安野貴博一般財団法人GovTech東京アドバイザー

2025年4月16日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 77 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 237 発言)

御質問いただき、ありがとうございます。

私の考えですと、こういったAI技術というのはどちらの可能性もある、つまり、声を広く拾うために使うこともできれば、フェイクニュース、ディープフェイクのような、問題を引き起こす可能性も、両方あるものだと思っています。

私の経験を少しだけ御説明すると、この前の七月の都知事選挙ではブロードリスニングという言葉を使って説明していましたが、これはブロードキャストの逆ですね。通常、選挙ですと、政治家、候補者の考えていることを一方的にブロードキャストするというやり方が取られていますが、今、AIを活用することができれば、いろいろな人がいろいろなことを言っていることをブロードリスニングできるんじゃないかということです。

おっしゃっていただいたとおり、我々は、RAGと呼ばれる仕組みを用いて、私のマニフェストを学習させたAIを用意して、そこに、二十四時間ずっと誰でも一対一で質問ができるようにしたわけですね。

こうすることによって二ついいことがございました。一つは、どういった方がどういう質問を抱えているのか、どういう批判があるのかということに対して、一人一人の聞き方、知りたいところに直接答えてくれるようになったということ。二つ目は、その会話のログを見たときに、私が、実はこの政策というのは全然響いていなかったんだなとか、ここは実は物すごい批判が多いところなんだなということを、学びを得られるということですね。

なので、こういうふうにAIを使ってコミュニケーションを増幅していくことでよりいろいろな方の声を聞くことができるのではないか、その活用というのは本当にこれからの政治において重要なのではないかというふうに思っております。

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