横山征成内閣官房防災庁設置準備室次長

2026年6月12日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 129 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 196 発言)

御指摘いただいた既に答弁した内容とかなり重なる部分もあるかもしれませんけれども、答弁させていただきます。

在宅避難者や広域避難者を含む被災者一人一人の状況に応じた、漏れ、むらのない被災者支援を行うためには、御指摘もございましたけれども、被災者の状況、例えば、今どこにいらっしゃるのか、居場所でございますとか、要介護度の情報でありますとか、障害があるのかないのかなどを正確に把握するとともに、支援機関の間で情報共有が可能となるよう被災者データベースとして集約することが極めて有効であるというふうに考えてございます。

その際、被災者支援に必要な情報は、平時におきましては、これは住民票がある方の場合でございますけれども、自治体内の様々なシステムで保有していることもあることから、発災時の迅速な対応のためにこれらの必要な情報が被災者データベースとして集約される仕組みを平時から構築するとともに、発災後はこちらに集約されるような仕組みをつくっておくということでございます。

そして、災害が発生した場合には、アウトリーチとして、避難所にいなくても、被災者を個別に訪問するときも含めまして、アプリ等のデジタルツールも用いまして収集した情報をこの被災者データベースに集約し活用することが、求められている災害ケースマネジメントを行うためにも必要になると考えてございます。

能登の例でいえば、住民票のない、帰省をされている方なんかも多くいらっしゃいましたので、そういう方々も視野に入れなきゃいけないという教訓もございます。広域避難が生じるような災害もございますので、このような様々な情報を、自治体ごとに構築されているシステムの間であっても、スムーズに共有、集約すると適切な支援につながりますことから、データの標準化が重要になると認識してございます。これも関連の答弁先ほどした内容でございますけれども、まず国として、被災者支援に必要な情報項目の標準化などを進めることを今取り組んでいるところでございます。その上で、広域災害において行政の壁を越えて自治体間で情報連携する方策について、マイナンバーの活用も含めて検討することとしてございます。

防災庁設置後も、関係省庁とも連携しながら、被災者一人一人に寄り添った支援の実現に向けた環境整備に引き続き努めてまいりたいと考えてございます。

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