城内実 (自由民主党)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)

2025年5月14日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 98 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 170 発言)

石井委員から、お地元の愛媛の道後温泉が「千と千尋の神隠し」の舞台になっており、外国人観光客、インバウンドが大変増えているというような御指摘がありましたが、まさに石井委員御指摘のとおり、アニメとか漫画を通じて我が国の様々な魅力を国内外に発信し、これを地方創生の取組につなげていくということになっておりまして、これは極めて私も重要だと考えております。

政府としましては、昨年六月に策定いたしました新たなクールジャパン戦略におきまして、コンテンツ産業を我が国の基幹産業として位置づけ、日本発のコンテンツ産業の海外市場規模を二〇三三年までに二十兆円、そして、石井委員も御指摘ありましたように、コンテンツを含むクールジャパン関連産業の海外展開を二〇三三年までに五十兆円に拡大する、こういう大きな目標を掲げておりまして、官民が連携して取組を推進しているところです。

この目標の達成は非常にチャレンジングなんですけれども、我が国のアニメや漫画、こうしたコンテンツの世界的な人気をまず起点として、さらには、食や文化などの地域資源も最大限に活用し、その高付加価値化を図りながらしっかりと利益を確保し、その利益を新たな投資に回すことによってコンテンツ産業や地域経済の活性化へとつなげていくという、いわゆるエコシステムの形成が重要でありまして、そのために必要な施策を強力に推進してまいります。

例えば、アニメツーリズム協会は毎年、「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」を発表しておりますが、石井委員の御地元松山でも「がんばっていきまっしょい」が選ばれておるなど、我が国では、自治体が中心となってアニメの魅力を地方創生につなげるための取組が積極的に進められております。

こうした全国の取組の成功例などをしっかりと共有しながら、自治体の創意工夫を促していくことが重要でありまして、私自身もちょっと恥ずかしながら、シャイな私としてはちょっと恥ずかしかったんですが、参加をさせていただいた先日の大阪・関西万博で開催したアニメと地方創生に関するイベントもその一つの事例だというふうに思います。

いずれにしましても、こうしたエコシステムの中心にはクリエーターの皆様がいらっしゃいまして、その存在が極めて重要です。そのためにも、人材育成、労働環境の改善など、クリエーターの皆様の活躍を後押しする施策もしっかりと推進してまいりたいと思います。

最後に、今年六月に策定を予定している知的財産推進計画二〇二五ですけれども、ここにおいては、こうした考えの下、大阪・関西万博のイベントを通じて得られました知見も踏まえつつ、クールジャパン戦略の強化に向けた施策をしっかり進めてまいります。

前後のやりとり

94の発言を見る

102の発言を見る