ありがとうございました。
このインボイス制度によりまして納税者の方は大きな事務負担を強いられるんですけれども、それにしては二千億円というのは少ないのかなというふうに思いました。このような膨大な作業をして、消費税みたいに何十兆も集まるんだったらよく分かるんですけれども、二千億円程度だったら、ちょっとそれは意味があるんだろうかというふうな感想を持ちました。
仮定の話をしますけれども、例えば、税制度があって、その税制度で全国で一億円集まる税制度があったとします。その税制度をやるために納税者が事務作業をしますね、何十時間という事務作業をする。そして、それを時給で換算して、金額を足し合わせてみると、例えば十億円かかったとします。十億円の作業をして、一億円の納税だった。そのときに、この税金は入れるべきなのでしょうか。私の考え方は、そういうふうな税金は入れるべきではないと思うんですね。
一億円の税収が集まって大切な政策ができるかもしれませんけれども、しかし、その一億円の税金を集めることをやめれば、十億円分だけ、働いている方は別のことができる。より生産的なことをやれる。販売を増やすとか、GDPを増やす、そんなことができる。そういうふうに考えると、一億円の税金を集めることをやめることによって十億円の経済効果があったというふうな評価もできると思うんですね。
先ほど、二千億円という話がありましたけれども、このインボイスの制度にどれぐらいの人が関わっているのか分かりませんけれども、例えば一千万人がこの作業に関わっているとすると、一人頭二万とかですよね。二万というと、三日ぐらい働けば二万ぐらい簡単にいくと思うんですけれども、それぐらいの作業量は強いているんじゃないかなというふうに思うんですよね。
そう考えると、このインボイス制度はやめて、二千億円集める代わりに、その分、これは経済対策なんだというふうに大きく打ち出して、そして、その分、国民の皆様に、納税している方々により生産的な仕事をやってもらう、こういうふうな発想があってもいいのかなというふうに私は感じました。
さて、最後の質問に入ります。
以上を総括した質問になりますけれども、大臣にお聞きします。今後の消費税などの在り方を政府において検討する際には、中小企業等に過重な作業が生じないよう、簡単で簡素な税制度を考えていただきたいんですが、いかがでしょうか。
99青青木孝徳財務省主税局長
お答えいたします。
インボイス制度は、複数税率の下でも仕入れ税額控除において差し引く金額を正しく計算できるようにすることで、課税の適正性を確保するために必要な制度として導入をいたしたものでございます。
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100村村上智信(維新)
食品などに軽減税率を導入したことに伴って、税率の違いをちゃんと書類に残して、そして正確な納税をしてもらうという趣旨は分かるんですけれども、そうであるならば、例えば、食料品以外、軽減税率に関係ない分野についてはインボイスは不要ではないのかなというふうな、そのような感想は持ちます。それに、インボイス制度を導入しなくても、ほかの税金も全部同じですけれども、納税を間違えた場合、こういうときは税務署がチェックして見つければいいということになるわけですから、そういうふうに税務署のチェックに頼ってしまうというふうな割り切りもできるというふうに思います。
そこで、関連…
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101青青木孝徳財務省主税局長
お答え申し上げます。
繰り返しになりますが、インボイス制度でございますが、複数税率の下でも正しく仕入れ税額控除において差し引く金額を計算できるようにするためで、課税の適正化の観点から導入した措置でございますが、その結果として一定の増収がございます。免税事業者の方が課税事業者に転換することによりまして増収額が出ます。これにつきましては、令和七年度で見込んでおりますのは、国、地方合わせまして約二千億円程度ということでございます。
この発言のページ
- (上の発言)
102村村上智信(維新)
ありがとうございました。
このインボイス制度によりまして納税者の方は大きな事務負担を強いられるんですけれども、それにしては二千億円というのは少ないのかなというふうに思いました。このような膨大な作業をして、消費税みたいに何十兆も集まるんだったらよく分かるんですけれども、二千億円程度だったら、ちょっとそれは意味があるんだろうかというふうな感想を持ちました。
仮定の話をしますけれども、例えば、税制度があって、その税制度で全国で一億円集まる税制度があったとします。その税制度をやるために納税者が事務作業をしますね、何十時間という事務作業をする。そして、それを時給で換算して、金額を足し合わせてみると、例えば十億円かかったとします。十億円の作業をして、一億円の納税だった。そのときに、この税金は入れるべきなのでしょうか。私の考え方は、そういうふうな税金は入れるべきではないと思うんですね。
一億円の税収が集まって大切な政策ができるかもしれませんけれども、しかし、その一億円の税金を集めることをやめれば、十億円分だけ、働いている方は別のことができる。より生産的なことをやれる。販売を増やすとか、GDPを増やす、そんなことができる。そういうふうに考えると、一億円の税金を集めることをやめることによって十億円の経済効果があったというふうな評価もできると思うんですね。
先ほど、二千億円という話がありましたけれども、このインボイスの制度にどれぐらいの人が関わっているのか分かりませんけれども、例えば一千万人がこの作業に関わっているとすると、一人頭二万とかですよね。二万というと、三日ぐらい働けば二万ぐらい簡単にいくと思うんですけれども、それぐらいの作業量は強いているんじゃないかなというふうに思うんですよね。
そう考えると、このインボイス制度はやめて、二千億円集める代わりに、その分、これは経済対策なんだというふうに大きく打ち出して、そして、その分、国民の皆様に、納税している方々により生産的な仕事をやってもらう、こういうふうな発想があってもいいのかなというふうに私は感じました。
さて、最後の質問に入ります。
以上を総括した質問になりますけれども、大臣にお聞きします。今後の消費税などの在り方を政府において検討する際には、中小企業等に過重な作業が生じないよう、簡単で簡素な税制度を考えていただきたいんですが、いかがでしょうか。
103
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
税制については、これまでも、そのときの経済社会の変化、また、政策目的の実現などに加えて、公平、中立、簡素という租税原則にも留意した制度設計を行ってきたところでございますし、消費税の軽減税率制度についても、先ほどいろいろ政府委員からも答弁させていただきましたが、可能な限り簡素な仕組みになるよう努めているところでございますし、また、インボイス制度においても、事業者の事務負担にも配慮した制度設計を行っているところであります。
今後、税制の在り方を検討するに当たっても、事業者の事務負担等にも配意して、できるだけ簡素なものとなるよう心がけていく必要があると考えて…
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104村村上智信(維新)
御答弁ありました。ありがとうございます。
公平、公正、簡素、誠にそのとおりだと思います。そして今、納税する方の事務負担についても勘案していただけるというふうに前向きな答弁をいただきまして、誠にありがとうございます。軽減税率もそうですし、インボイスについても過重な事務作業があるんだというふうに言われております。是非そのような過重な作業が発生しないように税制度を考えていただけたらというふうに思います。
私がこういうふうな話題を取り上げるのは、これからの日本というのは人口減少で困るからなんです。人口減少で人手不足なのにもかかわらず、これまでの社会の制度をそ…
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105
井林辰憲(自民)
次に、岸田光広君。
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