私も、様々な製薬企業、団体とお話をさせていただく中で、委員が御指摘いただきましたように、日本の市場の予見性の確保、これが重要だという御指摘は累次いただいてきているところです。
ただ一方で、医療保険を考える上では、保険者であったり被保険者、また医療提供者など、様々な立場の関係者の方々が参画する制度でございますから、多角的な検討を要するものだというふうに認識をしています。
これまでも、この薬価制度につきましては、国民皆保険の持続性を考慮しまして、市場実勢価格を適時適切に反映して国民負担を抑制することが重要である一方、革新的な新薬の開発力を強化していく要請などにも応えていく必要があるというふうに認識しています。
薬価改定の在り方につきましては、引き続き、今申し上げました創薬イノベーションの推進であったり安定供給の確保、国民負担の軽減といった要請についてバランスよく対応する観点から、国内外の製薬団体等の御意見もしっかり伺いながら、中医協で検討を進めてまいりたいと思います。
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井坂信彦(立憲)
今お答えになった数字、GDPが十年で五%しか伸びていないという政府のデータは、これは名目GDPではなくて、物価上昇を割り引いた実質GDPのことだと思います。一方で、医薬品市場が十年で二九%も伸びましたというのは、これは物価上昇を割り引かない名目の市場規模実額だというふうに思います。
要は、名目の市場規模の伸びより物価上昇を割り引いた実質のGDPの伸びが低いですというのは、これはもう当たり前の話であって、名目市場規模と実質GDPを比較することには意味がありません。
そもそも、厚労省の言う市場規模というのは、これは薬局で売っている市販薬も含んでいて、今回…
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49内内山博之厚生労働省大臣官房医薬産業振興・医療情報審議官
先ほどお答えしたものは、そうしたものも含んでいるものでございまして、薬剤費とは別のものでございます。
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井坂信彦(立憲)
薬剤費の伸びというのが、やはりこの薬価改定の議論では極めて重要だと思います。
ところが、これは令和五年の医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会、ここでは、厚労省が医療用医薬品の薬剤費の伸びについて正確なデータを持っていないことに対して、この検討会の遠藤座長が、薬剤データがそもそもない中で議論するのはどうなのか、こういう発言をされているわけであります。
一方、この薬剤費の伸びのデータは、IQVIAという世界的な統計会社のデータによりますと、中間年薬価改定が始まった二〇一六年から、コロナの影響を受けない、薬剤費の高騰を受けていない…
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- (上の発言)
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
私も、様々な製薬企業、団体とお話をさせていただく中で、委員が御指摘いただきましたように、日本の市場の予見性の確保、これが重要だという御指摘は累次いただいてきているところです。
ただ一方で、医療保険を考える上では、保険者であったり被保険者、また医療提供者など、様々な立場の関係者の方々が参画する制度でございますから、多角的な検討を要するものだというふうに認識をしています。
これまでも、この薬価制度につきましては、国民皆保険の持続性を考慮しまして、市場実勢価格を適時適切に反映して国民負担を抑制することが重要である一方、革新的な新薬の開発力を強化していく要請などにも応えていく必要があるというふうに認識しています。
薬価改定の在り方につきましては、引き続き、今申し上げました創薬イノベーションの推進であったり安定供給の確保、国民負担の軽減といった要請についてバランスよく対応する観点から、国内外の製薬団体等の御意見もしっかり伺いながら、中医協で検討を進めてまいりたいと思います。
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井坂信彦(立憲)
政府が今やっている薬価改定というのは、要は、薬剤費総額の大枠はほとんど増やさないまま、小さな枠の中で、先端的な、イノベーティブな医薬品はなるべく優遇しましょう、こういうことをやっております。
これだと、例えるならば、お弁当箱、小さなお弁当箱の中でおかずの割合を増やしましょうと。これはいいんですけれども、もう子供の体が大きくなっているのに弁当箱だけずっとちっちゃいままで、この割合を幾らどういじろうが、もう全体が足りない。この総枠の議論が必要だと思って、今の御提案をしたところであります。
もちろん、多角的な検討は必要です。作り手のことばっかり考えたら、そ…
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
おっしゃったところについては十分理解をさせていただいた上で、そこはやはりバランスを持った対応だというふうに思います。
高額療養費のときにも議論がありましたように、医療保険制度をしっかり後世につないでいくために、現役世代の保険料負担の問題もございます。そういったところも考慮しながら、ただ一方で、今おっしゃったように、薬の安定供給についても支障のないようにしていく。そのバランスをしっかり見極めながら対応を進めていくということでございます。
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井坂信彦(立憲)
大臣のおっしゃるように、バランスは大事です。
では、お聞きをしますが、現状、バランスを失しているのではないでしょうか。要は、薬価の切下げばかりやり過ぎて、外国のイノベーティブな企業から見ても、もう日本で薬を売っても意味がない、やめておこう、これがドラッグロスです。そして、国内で真面目に薬を作っている企業あるいはジェネリックを作っている企業から見ても、幾らリストラしたって、今リストラもひどいですから、何をやったって、もうこれ以上経営が成り立たない、赤字の薬はもう作れないとなって、実際に普通の薬が町中に足りなくなっているわけであります。
これは、私がさっ…
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