鹿沼均厚生労働省保険局長

2025年4月9日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 63 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 393 発言)

お答えいたします。

先生御提案の趣旨、長期療養の方々への対応として、いろいろなことが考えられるのではないかという御提案だと思っております。

課題として考えられることとしては、制度がより複雑になればなるほど、事務的な部分が、結構いろいろな負担が出てくるというところはございます。例えば、保険者において、患者ごとに各月の医療費自己負担額を一件一件集計する必要があって、その事務負担をどうしていくのか。

また、年間所得に大きな変動がない高齢者の場合と異なりまして、昇給や降格等で標準報酬が変動するケースも多い中で、その場合の上限額がどうなっていくのか。

また、二十四万円ということであれば、八万円よりはあれかもしれませんが、例えば二十三万円ぐらいの人が、先生のおっしゃるところの、先発品を使って二十四万を超えようとするというケースがあるのかとか、また、何か月かで見るということもありますが、例えば、どこかで非常に大きな治療をして二十四万円を超えた、その後、それが治って、ずっと治った状態で、それが何か月かして、また別の病気になった方、この方はいわゆる長期療養対策とはちょっと違う観点だと思いますが、そういった方も多数回該当に当たってしまうことをどう考えるか。いろいろな整理すべき課題があるとは思っております。

ただ、いずれにいたしましても、保険料負担の抑制や持続可能性の確保とともに、患者の方々の経済的な負担が過度とならないようにしなければいけないというふうには思っておりますので、その際には実務面での課題もよく検討しながら議論していきたい、このように思っております。

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