武藤容治 (自由民主党)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)

2024年12月18日・第216回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 81 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 244 発言)

鈴木委員にお答えをさせていただきます。

今の、経済産業省でやっていることですけれども、年に二回、価格交渉促進月間を通じて、受注側そして発注側の双方に積極的な価格交渉を呼びかけておりまして、その後、三十万社の中小企業に対して、実際に交渉、転嫁できたか、アンケート調査を行ってきました。

その結果に基づきまして、この取組を始めた、二〇二一年になりますけれども、約三年間で延べ約七百七十社の発注企業の交渉、転嫁の状況を公表させていただいたところで、その中で結果の芳しくない百二十社の経営トップに対して、事業所管大臣、これは私だけじゃなくて国交省とかいろいろなのがありますけれども、指導助言を行ったところです。これらにより、中小企業始め取引先が多く波及効果の高い発注企業に対して、取引方針の改善を促してきたところであります。

こうした形で、徐々に交渉しやすい雰囲気は醸成されつつあるんだというのが認識であります。足下においても、半年前と比べて、発注側からの声かけで価格交渉できた割合が、二ポイントですけれども増加をして、二八・三%となりました。また、価格転嫁率は、約三ポイント増加ですけれども、四九・七%となったところです。

一方で、サプライチェーンの取引段階の階層が深くなればなるほど転嫁率がやはり下がってきておりまして、価格転嫁の浸透が今後の重要な課題と認識をしているところであります。

今後は、二月上旬を目途ですけれども、最新の調査に基づく発注企業の社名公表ですとか事業所管大臣の名前において指導助言を行い、そして発注企業に更なる取引の改善を促します。また、公正取引委員会と連携をし、下請法改正の検討を含めて、中小企業の価格転嫁を更に後押ししてまいりたいというふうに思います。

よろしくお願いします。

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