竹内真二 (公明党)

2026年5月8日・第221回国会 参議院 災害対策及び東日本大震災復興特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 87 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 165 発言)

公明党の竹内真二です。質問の機会をいただき、感謝を申し上げます。

本日は、第三期復興・創生期間に入り、これまで以上に力強い取組が必要との思いを込めて、福島、とりわけ浜通りの復興について質問をさせていただきます。

公明党は、三月七日に南相馬市で党福島復興加速化会議を開催し、住民懇談や視察なども行いました。地元の被災者の皆様を始め、南相馬市長、富岡、大熊、双葉、浪江の各町長、そして現場で復興に携わる方々から直接お話を伺いました。三つのことを私は痛感をいたしました。

一つは、浜通りの復興はなお道半ばであり、若い人が地元で暮らし、地元で働ける環境をつくってほしいという切実な声が特に強かったことであります。ある意味、日本全国で共通の課題であるかもしれません。しかし、復興が道半ばである被災地であるからこそ、更に深刻な課題と受け止められているのだと思います。

二つ目は、地域によって復興状況にばらつきがあり、課題も様々であることです。地域の実情に応じた支援をという声が首長の皆さんからも改めて上がっておりました。

そして三つ目には、風化への懸念です。公明党はこれまで一貫して、福島復興は風評と風化、この二つの風との戦いであると訴えてまいりました。十五年が経過をして、やはり大震災、原子力災害の風化を福島の皆さんが肌で感じられ、心配されていることを強く感じました。

本日は、こうした現地の声も踏まえて質問をさせていただきます。

初めに、風化についてです。

三月に行われた福島民報社と福島テレビが行った福島県民世論調査では、記憶や教訓の風化を感じるかとの問いに、感じるとどちらかといえば感じるとの答えが合わせて七四・四%に上りました。その理由として一番多かったのは、話題にすることが少なくなったとの回答でした。

福島市内で三月二十九日に原子力災害からの福島復興再生協議会が開かれましたが、席上、内堀福島県知事から、東日本大震災だけでは復興の厳しさが伝わらないとして、東日本大震災と原発事故と表現するよう政府に求めたと報じられておりました。この発言には福島の経験と教訓を決して風化させてはならないという強い思いが込められていると思います。

そこで、牧野復興大臣に伺います。内堀知事の要請をどう受け止められ、今後どう具体的に対応されていくのか、また、改めて政府一丸となって福島の復興に取り組むべきと考えますが、その認識と具体的な取組について見解を求めます。

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