渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 10 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 245 発言)

諸外国のAIに関する制度と我が国の制度の比較につきましてお答えを申し上げます。

近年、世界各国においてAI法制度に関する対応は進んでいるというふうに認識をしておりますけれども、例えば、EUにおきましては、人間の安全ですとか基本的な権利の保護という観点から、新たに法律を制定いたしまして、包括的な規制を導入しているということでございます。

一方、アメリカにおきましては、今、いろいろ変化があるところでございますけれども、安全保障リスクに対応しつつも、基本的には、事業者の自主的取組を踏まえた上で、既存の法令を活用しながら進めているというふうに認識をしております。

このように、それぞれの国の法体系、あるいは社会的、歴史的背景は異なっていると思いますが、それに応じて制度整備が進められているというふうに考えております。

こうした中、我が国におきましては、既存の法令ですとかガイドラインを活用しながら、国際整合性を保ちながら、イノベーション促進とリスクへの対応を図る、このために、体制整備、総合的な施策、指針、調査、情報収集等から成ります、いわゆる規制法ではない形の法律を新たに設けたいというふうに考えております。

この法案は、AIの研究開発や実装を加速することのできる、そして新しい技術に対応できる、予測できない事態に対応できる、バランスのある法制度というふうに考えておりまして、世界各国のモデルになり得るものと考えております。

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