ありがとうございます。
お尋ねのデータベースとして構築をすることが可能かどうかという点でございますけれども、技術的には不可能ではないのではないかと、非常にちょっとまどろっこしい表現で恐縮なんですけれども、かように考えておるところでございます。
要すれば、技術面、コスト面での課題というのは非常に大きい問題がございまして、相当の難易度があるのではないかという点は留意が必要かなというふうに思います。
幾つか理由を申し上げたいと思います。
まず一つには、分析を含めて利活用を進めていくというためには、データ自体が相互に参照可能と申しましょうか、例えば使っている単位が全て同じ単位を使っていないとこの数字の意味合いというのは変わってくる。例えば、検査値一つ取りましても、検査の例えば機器によって数値の表現が違っているというようなことが、一次利用している場合、すなわち患者さんに治療する場合であれば問題は生じないんですけれども、データベースにしていく、交ぜてデータとして見ていくというふうになりますとそれを標準化する必要が出てまいります。そのために互換性を高める必要があるということから、例えば言葉ですとか、あるいは医薬品のコードといったような基本的なマスターの統一というのが前提となってくるかなというふうに思います。また、この標準的なデータを設定した上で、例えば医療機関で申し上げますと、約十一万を超える診療所ですとか八千の病院全てがそれをちゃんと徹底して使っていただく、こういうことが必要になってくるというのが前提のその一でございます。
また、あわせまして、コストの問題、それは委員も今御指摘いただきましたけれども、連携するデータの種類が増える、あるいは量が増えるということで、データベースの維持運用というのも課題となってこようかなというふうに思います。
このため、デジタル化をしてデータベースとして活用する医療情報の範囲につきましては、医療現場への負荷ということも十分考えながら、実際のユースケースに合わせて優先順位を付けて進めていただければというふうに考えているところでございます。
以上です。
61
礒崎哲史(国民)
今御説明をいただきましたが、なかなか統一化難しいということですが、でも、これ、まさに先ほどの岸委員とのやり取りの中で、大臣からは、カスタマイズしちゃってどんどんそれが進んでいるからこういうことになっているんで、そこは腹くくって覚悟決めて一本化まとめていってほしいということですので、そこは是非大臣とまた厚労省と厚労大臣とお話をしていただきながら、やはり最終的には情報の共有化を図っていくという意味では、できるだけシステムは統一に近づけていった方がいいと思います。
細分化するということは、それぞれのカスタマイズに対応しなきゃいけないシステムをつくるということ…
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62榊榊原毅厚生労働省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
電子カルテ情報共有サービスで共有する情報につきましては、有識者による検討や医療現場のニーズ調査等を踏まえ、外来や救急医療の現場でニーズの高い情報から共有を始めるという方針の下、診療情報提供書や傷病名、検査値等を選定したものでございます。
この共有する情報に関しましては、運用開始後も順次拡大することとしており、共有の必要性、標準化の状況、現場の負担などについて関係者の意見を聞きながら、引き続き検討を進めてまいりたいと考えております。
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63
礒崎哲史(国民)
それこそ、我々がお医者さんにかかったときにカルテに先生方が記入している、まさに我々の症状であったり事細かな情報という、あれが対象になっていないんですよね。本当にそれは対象にしなくていいのかどうか。もちろん、問題意識は厚労省さんも今お持ちであって、今後やはり検討していくということのお考えはあるというふうに承知をしておりますので、是非これは進めていっていただきたいというふうに思います。
ただ一方で、このやり取りは実は厚労委員会の方でもされておりまして、それこそこの委員会所属しております岩本委員もこうした観点質問をされていたと、議事録、私も拝見をさせていただ…
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- (上の発言)
64三三浦明デジタル庁統括官
ありがとうございます。
お尋ねのデータベースとして構築をすることが可能かどうかという点でございますけれども、技術的には不可能ではないのではないかと、非常にちょっとまどろっこしい表現で恐縮なんですけれども、かように考えておるところでございます。
要すれば、技術面、コスト面での課題というのは非常に大きい問題がございまして、相当の難易度があるのではないかという点は留意が必要かなというふうに思います。
幾つか理由を申し上げたいと思います。
まず一つには、分析を含めて利活用を進めていくというためには、データ自体が相互に参照可能と申しましょうか、例えば使っている単位が全て同じ単位を使っていないとこの数字の意味合いというのは変わってくる。例えば、検査値一つ取りましても、検査の例えば機器によって数値の表現が違っているというようなことが、一次利用している場合、すなわち患者さんに治療する場合であれば問題は生じないんですけれども、データベースにしていく、交ぜてデータとして見ていくというふうになりますとそれを標準化する必要が出てまいります。そのために互換性を高める必要があるということから、例えば言葉ですとか、あるいは医薬品のコードといったような基本的なマスターの統一というのが前提となってくるかなというふうに思います。また、この標準的なデータを設定した上で、例えば医療機関で申し上げますと、約十一万を超える診療所ですとか八千の病院全てがそれをちゃんと徹底して使っていただく、こういうことが必要になってくるというのが前提のその一でございます。
また、あわせまして、コストの問題、それは委員も今御指摘いただきましたけれども、連携するデータの種類が増える、あるいは量が増えるということで、データベースの維持運用というのも課題となってこようかなというふうに思います。
このため、デジタル化をしてデータベースとして活用する医療情報の範囲につきましては、医療現場への負荷ということも十分考えながら、実際のユースケースに合わせて優先順位を付けて進めていただければというふうに考えているところでございます。
以上です。
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礒崎哲史(国民)
今、技術的には、少しまどろっこしい言い方というふうにはおっしゃっていましたけれども、できなくはないのではないかというようなお話だったというふうに思います。
それから、最後、そのデータベースとしたものをどういうふうに活用していくかというところも係ってくるんだと思います。個人個人の医療情報を必要とし、その個人に対してどのようにその医療機関で対応していくかということであれば、引っこ抜いてきてその場でチェックすればいいわけですから、別に単位が違っていても問題ないわけですよね。であれば、できるだけいろんな情報があった方がいいというふうにも考えられますし。ただ、二…
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66榊榊原毅厚生労働省大臣官房審議官
御指摘の電子カルテ情報共有サービスに登録された情報の取得、閲覧可能な期間につきましては、それぞれの情報の特性や利用ニーズを踏まえ、各種文書の法令上の保存期間も参考にしながら、公開の検討の場における議論を経て設定したものでございます。
その際、例えば、医師が継続的に確認できることが必要と判断した傷病名に関しては五年を超えて取得、閲覧することも可能としており、診療上必要な配慮も行っているところでございます。
現行の保存期間であっても、保存されている情報を医療機関などで共有している診療等に活用することにより、医療DXの目的の一つである効率的で質の高い医療の…
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礒崎哲史(国民)
医師の判断でその長期保存ということですけれども、医師の判断に全て委ねてしまうと、そもそもの目的を達成できないのではないかなと。やはり、ある程度そのルールを決めて、こういうルールに基づいて行っていくと。そのルールというのは、最終的に何がしたいかだと思います。政府として何がしたいか、その目的達成のためにはどういう標準的な考え方とルールが必要なのか、そこからやはり分解しながら、課題を分解しながら、じゃ、カルテの保存期間、本当に五年でいいのというのは見直しをしていくべきではないかと、そのように思います。
このカルテの保存期間の議論をしていた中で、こういう懸念が…
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