梅村みずほ (参政党)

2026年4月24日・第221回国会 参議院 沖縄・北方問題及び地方に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 102 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 145 発言)

ありがとうございます。

所管は何かというと、沖縄振興でいらっしゃるんですね。この辺野古のボートの事故というのは振興には直接関わりはないかもしれないんですけれども、内閣府のホームページに政務三役の担当分野表というのがありまして、そこを見ますと、黄川田大臣、沖縄政策、沖縄振興、沖縄総合事務局というふうに書いてあるんですね。あと、私の手元には緑色の参議院第一特別調査室、当委員会の担当調査室から出されております資料の冊子があるんですけれども、ここで最近の新聞記事、この委員会に関連あるだろうということでまとめられている冊子なんですけれども、一の項目では沖縄振興について、二については沖縄基地問題についてということでまとめられております。これ、新聞の記事集なんですけれども、ここにも辺野古の転覆事故の記事というのは載っていないんです。

なので、必ずしも黄川田大臣の所管ではないということは分かっているんですけれども、いつも国に対して、あるいは行政というものに対して国民が抱く不満というか、なぜだろうというところに、所管じゃなかったら触れないというところの違和感はあるんではないかと思うんですね。

沖縄という場所で命を失われた方がいて、文科では文科の、例えばその教育基本法に照らしてどうなんだという問題、同志社国際高校の対応だとか、そういった問題はもう審議もされている。国土交通省においては、やはりそのテクニカルな問題であるとか諸手続についてもどうだったんだという質疑はあってしかるべきなんですけれども、私が前回の委員会で指摘をさせていただいたというのは、沖縄においてこの反基地運動をされる方というのは、時に命の危険を顧みず、一般の方を巻き込んでこういう事故を起こしてきたということなんですね。これは、所管というものがないわけなんです。けれども、国民から見たら、これは沖縄に関する問題を幅広く取り扱ってくれる委員会ではないのかということで、所管じゃないから触れない、捜査中だから何も言えないではなくて、せめて何かしら、この委員会を代表する、代表して出席してくださる閣僚として、一言触れていただきたかったというのはお伝えをしたいと思います。

武石知華さん、十七歳で命を失われた高校生の御遺族の方が何度もnote、SNSを使って情報を発信してくださっています。

資料をお配りさせていただきましたけれども、一枚目はその御遺族のメモからの抜粋でございます。マーカーを引いているところの少し上からになりますけれども、読み上げさせていただきます。

責任云々の話とは別ですが、組織の責任者たちが沖縄で私たちの怒りと悲しみを正面から受け止めながらも、逃げることなく、対応してくれました。一方、日記で記した数日間に登場しない方たちがいます。書きたくても書ける内容がない人たちです。平和丸の船長、乗組員、ヘリ基地反対協議会その他の関係責任者たち。沖縄にいる間、知華や私たちへ対面しての直接の謝罪、面会可否の問合せ、託された手紙、弔電、何一つありませんでした。学校、ツアー会社、中城海上保安部のいずれのルートでも問合せがなかったことを確認しています。私はこれを、どう理解すればよいのでしょうかというふうに書かれております。

このどう理解すればよいのでしょうかというところは、船長や関係者に聞くしかないのではないかなと思っているんですね。それを、じゃ、どのように御遺族が言葉を取れるかといったら、そのすべがなかなかないんだと思っております。

ですので、私は、この委員会において取り上げるというのが適切かどうかは分からないですけれども、場所としてはほかにないわけですから、大臣にも、そしてここに集まっている議員各位の皆様にも一緒に考えていただきたいという問題提起をしたく思っているんです。

なぜ運輸局へ事業登録をしていなかったのか。なぜ船舶保険に入っていなかったのか。救命胴衣の装着指導はなぜ適切になされなかったのか。なぜ人の乗降が想定されていないような足場の悪い危険な防波堤から乗船させたのか。波浪注意報が出されていた中、なぜ船を出したのか。海保からメガホンで注意を呼びかけられていましたけれども、なぜあのときに引き返さずに危険なリーフエッジに進んだのか。不屈が転覆しましたね、最初に。そのときに救難信号を送ることができなかったのはなぜか。なぜ子供たちを乗せたまま不屈の救助に向かったのか。これまでに何校の教育機関の何名の子供たちをそのような船に乗せてきたのか。子供たちの命を危険にさらしてまでやらねばならなかったことって何なんですかということを聞かねばならないと思っております。

そのうちの幾つかは文科の担当であったり国交の担当であったりすると思いますけれども、今日も福田文科政務官にお越しいただきまして、お忙しいところ恐れ入ります。ありがとうございます。

ちょっと質問をさせていただきたいんですけれども、平和教育には多面的、多角的な視点が重要だと私は思っております。沖縄での平和教育というのは沖縄の中部と北部と南部でもスタンスが多少違うというふうに沖縄の公立学校の先生から聞いたことがあるんですけれども、平和教育が一方的な考えの押し付けになっていたということがあってはならないと思っております。この沖縄での平和教育、これがイコール反基地教育となってはいけないと思っておりますけれども、文科省としての御見解をお聞かせください。

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