江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2025年3月12日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 57 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

大変難しい課題だと思っています。ただ、収入の補償というところまで踏み込むと、これはなかなか政治の範疇を超えるんだろうと思います、補償ですから。

しかし、将来の収入の予見性、必ず、農業という職業を選択したら、自分は家族を持って、そして子供二人、三人はしっかり大学に行かすことができて、そして、同級生でそれなりの会社に勤めている、役場に勤めている仲間と比較して自分の生活水準は決して劣っているものではないというような未来が想像できるような農業の産業構造にしていくことが大事なんだろうと思っています。

私は、地元の若い人と話すときに、確かに基幹的農業従事者は減っていくかもしれないけれども、これは、残った人間がどれほど感謝され、どれほど大きな仕事をするかも考えてほしいと。日本の人口は確かに減りますが、世界の人口は爆発的に増えて、食品産業もはるかに今よりもマーケットは大きく拡大をしていきます。そのときに、作る人が少なくなったときに、じゃ、今の農産物のプライスがどうなっているのか、そしてその人たちの社会的地位がどれほどのものの、今と比較して変わっているのかを私は想像してほしいと思うんですよ。

作る人が減れば、その人は尊重されるはずですが、減ることが是と言っているのではありません、減らない努力をするために魅力を上げていきたいと思っておりますが、委員の気持ちはよく分かります。やはり、魅力のある産業でなければ、収入が保証されなければ、自分の人生を懸けるということは、ましてや自分のかわいい、私も孫がおります、かわいい孫にこの道をということをなかなか勧められない、分かりますけれども、大事なことは、農業というものがやはり稼げる、そして所得が確保できる、そして家族を養っていける、そして夢が持てる、そういう産業にするために総合的に施策を展開したいなというふうに考えております。

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