御答弁ありがとうございます。
社会保険制度であれば、公平性はそこまで重視しなくていいんじゃないのかというふうに捉えていて、その問題意識でもう一問お伺いするんですけれども、説明資料の中にはこうしたことも書かれております。賃金が月六十五万円を超える方に、賃金に応じた保険料を負担いただき、現役世代の賃金に見合った年金を受け取れるようにします。賃金が上限を超えると保険料が相対的に低く抑えられ、年金額も低くなります。こうしたふうに説明がされているんですね。
これを聞くと、ありがた迷惑だなというふうに個人的には感じるところでございます。将来の年金の受給額がなかなか安くて、手厚くしたいと思っている人は、別にこの二階部分に頼らなくても、三階部分のiDeCoを使って、将来が不安だったら、中高所得者の方は別に三階部分を手厚くすればいいだけなので、何かこの説明の文章がいまいちしっくりこないところなんですね。なので、取りやすいところから取ろうとしている仕組みについて、やはり私は疑義を示したいというふうに考えております。本当に厚生年金でしたり社会保障の仕組みの維持のためにお金が必要なのであれば、真っ正面から国民に説明をすべきだというふうに考えております。
中所得者、高所得者は相対的に年金が低くなるというような言い方で、負担額を引き上げてくださいよ、皆さんにとっても利点があるんですよというような説明をするのではなくて、このままだと年金財政は維持できないので、何とか中所得者、高所得者の方々に、頑張って負担してくださいと。別に、利点があるからいいんですよというんじゃなくて、もう耐えられないから何とか負担してください、こういう姿勢で政府もやらないといけないというふうに思っているところでございます。
公平性を今より確保したいんだったら、上限の引上げではなくて、しっかり真っ正面から、所得税の部分で、累進課税の強化か分からないですけれども、そうしたところからしっかりと向き合って議論していくのが、真面目な政治の姿勢としてはあるべき姿なんだと考えているところでございます。
標準報酬月額の引上げという形で、中高所得者に対してこれ以上の負担を課すべきではないというふうに考えておりますが、その点、御見解いかがでしょうか。
278
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
被用者年金の拡大等につきましては、例えば、今一号の方が被用者保険に入っていただくことで、当然、その部分の二階建て部分の給付もその方が受けていただくということで、その給付水準が、今おっしゃったように、基礎年金プラスその上乗せ部分も含めて上がっていくという効果があるというふうに思います。
その上で、基礎年金水準等については様々御指摘をいただいておるところでございますから、次期に行われます財政検証の結果も踏まえ、必要な措置を講じていきたいというふうに考えております。
この発言のページ
279
森ようすけ(国民)
御答弁ありがとうございます。
次期の検証を見ずに、しっかりこの国会で議論をして、基礎年金の底上げができるように審議も進めていただければと思いますので、その点、よろしくお願いいたします。
質問をちょっと飛ばさせていただいて、標準報酬月額の引上げのところについてお伺いしたいと思います。
今回、標準報酬月額の上限を六十五万円から月七十五万円に引き上げようとしているわけでございます。それで、厚労省さんの説明資料を見ると、こうした記載がされています。上限を超える収入の方は、実際の賃金に占める保険料の割合がほかの方よりも低くなっています。世代内の公平のためにも…
この発言のページ
280
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
厚生年金保険も含めまして、現行の公的年金制度は、負担に応じた給付を原則とする社会保険制度であります。
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- (上の発言)
281
森ようすけ(国民)
御答弁ありがとうございます。
社会保険制度であれば、公平性はそこまで重視しなくていいんじゃないのかというふうに捉えていて、その問題意識でもう一問お伺いするんですけれども、説明資料の中にはこうしたことも書かれております。賃金が月六十五万円を超える方に、賃金に応じた保険料を負担いただき、現役世代の賃金に見合った年金を受け取れるようにします。賃金が上限を超えると保険料が相対的に低く抑えられ、年金額も低くなります。こうしたふうに説明がされているんですね。
これを聞くと、ありがた迷惑だなというふうに個人的には感じるところでございます。将来の年金の受給額がなかなか安くて、手厚くしたいと思っている人は、別にこの二階部分に頼らなくても、三階部分のiDeCoを使って、将来が不安だったら、中高所得者の方は別に三階部分を手厚くすればいいだけなので、何かこの説明の文章がいまいちしっくりこないところなんですね。なので、取りやすいところから取ろうとしている仕組みについて、やはり私は疑義を示したいというふうに考えております。本当に厚生年金でしたり社会保障の仕組みの維持のためにお金が必要なのであれば、真っ正面から国民に説明をすべきだというふうに考えております。
中所得者、高所得者は相対的に年金が低くなるというような言い方で、負担額を引き上げてくださいよ、皆さんにとっても利点があるんですよというような説明をするのではなくて、このままだと年金財政は維持できないので、何とか中所得者、高所得者の方々に、頑張って負担してくださいと。別に、利点があるからいいんですよというんじゃなくて、もう耐えられないから何とか負担してください、こういう姿勢で政府もやらないといけないというふうに思っているところでございます。
公平性を今より確保したいんだったら、上限の引上げではなくて、しっかり真っ正面から、所得税の部分で、累進課税の強化か分からないですけれども、そうしたところからしっかりと向き合って議論していくのが、真面目な政治の姿勢としてはあるべき姿なんだと考えているところでございます。
標準報酬月額の引上げという形で、中高所得者に対してこれ以上の負担を課すべきではないというふうに考えておりますが、その点、御見解いかがでしょうか。
282
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
公的な社会保険制度である以上、一定程度の公平性というのは必要ではないかというふうに思います。
この公的年金制度は、社会保険として、負担に応じた給付を原則としておりますが、既に標準報酬月額の上限を超える収入のある方に係る厚生年金の実効的な負担率は、本来の保険料率であります一八・三%に比べて、結果的に今低い水準となっているわけです。
こうした上限に該当する方が男性では一〇%弱、男女平均でも六%強程度おられることを考えますと、負担能力に応じて負担いただくという世代内の公平性の確保という観点からも、上限額について一定の見直しが必要ということでございます。
…
この発言のページ
283
森ようすけ(国民)
御答弁ありがとうございます。
私が聞いていて、今の説明が税だったら分かるんですけれども、あくまで保険という説明をしているのであれば、何か、相対的に低く抑えられていて、一八・三%を下回っている説明もありましたけれども、同じリスクとリターンを負うようなプールに入っているわけですから、そこはやはり合わせるべきだというふうに個人的には考えているところなので、そこも是非御検討を進めていただきたいなと思っているところでございます。
適用拡大のところについてもお伺いしたいと思います。
今回、社会全体で人手不足が進む中で、働き方に中立的な社会保障制度をつくっていく…
この発言のページ
284間間隆一郎厚生労働省年金局長
お答えいたします。
被用者保険の適用拡大に当たりましては、対象となる企業には、新たな社会保険料負担を御負担いただくこととなります。加えて、今回の改正では、今まで以上に小規模な企業が対象となりますので、企業経営に与える影響や事務負担の増加等も踏まえて、適用拡大の実施のスケジュールの検討を行ったということでございます。
こうしたことから、今回、刻みが御案内のように四段階あるわけですけれども、企業規模については四段階あるわけですが、中小企業基本法における小規模企業者の定義も参考に、令和二年年金改正法の施行スケジュール、これは二年置きにしているんですね。これ…
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