茂木敏充 (自由民主党)外務大臣

2026年5月8日・第221回国会 参議院 政府開発援助及び国際協力・人道支援等に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 107 発言)

確かに、現在の状況、二月の二十八日から事態が深刻化するという中で、原油等の供給、ホルムズ海峡を通るものが止まってしまう、いろんな国、原油価格等の高騰の影響も受けておりますが、供給が途絶をする、そして備蓄もない、こういった状態、多くの国、特にアジアの国々でそういった問題が深刻になっていると、そんなふうに考えております。

こういったことも踏まえて、四月の十五日、高市総理は、エネルギー強靱化に関しますアジア・ゼロエミッション共同体、AZECプラスオンライン首脳会合を主催しまして、アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ、通称パワー・アジアと呼んでおりますが、これを発表しまして、各国から本当に歓迎の意が表されたところであります。

パワー・アジアは、域内のエネルギーであったり重要物資のサプライチェーンの強靱化に向けて、一つは緊急対応、そしてもう一つは中長期の構造的な対応の両輪から成る金融面での協力等を行うものであります。

緊急対応としては、日本とのサプライチェーンを構成する各国、そこへの財政支援、例えば、そういった国々から日本、プラスチック製品等を供給受けておりますので、そういった国々への財政支援。また、構造的な対応としては、備蓄が少ないということで、原油備蓄に係る協力であったりとか、エネルギー源多角化、そういった国でも図っていかなきゃいけませんから、それに向けたODAも活用して行っていくものであります。

アジアの国々とともに、エネルギーの安定供給とサプライチェーン強靱化に取り組むこのパワー・アジア、まさに高市政権が掲げるFOIPの具現化だと、そのように考えておりまして、引き続き、平和と繁栄をつくる責任ある日本外交、これを展開していきたいと、こんなふうに考えております。

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