その後、消費者の方が、テレビが、マスコミが悪いとまでは言いませんが、テレビでがんがんそれが流れたら、更にスーパーの店頭から米が消えた。今は違いますよね、スーパーの店頭には米はありますから。それを見て、やはり、新しいいわゆるプレーヤーが、米いけるんじゃない、米を扱えばもうかるんじゃないということでマーケットに参入してきたというのは、やはりこれまでにないエビデンスだったんだろうと思います。
ですから、米の流通実態の把握については、毎月、五千トン以上の人については、これは今までも、大規模集荷業者を中心に在庫調査をしておりましたけれども、さらに、生産者、それから小規模な集荷業者、そして卸業者についても、三百トン以上であればこれはちゃんと調査をしようということで、今、集計中であります。だんだん数字が集まってまいりました。三月下旬には公表ができるんじゃないかと思っておりますので、エビデンスに基づいてしかるべき対応をしていきたいと思っております。
62
小山展弘(立憲)
西日本新聞の記事だったと思いますが、建設会社さんの倉庫から六百キログラムの米が見つかったと。多分、こういうような動きとか、あるいは、去年も、お米をふだんは一袋しか買わないけれども、価格が上がるんじゃないかと思って何袋も買ったら虫が湧いちゃって、どうしたらいいですかという問合せがあったとか、まさにいろいろなところで多分買い込みといったものが起きているんだろうと思います。
また、去年の米の需要が七百五万トンで増えたというところの中には、お米が、この価格が上がる前、その時期には、パンとか麺とかに比べるとお米が割安というようなことで一定程度需要がちょっと下げ止…
この発言のページ
63松松尾浩則農林水産省農産局長
お答えいたします。
米の需要量につきましては、一人当たりの消費量の減少、また人口の減少ということで、トレンドといたしましては毎年十万トン程度の減少が続いてきたところでございます。そうした中で、令和五年七月から昨年の令和六年六月ですか、一年間の需要見通し、先ほど委員御指摘のあったようなことによって、当初の見通しを上回る七百五万トンということになったわけでございます。
それで、その後の令和六年七月から今年の令和七年六月までの需要見通しでございますけれども、これは昨年の十月あるいは今年の一月にも食糧部会で二回ほど御議論させていただきました。というのは、最新…
この発言のページ
64
小山展弘(立憲)
令和五年から六年にかけての需要は、当初の需要の見込みを二十五万トン上回りまして、実績の需要量を約四十四万トン上回る、先ほど申し上げました七百五万トンとなった。一方で、令和六年六月末の民間在庫は、令和五年六月末の在庫と比較して四十四万トン減少した。ほぼほぼここが一致するわけですね。ですから、民間在庫量の減少で需要を賄った事情が見えてくるんじゃないかなと思っております。
令和六年に始まる米の、去年のこの価格高騰の部分は、先ほど申し上げました米の価格弾力性が小さいということで、民間在庫の減少の要因が大きいんじゃないかということを指摘する識者もおります。
経…
この発言のページ