山地憲治公益財団法人地球環境産業技術研究機構理事長

2026年5月13日・第221回国会 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 138 発言)

再生可能エネルギーは、特に二〇一二年から始まったFIT制度によって急速に入ってきました。当時は高かったです。だから、FITで固定価格買取り、高く買っていたんですけど、今は太陽光発電は相当下がってまいりました。そのキロワットアワー幾らという値段でいうと下がってきて、化石燃料や原子力とも競争可能な範囲になってきているんですけれども、ここが電力需給の難しいところで、電力は瞬時瞬時のバランスを取らなきゃいけないんですけれども、太陽光発電は、昼間、太陽が照っているときにしか出ません。夜には供給できません。それから、変動にマッチするためには、太陽光発電の出力を変動することは自然条件で決まっていますから、人為的にはできません。

そうすると、電力需給のバランスを取って、つまり電力供給の安定化のためには調整力が必要になります。それには、貯蔵であるとか、火力発電の出力を増大させたり、水力もそうです、そういうことがあります。そういう調整力のコストを考えると、一定ではなくて、再生可能エネルギー、特に自然変動性の太陽光と風力の比率が高まると調整力のコストが余計高まってきて、例えば五〇%とかになると物すごく高くなると、そういうことでございます。

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